東海大相模が1970年以来、45年ぶり2度目の優勝を果たした。試合を決めたのは、先発完投したプロ注目のMAX152キロ左腕、9番・小笠原慎之介投手(3年)の一発。6-6の九回に放った右越え勝ち越しソロに、ベンチで門馬監督は抱きしめてエースを出迎えた。
小笠原の今夏初の一発でリズムをつかみ、東海大相模はその後も1死からの3連続長短打に犠飛も絡めて3点を加え、六回に一挙4点を奪って試合を決めた。
優勝をたぐり寄せた値千金の一発。ゲームセットの瞬間、マウンドで沈み込んでガッツポーズを作り、歓喜の輪を作った小笠原は、お立ち台で「とりあえず三振してもいいというスイングで、甘い球がきたら思いっきり振ろうと思った。ホームランになって良かったです。最高です」と振り返った。熱投161球。「苦しい夏でした。粘らないと勝てないので…。野手にも恵まれて最高の夏になりました」と、声を弾ませた。
エースの投打にわたる奮闘に、門馬監督も「(本塁打には)私も驚きました。粘り強く投げてくれた結果が執念のあの一打になった」とたたえ、ベンチで抱きしめたことを聞かれると「もう素直に…ずうっと抱きしめていたかったです。よく粘ってくれた」と話し、スタンドから笑いと大きな拍手を浴びた。
(デイリースポーツ)
すばらしい決勝でした。
どちらが勝ってもおかしくない展開だった。
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