バングラデシュでは9月下旬に首都ダッカでイタリア人男性が銃殺され、同関連組織が声明を出し、バングラデシュで初の襲撃とされたばかり。ダッカの事件で当局は、「イスラム国」の犯行かどうか確認できていないとしている。
警察などによると、男性は岩手県が本籍の星邦男さん(66)。3日午前、農業関連のプロジェクトのために滞在中だった北部ランプル近郊を移動中、バイクに乗った複数の男に胸を撃たれた。男らは覆面をしていたとの情報もある。
3日に流れた声明は「バングラデシュの分隊による作戦で、(欧米や日本など)十字軍の国民を狙った」としている。ロゴなどはほかの関連組織とよく似た形式が使われていた。ただ実際に犯行を起こしたのか、事件に乗じて声明を出したのかどうかは不明。
「イスラム国」はこのほど発行した機関誌で、米国が主導する中東での軍事作戦に加わる「連合国」の一員として日本を名指ししていた。
(日本経済新聞)
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