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2016年10月19日水曜日

【侍ジャパン】1番・坂本&3番・大谷!小久保監督、世界一奪回オーダー・テストへ

 侍ジャパンの小久保裕紀監督(45)が18日、都内で会見を開き、来年3月に行われる第4回WBCに向けた強化試合(11月10、11日対メキシコ、12、13日対オランダ・東京D)のメンバー28選手を発表した。日本ハム・大谷翔平投手(22)を今回は野手として、DHや代打で起用する方針を明言。二刀流で起用するWBC本番へ向け、3番打者としてテストする可能性が浮上した。

 日本が世界に誇る二刀流モンスター・OHTANIが、打者として国際舞台デビューを果たす。メンバー28人の名前を読み上げた後、小久保監督はこう付け加えた。「なお、大谷翔平に関しては、この秋の強化試合に関してはDHまたは代打で使います」

 打順については「決めてません。その辺はこれから考えていきます」と話すにとどめたが、「投打ともに日本のトップクラスという認識。(打線の)ポイントになるのは1番、3番だと思う」と発言。坂本、山田、柳田らライバルも多いが、打者としての才能を一気に開花させた大谷が、侍ジャパンで3番を任される可能性は十分にある。

 大谷は今季、打率3割2分2厘、22本塁打、67打点をマーク。登板時も含めて打席に立った先発出場87試合のうち、52試合が「3番・DH」。“指定席”とも言えるなじみのあるポジションだ。指揮官にとっても、今回の強化試合で3番・大谷をテストしておけば、WBC本番での二刀流起用に向けて、戦術的なオプションが増えることは間違いない。

 また、大谷が3番に入った場合、1番には坂本が座ることが想定される。指揮官は「今の時点では何番ということは決めてない。4試合の中で、どれが一番機能するか試したい」としたが、坂本はシーズン中は3番に固定され打率3割4分4厘で首位打者を獲得したが、CS第1Sではリードオフマンとして強烈な存在感を発揮。その姿は、指揮官の脳裏にしっかりと焼き付いている。

 筒香と中田が争う4番、菊池と山田の二塁など、打順、ポジションともに不確定な要素を多く残しているが、全てはWBCを勝ち抜く最強のラインアップを模索するため。打者・大谷が世界一奪還のキーマンになる。(片岡 泰彦)
(スポーツ報知)

 大谷の起用法に注目だろう。

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