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2015年10月4日日曜日

ヤクルトV年は景気悪化? 01年はITバブル崩壊

 「中日優勝の年か翌年、政変が起きる」など、プロ野球にはいくつかの「ジンクス」がある。2日、14年ぶりのリーグ優勝を果たしたヤクルトの場合、これまで「優勝した年は景気が悪いか、その後悪くなる」と、語り継がれてきた。

 初優勝した1978年(昭53)は、第2次オイルショックの直前。翌年から原油価格が高騰、国民生活に少なからず影響した。92、93年はバブル崩壊の直後。個人消費は低迷し、景気回復の見通しは立たないままだった。95年は、阪神・淡路大震災やオウム真理教による凶悪事件が発生、金融機関の破綻も起き、暗いムードが日本を覆った。

 97年は4月から消費税率が5%にアップし、個人消費が低迷。01年はいわゆる「ITバブル」崩壊の直後で、景気低迷が続いた。

 最近の日本経済も、好調とはいえない。中国経済の混乱を機に株価も低迷。日経平均株価の終値は8月下旬に2万円を割り込み、最近も1万7000円台を推移する。安倍晋三首相が先月24日、「新・アベノミクス3本の矢」を発表したが、株価上昇には結びついていない。こうなれば、ヤクルトがクライマックス&日本シリーズでも勝ち続け、大きな経済効果を生み出し、自らジンクスを破るしかない?
(日刊スポーツ)

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