日本ハムの大谷翔平投手(22)が11三振を奪ったものの、2被弾を含む6回を5安打3失点で敗戦投手となった。
165キロ右腕もやはり人の子だった。プロ4年目で初体験となった日本シリーズの舞台。大谷は2回、先頭を四球で歩かせると、1死一、三塁から重盗を決められ、先制を許した。4回には松山、エルドレッドにソロを被弾。6回まで毎回の11三振を奪ったものの、ピリッとしなかった。
「2点目を取られないようにもう少し粘って投げることができれば流れが変わったかもしれないし、球数を抑えて投げられれば良かった」
この日の最速は初回、初球の158キロ。先発だったとはいえ、160キロ台がなく本来のねじ伏せるような姿はなかった。球数も4与四球の113球と6イニングにしては多く、リズムをつくれなかった。
今季ここまでCSファイナルSも含め8勝0敗1Sと無敵を誇った「リアル二刀流」で臨んだ初戦。「8番・投手」で先発すると2回の第1打席で左中間フェンス直撃の二塁打を放ったが、その裏、先頭を歩かせ先制を許しただけに、その影響があったのかもしれない。
投手としては第6戦先発が濃厚。雪辱の機会を待つしかない。
▼日本ハム・レアード(3点を追う7回に先頭で中越えに1号ソロ)打ったのは直球。センター方向にしっかり自分のスイングができた。
(スポニチアネックス)
重盗のミスと中田の大ブレーキで負けてしまった。
広島の投手陣に抑えられて、日本ハムの敗退だろうか。
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