若いメンバーが中心だからこその言葉だ。2日間のオフを経て11月2日から、ベテランを除くメンバーは秋季練習を開始する。「どこかでゆるみが出る。そこだけは気をつけてほしい。シーズン開幕までに、ここでしか差がつかない。(お祝いムードに)自分が引っ張られるようではそこまでの選手」とクギを刺した。
来季二刀流5年目を迎える大谷とは、秋季練習期間に個別で面談するプランも明かした。「翔平が一番、心配は少ない選手だけど、トレーニングの一つ一つの方向性が大事になる年」。昨オフはレンジャーズ・ダルビッシュと合同自主トレを行い、肉体を強化。投手では3年連続2ケタ勝利となる10勝をマーク。打者でも22本塁打と圧倒的なパフォーマンスを残した。さらなるレベルアップに向けて、オフの過ごし方についてじっくりと話し合う。
第7戦までもつれていれば、黒田と大谷との投げ合いが実現していた。幻の対決については「俺が一番見たかったよね。そのマッチアップは」とファンの視点で少し残念そうに話した。
新千歳空港では約1000人のファンに出迎えられ、「すごかったね。北海道の人が盛り上がってくれることが一番。頑張ったかいがあった」とこの時ばかりは喜びに浸った。それでも「同じメンバーでも、来年は強くないかもしれない」と、すぐに表情を引き締めた。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)
第7戦が見たかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿