JNNが独占入手した写真。30年前の日航機墜落事故について、群馬県警が生存者の客室乗務員・落合由美さん立ち会いのもと、同じ型の飛行機で実況見分をしている写真です。
写真に写る一人の捜査員。
「生存者で生き証人の落合さんから、いろいろな話を証言を聞きました」(元群馬県警 星野守さん)
元群馬県警の星野守さん(67)です。事故当時、機体の最後部に座っていた落合さんは、墜落前の異常事態を目撃していました。
「機体後部のカーテンが揺らいで、パンとかドンとか音がしたと。天井に穴が開いたと。後部の圧力隔壁から垂直尾翼に至る付近が損傷したんじゃないかと」(元群馬県警 星野守さん)
1985年8月12日、群馬県の御巣鷹の尾根に墜落した日本航空のジャンボ機。機内の気圧を一定にするための圧力隔壁が壊れたことが事故の原因とされました。
墜落したジャンボ機は、事故の7年前に「しりもち事故」を起こし、製造メーカーのボーイング社が圧力隔壁を修理していました。しかし、ボーイング社の修理は、マニュアル通りではない、不適切なものだったのです。
「マニュアルにのっとって修理をやっていれば、この事案は起きなかった。航空機の修理が終わった段階での検査をきちんとしていれば、修理ミスを見逃すことはなかったと」(元群馬県警 星野守さん)
星野さんらは修理の点検や検査する立場の日本航空や運輸省を捜査し、本丸のボーイング社の捜査に着手。しかし・・・
「相手はアメリカのボーイング社。大きな壁が立ちはだかっていた」(元群馬県警 星野守さん)
ボーイング社は修理ミスを認めたものの、個別の作業員の聴取を拒否。群馬県警は氏名不詳のまま修理担当者などを送検しましたが、地検は立証が不十分だとして不起訴としました。
「520人の方々の犠牲に報いることができなかった」(元群馬県警 星野守さん)
520人が眠る御巣鷹の尾根。今月12日には、遺族らが慰霊登山をして空の安全を祈ります。
(TBSニュース)
これだけ多くの人が亡くなっているのに、立証不十分で不起訴は情けない。
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