仙台育英が東北に初めて優勝旗を持ち帰るのか。あるいは東海大相模が45年ぶり2度目の夏全国制覇を果たすのか。ともに強力打線を誇るだけに、先発投手の出来が勝負を分けることになりそうだ。
仙台育英は1回戦から登場し、5試合で36得点。打率は1割台と低迷しながら3本塁打を放っている3番・平沢を軸に4番・郡司ら勝負強い打者が並ぶ。対する東海大相模も5割以上の打者が3番、5番、6番に控え中軸が破壊力抜群だ。
一方投手陣は仙台育英はエース・佐藤世が5試合中4試合に先発し3完投しているが、東海大相模は左腕の小笠原、右腕の吉田がほぼ半分ずつ投げるダブルエース体制。決勝で先発が予想される小笠原は準決勝で球数を36球に留めている。
東海大相模は2回戦から登場し、試合が1試合少ないのもアドバンテージだ。疲労度で見れば東海大相模に分があるが、佐藤世は準決勝で早実打線を完封し好調。準決勝の勢いのまま東海大相模打線を抑えるかどうかもポイントになる。
(スポニチアネックス)
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