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2015年8月23日日曜日

「対馬丸」の悲劇、二度と 那覇、撃沈から71年 被害学童ら追悼

 太平洋戦争中に学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈され、多数の学童らが死亡した事件から二十二日で七十一年を迎え、那覇市の碑「小桜の塔」前で慰霊祭が開かれた。生存者や遺族ら数百人が出席し、犠牲者を追悼。平和の象徴とされるチョウのオオゴマダラを放った。

 四歳で事件に巻き込まれた「対馬丸記念会」の高良(たから)政勝理事長(75)は「対馬丸のような悲劇が二度と起こらぬよう、為政者の強い決意を求める。世界平和の実現を目指していきたい」と述べた。

 慰霊祭に合わせ、那覇市の対馬丸記念館は、二十二日現在で把握した犠牲者数を千四百八十四人と発表。継続している調査で重複などが判明し、昨年より一人減った。記念館には新たに十人の遺影が集まった。

 事件は一九四四年、沖縄から長崎に向かった対馬丸が鹿児島県・トカラ列島の悪石島(あくせきじま)沖で米潜水艦の魚雷攻撃を受け沈没。国民学校の学童や教員、一般疎開者ら千七百八十八人が乗っていた。
(東京新聞)

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