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2015年10月30日金曜日

<宮崎暴走>男性、認知症の治療中 外出を家族気付かず

 宮崎市中心部で軽乗用車が歩道上を約700メートル暴走し、歩行者ら7人が死傷した事故で、宮崎県警は29日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で、車を運転していた鹿児島県日置市の男性(73)の自宅を家宅捜索した。県警は男性が認知症の治療を受け、今月26日まで入院していた他、てんかんの病歴もあったとの情報を得ており、事故原因との関連について慎重に調べている。

 捜査関係者によると、現場には目立ったブレーキ痕がなかった。男性は事故時、意識があったが「歩道と車道を間違えたのか」など警察官の質問には何に対しても「はい」としか答えなかった。男性は28日朝、同居の家族が気付かないうちに自宅を出ていたという。

 男性は事故後に外傷性くも膜下出血で宮崎市の病院に入院している。県警は男性が受診した医師らから治療状況など事情を聴く方針。

 男性の軽乗用車は28日午後、宮崎市のデパート前交差点からJR宮崎駅前まで暴走。6人がはねられ、同市の無職、藤本みどりさん(66)と会社員、高木喜久枝さん(50)の2人が死亡し、17~68歳の男女4人が重軽傷を負った。【尾形有菜、宮原健太】
(毎日新聞)

 認知症であれば、厳しく罰するのもかわいそうだ。

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