ジュネーブにある日本の領事事務所によりますと、遺骨の身元が確認されたのは、昭和45年8月にスイスのアルプス山脈のマッターホルンを登山中、行方が分からなくなった千葉市の及川三千雄さん、当時22歳と、東京・墨田区の小林正幸さん、当時21歳の2人です。
スイスの警察によりますと、去年9月、マッターホルンの登山者が標高2800メートル付近で遺骨や遺品の靴を見つけ、警察に届け出ました。
警察で遺骨のDNA鑑定をし、日本の領事事務所を通じて及川さんと小林さんの家族に照会して2人のものと確認したということです。
標高2800メートルという高地で遺体が見つかったことについて、スイスの警察は、近年の温暖化で氷河がとけ出し、これまで氷の中にあったものが表面に出てきていると指摘し、去年も、同じように長期にわたって行方が分からなくなっていたイギリス人とチェコ人の遺骨が発見されたとしています。
(NHKニュース)
温暖化で氷河が溶けている。
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