朴大統領がこうした形で日本メディアの取材に応じるのは、2013年2月の就任以来初めて。安倍晋三首相との初の二国間首脳会談を前に、慰安婦問題の停滞に不満を表明した。ただ、韓国側から具体的な提案はせず、解決策を日本に委ねる姿勢で、どういう対応なら柔軟な姿勢を示すかなども触れなかった。
朴氏は、「誤った歴史認識」が日韓関係を停滞させたと指摘し、今回の首脳会談を「両国が正しい歴史認識を基礎に、過去の歴史を克服し、新たな未来に向けて出発する転換点にすべきだ」と訴えた。
朴氏が重視してきた慰安婦問題について「今年中にこの問題が妥結することを心から望む」と強調。「日本政府が、被害者が受け入れ、我が国民が納得できる解決策をできるだけ早く示すことが重要だ」と述べた。首脳会談で「この機会に日本政府がそれに見合った癒やしと解決策を示すことを望む」と述べた。
(朝日新聞デジタル)
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