大学ナンバーワン投手と聞き、清宮の目が輝いた。26日の甲子園での壮行試合で対戦するのは、最速155キロを誇る大学日本代表のエース、創価大・田中だ。
「すごいですね! 楽しみです。プロ相手に7連続三振ですよね。ニュースで見ました。とにかく速いですよね」
先発が予想される田中は、6月29日の日本野球機構(NPB)選抜との試合で、大学日本代表の2番手として登板。4回を投げ、7連続三振を含む8奪三振で完全投球した剛腕だ。だが高校球界のスーパー1年生は、最速155キロの速球にあえて狙いを定めた。
「150キロということになると、未知の世界ですけど、いずれはそういうピッチャーとやらないといけないので、しっかり楽しんでやりたい」
台風接近で関大との練習試合は中止。両翼110メートルの球場でのフリー打撃では、67スイングで3本塁打を右翼席にほうり込んだ。調子は上々だ。
「あそこの会場(甲子園)の雰囲気が好きなので」
前日24日の近大との練習試合では、4打数無安打3三振だったが、打率・474、2本塁打、8打点をマークした甲子園となれば、自然と気合も入る。
「期待してもらえばいいのかな」
はにかみながらも、気持ちは高まる一方だ。甲子園の主役は譲らない。
(サンケイスポーツ)
甲子園で、清宮と大学ナンバーワン投手との対決は楽しみ。
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