旭化成広報室は「横浜のマンションとは別の担当者が偽装したことになる」と語った。旭化成側は、横浜のマンションの現場責任者が関与した41件を中心に偽装の有無を調べているが、道内にこの41件はなく、過去10年間に施工した計3040件の杭工事の信頼性が揺らぐことになった。
国土交通省幹部は「個人の問題ではなく、会社として施工管理のいい加減さが明らかになった。今後、更なるデータ流用が明らかになる可能性がある」と話した。
道によると、杭工事のデータ流用があったのは、釧路市の道営住宅改善工事。住宅は鉄筋コンクリート製5階建てで、エレベーターを設置する工事だった。道の独自調査の中で、杭を打つ際に記録する書類に、明らかにデータを切り貼りしている部分が見つかった。28日に関係業者と確認した結果、杭31本のうち1本でデータ流用を確認したという。
(朝日新聞デジタル)
すべての物件の確認が必要だろう。
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