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2016年12月26日月曜日

【白球つれづれ】日本ハムからONがいなくなる日

ONの今後は?!
 日本ハムの場合は一般的な投手、打撃成績だけでなく勝利への貢献ポイントから有効打などを数値化したメジャー流のきめ細かな査定法を導入しているためマイナス部分のチェックも厳しい。

 加えて西川遥輝、中島卓也、谷元圭介らが新たに1億円プレーヤーの仲間入りを果たすなど全体の底上げが必要だった事情もある。しかし、過去のFA選手の例を引くまでもなくプロの評価とは金額で弾き出される。

 仮に来季、中田が本塁打と打点の二冠でも獲得したとき、筒香並みに2億円アップを要求したらどうなるか?金満球団なら年俸5億の複数年契約を用意してもおかしくない。

 絶対的なエースだったダルビッシュ有が海を渡り、来オフにも大谷のメジャー挑戦を容認。球団経営を圧迫しないよう過去にも大物を放出してきた日本ハム商法にあって中田を今後どう遇していくのか?「平成のON」の1年後の去就は今から目が離せない。
文=荒川和夫(あらかわ・かずお)
BASEBALL KING

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