◇ア・リーグ マリナーズ5ー12エンゼルス(2021年6月5日 アナハイム)
マリナーズ・菊池は無念の負傷降板となった。3点リードの5回。無死一塁からフレッチャーの打球がワンバウンドで右膝に当たった。しばらくグラウンドに倒れ込み、最後は両肩を抱えられてベンチ奥へ下がった。
試合後の取材を行わなかった菊池に代わりスコット・サービス監督は「調子はとても良かった。あの1球で全部が変わってしまったね」と説明。初回、大谷の左中間ソロなど2本のソロで失点も、最速97・3マイル(約156・6キロ)をマークするなど、4回までに8三振を奪っていた。
球団は右膝打撲と発表。指揮官は「骨にも痛みはあるが、折れているとは思わない。深刻なものでないことを祈る」とし磁気共鳴画像装置(MRI)検査などの精密検査を受け、今後の処遇を決めることになった。
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好投していたのに、負傷降板は、チームも本人も痛い。
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