だが、対立が先鋭化するほど、対北政策で成果を残すことが困難になるというジレンマも抱えている。
「北朝鮮向けの拡声機宣伝放送はきょうも継続している」。韓国国防省関係者は23日、こう強調した。北朝鮮側が挑発を続ける中、朴政権が大幅に譲歩するような兆しは見えない。
朴氏の強硬姿勢の背景には、緊張を高めては大幅な譲歩を求める北朝鮮の「瀬戸際戦術」に対し、韓国の歴代政権が有効な手だてを打てなかったことへの国民の不満や批判がある。また、4日に起きた地雷事件では、翌日に韓国軍幹部が部下と会食して酒を飲んでいたことや、朴大統領が国防相らの対面での報告を受けず、公表当日の首席秘書官会議で地雷事件に触れなかったことが問題視された。20日の砲撃事件の際も、対抗射撃が1時間以上遅れたことが批判され、朴政権は強気の姿勢を維持せざるを得ない状況だ。
(読売新聞)
大統領の強硬姿勢でどうなるか。
強硬だけで、柔軟に対応する力量はないだろう。
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