高木氏が代表を務める自民党東京都北区第八支部は、2013年8月19日、新宿歌舞伎町のライブバー「A」に20万円を支出。同年には、銀座のクラブ「R」に12万4000円(10月25日)、7万円(11月19日)を支出していた。いずれも名目は「政策懇談会」となっていた。
「ウチは女の子20人ほどが在籍している高級会員制クラブです。高木先生は月1回くらいは来てくれます。女の子からは『啓ちゃん』と呼ばれています。先生は『頭のいい娘をつけてくれ』と言っていますね。宇田川(聡史都議)先生を連れてくることも多いですが、政策の話をしているのは見たことがありません」(「R」の関係者)
高木氏はこう弁明する。
「政策の活動の続きでそういうところに行って、お話をすることはよくあることなので。(接待する女性は)銀座の方は、そういう子はいたんじゃないかな。適切に処理したいと思います」
過去には、安倍晋三首相、野田佳彦前首相の政党支部や政治団体が、クラブ、キャバクラ、スナックなどでの支出を、女性が接客する店で政治活動にあたらないとして、返金している。
週刊文春10月6日発売号では、都議会自民党の政治とカネを徹底調査し、政務活動費を巡る疑惑の領収書や、都議親族への家賃1600万還流問題などを報じている。
<週刊文春2016年10月13日号『スクープ速報』より>
誰が考えても税金の無駄遣いで、返金させなければダメでしょう。
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