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2015年8月26日水曜日

守谷中学校 中学教諭ら児童買春 県警、容疑の2人逮捕

 当時中学3年生で県南地域の無職少女(15)を買春したとして、稲敷、土浦、つくば中央3署と県警生活環境課、少年課は25日までに、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで、つくばみらい市紫峰ケ丘4丁目、守谷市立守谷中教諭、海老原孝一(32)、千葉県茂原市清水、家庭教師派遣会社社員、名張真幸(33)両容疑者を逮捕、水戸地検土浦支部に送致した。

 逮捕容疑は海老原容疑者が昨年12月15日ごろ、名張容疑者が今年1月10日ごろ、それぞれ土浦市内のホテルで、同市内のデリバリーヘルス業者が雇う少女を買春した疑い。

 県警によると、両容疑者は性的な行為は認めたものの、容疑を一部否認。海老原容疑者は「年齢はよく覚えていない」、名張容疑者は「お金は渡していないし、渡す約束もしていない」などと供述している。海老原容疑者は1万5千円を支払い、名張容疑者の分は2万円を少女が立て替え、業者に支払ったという。県警は余罪があるとみて、両容疑者を追及する。

 名張容疑者は2013年8月から昨年12月まで、少女の家庭教師を務め、この間に少女と性的関係を持ったという。少女は同月中旬に家出、デリヘル業者で約1カ月働いている間に、名張容疑者が少女の行方を突き止め、買春行為に及んだとみられる。

 デリヘルは土浦市の風俗店経営、男性(25)=売春防止法違反罪などで7月に実刑判決=が経営。県警は、これまでに客の男ら3人を逮捕しており、関連の捜査で今回の両容疑者が浮上した。
(茨城新聞)

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