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2016年12月25日日曜日

【日本ハム】栗山監督、ホレた!東大・宮台は「うちにピッタリ」

 日本ハムの栗山英樹監督(55)が24日、最速150キロを誇る東大の来秋ドラフト候補左腕・宮台康平(3年)に“熱烈ラブコール”を送った。23日にプロ志望を表明したサウスポーについて「宮台いいよね。うちにピッタリ。夢を与える」とクリスマスイブに熱き思いを口にした。

 日本ハムは99年ドラフト7位で遠藤良平投手(現GM補佐)を指名し、東大史上4人目のプロ入りを実現させた。11年には早大ソフトボール部の大嶋を指名し、12年にはメジャー挑戦を表明していた大谷を強行指名するなど、ドラフト戦略は独自路線を貫く。「(球団には)遠藤さんもいるし。縁があれば? いやいや、縁があるんだよ」と受け入れ態勢は万全と強調し、指名する可能性を示唆した。

 確かな実力も認めている。今春はリーグ戦初完封を飾るなど2勝をマークし、7月の日米大学選手権では東大生として33年ぶりに大学日本代表に選出された。指揮官も「いい時が4年生だったら、ドラフト1位の可能性は十分にある」と高評価を与えている。

 特別な思いもある。自身も国立の東京学芸大からテスト入団を経て、プロの道を切り開いた。リーグ戦の資金を捻出するために野球と並行してアルバイトをしていた経験もある。「俺らも含めて、国公立の選手って普通なんだよね。そこに夢があるのは素晴らしいこと」と大きな期待を寄せた。

 この日は「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場するファイターズジュニアを激励するため、札幌市内の屋内施設を訪れた。すでに早実・清宮の1位指名も示唆しているが、「野球がうまくなるのは文武両道とは言ったもので、重要な要素」と持論を展開。赤門エースも密着マークしていく。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 150キロと東大は魅力的だろう。

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