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2016年10月21日金曜日

平尾誠二さん死去 気さくな人柄、惜しむ声 神戸

 ラグビー日本代表で主将、監督を務めた、神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネジャーの平尾誠二さんが20日に死去した。気さくな人柄で親しまれ、地元で親交のあった人たちは、53歳という早すぎる死を惜しんだ。

 ラグビーファンが集うバー「サードロー」(神戸市中央区)を経営する金村泰憲さん(52)は、神鋼のライバルだったワールドの元選手。自宅療養していると聞いていたが、突然の訃報に絶句した。最後に来店したのは今年初め。「絶対に弱音を吐かない人やから、体には気いつけてと声を掛けたんやけど」と悼んだ。

 同市を拠点に、小中学生を対象としたラグビースクールを開く澤村春雄さん(80)は「練習場所に困っていたころ、神鋼のグラウンドを使わせていただいた。競技の裾野を広げようと尽力していただけに本当に残念」と声を落とした。

 神戸製鋼神戸本社(同市中央区)の近くにあり、平尾さんが現役時代に訪れた飲食店「富義」。石本栄造店長(77)は、阪神・淡路大震災直後、ラグビー部の選手らが水やガスボンベなどの支援物資を店に届けてくれたことが印象深いという。

 神戸本社近くで居酒屋を経営していた楠正美さん(72)は「スーツ姿が決まっており、仲間といつも紳士的で楽しそうに飲んでいた」と振り返る。「主人ががんで闘病中、サインボール持って励ましに来てくれて。いい思い出をたくさん残してくれました」と感謝の思いを語った。

 飲食店「キッチンロスタイム」(同市東灘区)の店主永見士朗さん(52)は、神鋼が7連覇を達成した頃からのファン。最近まで近くにラグビー部の寮があり、数年前には平尾さんが来店したことも。「オーラがあるのに気さくな方だった」と惜しんだ。
(神戸新聞)

 がんだろうか。

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