仙台育英の佐々木監督は「あと一歩だった。振り返りたくないくらい悔しくてしょうがない」と惜敗に悔しさをあらわにした。
序盤4点を先行されながら、6回に同点に追いつき、後半はむしろ押し気味に進めながら9回に力尽きた。「圧倒的な負け試合をよく追い付いた」と選手を称え、「優勝まで両手も両足もかかった状態だった」とほぼ手中にしていた優勝を逃したことを何度も悔しがった。
試合終了直後の胸中は「悔しいのと申し訳ないのとよく頑張ったのと。全部が混ざった感情」。申し訳ないという感情は「宮城の人、東北の人へ優勝を絶対届けたかった」。東北勢が決勝戦に臨むのは春夏合わせて11度目。今回の挑戦も弾き返され、被災地に東北勢初の優勝旗を持ち帰るという夢は叶わなかった。
26年前にはエース・大越(現早鞆監督)を擁し決勝に進出したがこの時も準優勝。「大越(投手)のときは延長で、きょうは9回で負けている。まだ勝たせてくれないのかな」と嘆息した。
(スポニチアネックス)
100年で、東北の初優勝ならず、残念。
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