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2015年8月7日金曜日

オバマ大統領の被爆地訪問に慎重姿勢 米報道官

 広島への原爆投下から70年となった6日、米ホワイトハウスのアーネスト報道官はオバマ大統領の被爆地訪問について、「将来の可能性については排除しない」としながらも、慎重な姿勢を示した。

 オバマ氏は来年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で訪日する予定。アーネスト氏は「特に過去の訪日の際に(被爆地)訪問の妥当性について公の議論があった。大統領が広島にも長崎にも行かなかったという事実は、最終的にどう判断したかを示している」とも述べた。

 一方、アーネスト氏は、多くの米政府関係者が被爆者の話を聞き、痛切な思いを感じてきたと紹介。原爆投下が戦争を終結させたとする米国での一般的な考え方以外に精査や議論をするべき論点があるとし、「核兵器のない世界の実現を目指すオバマ大統領や歴代大統領の考え方に影響を与えている」と語った。

 原爆投下があった8月6日と9日について「厳粛に思慮し、世界をより平和にする意志を新たにする日である」とも強調した。(ワシントン=杉山正)
(朝日新聞デジタル)

 オバマ大統領が、被爆地を訪問できない理由は、大統領として立場で原爆投下を謝罪できないことと、原爆廃絶を宣言できないためだろう。

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