U―18(18歳以下)ワールドカップ(28日から10日間、甲子園ほか)に出場する高校日本代表が24日、近大1、2年との初の練習試合(近大付グラウンド)を行い、今秋ドラフト1位候補右腕の県岐阜商・高橋純平(3年)は、左太もも肉離れからの復帰登板で2回2失点だった。
久々の打者との対戦を堪能した。岐阜大会の準々決勝で救援した、7月21日以来の実戦マウンドとなった高橋純は、5回から2番手として登板。2イニングを投げ3安打2失点したが「日本代表として、戻ってこられてよかった。ずっと投げていなかったので楽しかった」と全37球を笑顔で振り返った。
7月上旬に左太ももを肉離れした影響で「痛みはないが7~8割」の状態。投球練習の際には左足をかばったのか、バランスを崩し左腕をつくシーンもあった。それでも、投げ始めると最速147キロをマーク。自己最速の152キロには及ばなかったが、1、2年生主体とはいえ、大学生から4三振を奪った。
試合後は「もう少し腕を振ってストライクが取れるようになれば。課題もたくさんあったので、大会までに埋めていきたい」と反省も口にしたが、阪神・熊野スカウトが「力があることは知っている。探りながらだったが十分な投球だった」と話した通り、ドラフト1位候補の評価は不変だった。(花住 宏一)
(スポーツ報知)
本調子でなくても、見事な投球は、やはり格が違う。
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