国営新華社通信によると、事態を重く見た習近平国家主席は救難に全力を挙げるよう指示し、陣頭指揮のため李克強首相、馬凱副首相ら高官を現地に派遣することを決めた。
乗客の多くは上海、南京方面からの中高年を中心とした中国人団体客という。上海の日本総領事館によると、2日現在、日本人が乗船していたとの情報は入っていない。
事故の起きた水域は、長江のほぼ中流域にあたり、水深が約15メートルある。事故当時、付近は激しい雨が降るなど悪天候に見舞われており、船は北岸寄りで短時間のうちに転覆したもよう。
沈没した船は、重慶の船会社が運航する大型の内航客船。転覆直後に7人が自力で脱出し、岸に泳ぎ着いた。
救難作業には、河川管理当局の船舶や漁船など100隻以上のほか、ダイバーも投入して進められている。地元紙「湖北日報」がSNSで伝えたところでは、ダイバーが船体をハンマーでたたいたところ、内部から応答があり、生存者が船内に取り残されている可能性もある。
長江では今年1月、江蘇省靖江近くで試験航行中のタグボートが転覆する事故があり、日本人男性ら外国人8人を含む22人が死亡した事故があったばかりだ。
(産経新聞)
また、船長や乗組員が先に逃げたのか。
中国や韓国の観光旅行は避けるのが賢明なんだろう。
乗客は、裕福な定年退職者や高齢者が多かったようだ。
日本の交通機関・観光地などが安全なことをPRすべきだろう。
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