ソフトＢ先勝！武田、９回２死から２ラン浴びるも完投

◆２０１５日本シリーズ　▽第１戦　ソフトバンク４―２ヤクルト（２４日・ヤフオクドーム）

　「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０１５」が２４日、福岡ヤフオクドームで開幕。２年連続日本一を目指す、パ・リーグ覇者のソフトバンクが、４回に６連打を放つなど、先発全員の１５安打４点で第１戦に快勝した。先発全員安打は１２年第５戦の巨人以来１１度目。　チームの主砲・内川聖一外野手（３３）が、左第７、第８肋骨（ろっこつ）骨折のため欠場を発表した中、打線が爆発した。

　先発の武田は９回２死まで３安打無失点、与四球１、失策１と走者を５人出したのみの完璧な投球を見せていたが、２死一塁から畠山の左越え２ランを浴びた。

　序盤は０―０と、どちらも決定打が出ずに拮抗の展開。しかし、４回に松田が先制ソロを放つと、そこから鷹打線が５連打などで、３点を先制した。

　６回にも２死二塁から、明石の適時二塁打で１点を追加した。

　武田は１回に２安打を浴びるも、その後はツバメ打線を圧倒。９回２死まで完璧な投球を見せていたが、遊撃手・今宮の失策で川端を出塁させると、畠山に左越え２ランを許した。

　ソフトバンクの工藤監督、ヤクルトの真中監督による新人監督同士の顔合わせ。監督会議で予告先発は行わないことが合意された。

　日本シリーズは全試合がナイターで行われ、どちらかが４勝した時点で終了する。２７日に予定されている第３戦から神宮に移り、３１日の第６戦が行われる場合、再びヤフオクドームに戻る。ソフトバンクは７度目、ヤクルトは６度目の日本一を目指す。

（スポーツ報知）

　ソフトバンクが上だろうか。