負けない。ソフトバンクの先発バンデンハークがヤクルト打線を8回までわずか3安打に封じ込め、チームを連勝に導いた。自身は今年5月に加入後、レギュラーシーズン9勝0敗、CSファイナルS、日本シリーズでも白星を挙げ、無傷の11連勝とした。
つけ入る隙を与えなかった。初回、先頭・上田に左前打されたが盗塁死で難なく切り抜けると、2回には畠山、雄平、バレンティンを3者連続三振。4回に2死から山田に右前打を許し、盗塁で二進されても、続く畠山を空振り三振に仕留めた。6回に上田に打たれた左前打も2死からで、終始危なげない投球でリードを守り切った。
試合後に上がったお立ち台。「先にデホがホームランを打って先制してくれたので楽になった。きょうは高谷と呼吸がよく合って、いいリードをしてくれたので、いいピッチングができたと思う」と胸を張った。
8回を投げ終え109球。完封勝利も見えていたが、9回はサファテに託した。「日本シリーズという試合の中で、こういうチャンスはなかなかないので自分としては(9回も)行きたかったが、チームが勝つことが一番」とバンデンハーク。
公式戦無傷の11連勝については「これだけできているのは自分一人の力ではなく、チームメート、監督、コーチ、裏方さんの助けがあってのこと。こういう素晴らしいチームでプレーできていることに感謝している」と語り、この日もスタンドで観戦した“勝利の女神”のアナ夫人にも「いつもありがとう」とメッセージを送っていた。
(スポニチアネックス)
ソフトバンク4連勝で終わりそうな雰囲気。
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