床に穴開け階下の部屋に侵入、女性にけがをさせた疑い

　マンションの下の階の部屋に住む知り合いの３９歳の女性に乱暴する目的で床に穴を開けて部屋に侵入して、女性にけがをさせた５１歳の会社員の男が逮捕されました。

　強制わいせつ傷害などの疑いで逮捕されたのは、茨城県つくば市の会社員・佐藤忠人（５１）容疑者です。佐藤容疑者は、２７日午前０時半頃、つくば市のマンションの３９歳の女性宅に侵入し、帰宅した女性にスタンガンを押しつけ性的暴行を加えようとして左手に軽いケガを負わせた疑いが持たれています。

　調べによりますと、佐藤容疑者は今月中旬に女性の部屋の真上の部屋に引っ越してきたばかりで、のこぎりなどを使い１週間から１０日程かけて床に穴をあけ、侵入したとみられるということです。女性が抵抗したため、佐藤容疑者は逃走しましたが、およそ５時間半後に現場から数百メートル離れたコンビニエンスストアで身柄を確保されました。

　警察によりますと、佐藤容疑者は女性が経営する飲食店の１０年来のなじみの客で、取り調べに対し、「私がやったことに間違い無い」「強姦する目的だった」などと容疑を認めているということです。警察は、佐藤容疑者がのこぎりなどを準備したうえで計画的に犯行に及んだとみて、詳しい経緯を調べています。

（TBSニュース）