「フリバンセリン(Flibanserin)」の名前でも知られるこの薬剤を製造したのは、ノースカロライナ(North Carolina)州の製薬会社スプラウト・ファーマシューティカルズ(Sprout Pharmaceuticals)で、性欲が減退した閉経前の女性のために開発された。
「薬剤認可により、性欲減退に悩んでいる女性たちに認可を受けた治療法の選択肢を提供できる」と、FDA医薬品評価研究センター(Center for Drug Evaluation and Research)のジャネット・ウッドコック(Janet Woodcock)氏は述べている。
FDAがAddyiを認可したのは、特に「後天性・広汎性の性的欲求低下障害(HSDD)」として知られる症状を改善するためだと、FDAは声明で述べている。HSDDは、それまで性欲があった女性が発症した場合、ストレスやパートナーとの関係に問題が生じる場合もある。
今回、認可された薬剤は、アルコールとの併用は厳禁で、許可を受けた薬局でしか入手できない。アルコールと一緒に服薬すると、失神や極度の低血圧など深刻な相互作用を起こす恐れがあるという。【翻訳編集】 AFPBB News
(時事通信)
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