8日といえば、斎藤佑の母校であり、夏の甲子園で注目の1年生スラッガー清宮幸太郎(16)が所属する早稲田実業が夏の甲子園1回戦(8時開始)に登場する日。斎藤佑がナイターで先発すれば、この日はさしずめ“早実デー”となるため、スポーツメディアは大喜び、首位ソフトバンクに大差をつけられリーグ優勝が絶望的な日本ハムも、早実と“抱き合わせ”で大きく報じられる可能性があるのだ。
8日はローテーションの谷間とはいえ、ファンからは<日ハムは優勝を諦めた><意図がわからん><負けたら栗山が責任とれよ>などと、チームを非難する声も沸き起こっている。
斎藤佑といえば2006年、夏の甲子園決勝で田中将大(26=現ヤンキース)擁する駒大苫小牧と延長15回引き分け再試合となる投げ合いを繰り広げ、再試合ではその田中将を空振り三振に打ちとって早実を夏の大会初優勝へと導いた。マウンド上では青いハンカチで汗をぬぐうことから、「ハンカチ王子」と呼ばれた。
ところがプロ入り後は1軍と2軍を行ったり来たり。先発、中継ぎ、抑えと迷走を続けたため、今年春には将来を心配するファンから<キミは十分に闘った>と労いの声まであがっていた。
栗山監督(54)の粋な計らいなのか、単なる偶然か、このタイミングでの1軍先発を“客寄せパンダ”呼ばわりされる斎藤佑は、8日に勝っても負けても脚光を浴びるのは確実。好投を見せて揶揄するファンを見返し、1軍定着といきたいところだ。
(日刊ゲンダイ)
札幌ドームの観客が少ないから、客寄せの意味もあるのだろう。
けれど、斎藤祐樹の勝利を望むファンも多いだろう。
失点すれば、早めの交代だろうが、抑えてほしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿