東京の元プロボクサー、小番一騎被告(25)はことし8月、妻が勤務する東京・港区の法律事務所で同僚の男性弁護士を殴り、持っていた大型のはさみで下腹部を切断したとして傷害などの罪に問われています。
28日東京地方裁判所で開かれた初公判で、被告は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。一方、検察は、事件のいきさつを説明する冒頭陳述を行う予定でしたが、事前に書面を受け取った弁護側から「事件と関連が薄いはずの被告の妻と被害者のメールの内容が多すぎる」と抗議が出ました。
これについて、東京地方裁判所の安東章裁判官は「内容が詳細すぎるなど審理の冒頭で述べるには妥当ではない」という判断を示し、通常は初公判で行われる検察の説明が延期される異例の展開になりました。
検察の説明は来月26日に予定されている次回の公判で行われるということです。
(NHKニュース)
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