あっけない幕切れだった。3Rの終盤、村田はワンツーからの右ストレートでサンドバルをグラつかせる。続けざまに右フックをヒットさせると、サンドバルはバランスを崩してリングにヒザを着く。当初「スリップ」の判定だったが、実際は「拳に感触があった」(村田)としっかりヒット。フラついて立ち上がれず、そのまま10カウントでKO勝ちとなった。
「1年半ぶりの日本での試合でまた判定勝ちだったら、ボロクソ言われるだろうな、と緊張しました」と話した村田。早ければ来春にもWBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・ソンダース(27=英国)に挑戦する可能性がある状況に「次、やりたいです」。来年の抱負を「世界チャンピオンになりたいです」と堂々と言い切って、2016年を締めくくった。
村田諒太の話「最後は右を当てて、その後も前に出てきたのでもう一度右を当てた。ジャブしかもらってないのに顔が腫れているから、パンチのある相手だった。2回を終わった時に田中トレーナーから『距離が近い』と言われたので半歩引くようにしたのが良かった。プレッシャーはうまくかけられたし、右の強さは証明できたと思う。3年前(2013年8月)にここでプロデビューした時は、世界王者なんて砂漠の幻みたいなものだったけど、ステップ・バイ・ステップできて、世界ランク的にも、やっとそう言えるようになってきた」
(東スポWeb)
格下との対戦はつまらない。早くタイトル戦が見たい。
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