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2015年8月19日水曜日

【高槻中1女子殺害】残忍な手口、深まる謎 「計画性薄い」との指摘も 


 何重にも顔に巻き付けられた粘着テープ、左前面に集中した切り傷…。残忍な手口の一方、中学1年 平田奈津美 (ひらた・なつみ) さん(13)の遺体は人目に付きやすい駐車場で見つかった。犯罪心理学の専門家は 「計画性が薄いのでは」と指摘する。 行方不明となっている同学年の男子生徒(12)と共にした足取りもはっきりせず、事件は謎に包まれたままだ。

 12日午後10時~10時半ごろ、大阪府寝屋川市のコンビニ。カップラーメンを食べるなどする2人の姿が目撃されていた。友人の女子生徒は、13日午前1時から無料通信アプリLINE(ライン)で平田さんと連絡を取り合った。「おやすみ」。最後のやりとりは同午前6時ごろ。それ以来、返事は来なかったという。

 別の友人の女子生徒は、11日夜から12日早朝にかけ、2人と一緒に京阪寝屋川市駅前のベンチで話をして過ごしたといい、「奈津(美さん)は、外で過ごすのが好きだった」と振り返る。

 「人が死んでいる」。13日午後11時半ごろ、大阪府高槻市の物流会社駐車場。平田さんはテープで後ろ手に縛られ、うつぶせの状態で見つかった。自宅から淀川を挟み約7キロの距離。近くの防犯カメラには、そのわずか約20分前、発見場所脇から不審な車2台が走り去る様子が写っていた。

 東洋大の 桐生正幸 (きりう・まさゆき) 教授(犯罪心理学)は「遺体を隠そうと思えば海や山、川に行くこともできたはずだ。突発的な犯行だったため、手っ取り早い所に急いだのだろう」と推察する。「粘着テープを何重にも巻いたのは、焦りがあったのと、不慣れだったからではないか」と分析した。

 平田さんの首には圧迫された痕があり、30カ所以上の切り傷は左半身に集中していた。精神病理学者の 野田正彰 (のだ・まさあき) ・関西学院大元教授は「生前の傷もあり、痛めつけること自体が目的だった可能性がある。執念深く極めて悪質だ」と言い切る。

 不審な車2台が事件に関わっていたとすれば、18歳以上の複数犯の可能性もある。2人との接点はどこにあったのか。

 ベテラン捜査員の一人は首をかしげる。「なぜ左前面、なぜぐるぐる巻きなのか。いろいろな事件を見てきたが、こんな事件は初めて。謎ばっかりや」
(共同通信)

 不審な車2台は、特定できないのか。

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