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2015年8月26日水曜日

早実・清宮、155キロ撃つ!創価大・田中との対戦「楽しみ」

 高校日本代表合宿(25日、大阪市内)野球のU-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯=28日開幕、甲子園など)に臨む高校日本代表は25日、関大との練習試合が台風接近で中止となり、大阪市内で練習を行った。26日の大学日本代表との壮行試合(甲子園、午後6時開始)に「5番・DH」で先発出場が予想される早実・清宮幸太郎内野手(1年)は、最速155キロ右腕の創価大・田中正義投手(3年)との対戦に胸をおどらせた。

 大学ナンバーワン投手と聞き、清宮の目が輝いた。26日の甲子園での壮行試合で対戦するのは、最速155キロを誇る大学日本代表のエース、創価大・田中だ。

 「すごいですね! 楽しみです。プロ相手に7連続三振ですよね。ニュースで見ました。とにかく速いですよね」

 先発が予想される田中は、6月29日の日本野球機構(NPB)選抜との試合で、大学日本代表の2番手として登板。4回を投げ、7連続三振を含む8奪三振で完全投球した剛腕だ。だが高校球界のスーパー1年生は、最速155キロの速球にあえて狙いを定めた。

 「150キロということになると、未知の世界ですけど、いずれはそういうピッチャーとやらないといけないので、しっかり楽しんでやりたい」

 台風接近で関大との練習試合は中止。両翼110メートルの球場でのフリー打撃では、67スイングで3本塁打を右翼席にほうり込んだ。調子は上々だ。

 「あそこの会場(甲子園)の雰囲気が好きなので」

 前日24日の近大との練習試合では、4打数無安打3三振だったが、打率・474、2本塁打、8打点をマークした甲子園となれば、自然と気合も入る。

 「期待してもらえばいいのかな」

 はにかみながらも、気持ちは高まる一方だ。甲子園の主役は譲らない。
(サンケイスポーツ)

 甲子園で、清宮と大学ナンバーワン投手との対決は楽しみ。

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