ドーピング疑惑が浮上しているフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシアオリンピック委員会=ROC)が、2年間の資格停止になる可能性が出てきた。
ワリエワを巡っては、禁止成分とされている血管拡張作用のあるトリメタジジンが検出されたと欧州各国のメディアが報じ、団体戦で獲得した金メダルのはく奪や15日にショートプログラム(SP)が行われる個人戦の出場停止の可能性が取りざたされている。
そうした中、ポーランドメディア「SPORT.PL」は「ワリエワに対して最大で2年間の資格停止のペナルティーがくだされる可能性がある」と報道。「彼女は2年間の失格に直面している。これは規定されている最大のペナルティーだ。(処分が)最小限の場合は資格停止期間のない叱責にとどまるが、このためにはワリエワの場合は禁止物質が(パフォーマンスに)作用していないことを証明する必要がある」と指摘した。トリメタジジンは服用することで血管拡張作用があり、持久力のアップなどに影響するためドーピングの禁止薬物に指定されている。病の治療などで必要だったとしても実際に摂取していた場合は競技と無関係との主張は不可能に近く、資格停止は免れないというわけだ。
ロシアメディアでは内部調査の結果〝お咎めなし〟になったとの報道が相次いでいるが、今回の報道は真っ向から対立する形。北京五輪で最も注目を集める女王候補のドーピング問題は予断を許さない状況だ。
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IOCは、きちんと説明すべきでしょう。
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