注目のスーパー1年生、早実・清宮幸太郎内野手(1年)は「4番・DH」で先発出場し、2打数1安打2四球で一回には中前適時打を放つなど選球眼のよさをみせた。「いままで経験したことのない大学生の球でいい経験をしました。(適時打は)詰まっていたのですが、抜けてホッとしました。なんとかしようと必死に打席に入りました」と振り返った。
高校代表は関東第一・オコエ瑠偉外野手(3年)が「1番・中堅」で出場、東海大相模・小笠原慎之介(3年)が先発した。7月のユニバーシアード大会で金メダルを獲得した大学代表は、最速155キロの速球が持ち味の創価大・田中正義が登板した。
大学代表は一回、犠飛と適時打で2点を先制した。
高校代表は一回、オコエは田中の最速153キロのストレートに3球三振。3番・平沢(仙台育英)の右前打を右翼が後逸して二死三塁。4番・清宮は初球153キロのストレートをファウル。1ボールの後の3球目、148キロのストレートを詰まりながらも中前に運ぶタイムリーを放った。
日本代表は三回、9番・舩曳(天理)が中前打、1番・オコエは1-2からスライダーを三遊間へ運び無死一、二塁。ここで大学代表は田中に代え沢田(立大)が登板。二死一、三塁となって4番・清宮。沢田はすべて140キロ台のストレートで真っ向勝負。しかし、清宮はしっかりボールを見極め8球投げさせて四球で歩く。二死満塁で5番・伊藤(中京大中京)は一ゴロに倒れた。
大学代表は五回、4番・吉田正が左翼席へソロホームランを放ち5-1とリードを広げる。
高校代表はその裏、3番手の150キロ左腕、浜口(神奈川大)に9番・舩曳が三振、1番・オコエは1ボールから2球目の144キロのストレートを打って二ゴロ。二死一塁から3番・平沢は空振り三振。
高校代表は六回、先頭はこの日3打席目の4番・清宮。大学代表のマウンドには右腕の井口(東農大北海道)。最速147キロのストレートにも清宮はボール球にはまったく手を出さずに四球を選び、3打席連続の出塁。
大学代表は七回、先頭の4番・吉田正がバックスクリーンへ特大の2打席連続ソロアーチを放ち6-1とする。
高校代表はその裏、一死後、1番・オコエは初球を三ゴロ、これを捕球できず記録はエラーで出塁。2番・篠原(敦賀気比)の初球に盗塁を試みるも捕手からの見事な送球にタッチアウト。
大学代表は八回、2本の適時打で3点を追加。
高校代表は八回、5番手の下手投げ右腕、高橋から3番・平沢が遊撃内野安打と悪送球で無死二塁として4打席目の4番・清宮。初球133キロのストレートをFファウル。2球目の134キロのストレートを打って二ゴロに倒れた。
(サンケイスポーツ)
田中から適時打はすごい。
チャンスに、確実に打てるのはすごい。
3番平沢も素晴らしい。ドラフト1位指名ありだろう。
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