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2016年10月25日火曜日

タワマン、高層階ほど増税検討 節税に利用との指摘受け

 タワーマンションの所有者にかかる固定資産税について、政府・与党は「高層階ほど増税、低層階ほど減税」にする検討を始めた。フロアごとに資産価値は違うのに、どの階も床面積あたりでは同じ税額となる不公平感や、一部の富裕層が相続時の節税に使っている問題が指摘されていた。この対策として来年度の与党税制改正大綱に盛り込み、早ければ2018年度から実施する。

 おおむね20階建て以上の新築マンションは、階に応じて固定資産税を増減する方向で調整中だ。1棟の課税総額は変えない。年末までに具体的な対象や税額の計算方法を詰める。

 マンションの固定資産税は現在、まず1棟全体で価値を評価して税額を算出。フロアに関係なく、各部屋の床面積に応じて税額を割り振っている。
(朝日新聞デジタル)

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