広島は第1戦で重盗を決めて流れに乗った。セ・リーグ最多118個の盗塁を誇る広島らしい足を使った攻撃が、重圧のかかる初戦から威力を発揮した形だ。ただし、今後は警戒されるのは明らかだ。
第1戦では、1番田中、2番菊池が、2人あわせても1度しか出塁できなかった。シーズン中のように、2人の出塁から重圧をかける形に持ち込みたい。
大谷で初戦を落として劣勢となった日本ハムは、打線の奮起が必要だ。特に第1戦で4打数無安打、3三振の4番中田が目覚めることが不可欠になる。好調な7番レアードの前に走者をためる形も作りたいところだ。
登板翌日の大谷の起用法が難しく、スタメンから外せば打線の威力が落ちるのが悩ましい。栗山監督がどう策を練るのか、注目される。
(朝日新聞デジタル)
大谷スタメンで、何としても第2戦を勝ちたい。
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