ページビューの合計

2015年8月19日水曜日

タイ爆弾テロ、卑劣極まりない犯行 4万人以上の日本人社会も不安


【西日本新聞 春秋欄】
 60年ほど前のこと。タイの首都バンコクの中心部に計画されたホテルの建設現場で事故が相次いだ。占星術師に占ってもらったところ、ヒンズー教の創造神ブラフマー(仏教では梵天(ぼんてん))のほこらを設けるように勧められた。
 その通りにすると、工事は順調に進んだことから、「願いをかなえてくれる神様」と評判になった。有名な「エラワン廟(びょう)」だ。今でも病気平癒や家内安全、商売繁盛、恋愛成就と、さまざまな祈願をする参拝者が引きも切らない。
 周辺は高級ホテルや日系百貨店などの商業施設が集まる繁華街。日本からの旅行客もよく訪れる場所だ。そのほこらの近くで爆発が起きた。買い物客など多くの人が死傷し、日本人の駐在員も巻き添えになった。
 タイ当局は爆弾テロとの見方を強めている。詳細は、はっきりしないが、あえて夏の旅行シーズンでにぎわう街を狙ったとすれば、卑劣極まりない犯行だ。安全な観光地として人気の高いタイのイメージも大きく損なわれた
 現地では、捜査やテロ再発防止のため、軍や警察が厳戒態勢を敷く。市内の公立学校は臨時休校になった。4万人以上が暮らしているという日本人社会も不安を募らせていよう。
 インド神話のブラフマーは、いかなる敵も倒す神器を持つとされる。タイでは悪霊をはらう神として敬われ、各地にほこらがある。何の罪もない市民を巻き込むテロという悪霊も退治してもらいたい。

=2015/08/19付 西日本新聞朝刊=

(西日本新聞社)

 日本人が、4万人以上も暮らしているのか。
 タイ当局に不満を持つ若者のテロなんだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿