「かなり大きく(選手の)使い方を変えようと思っている。うちの投手、全員二刀流とかね。やらせたいのが、何人かいる。白村とか上原とか身体能力が高い投手」
その目は本気だ。今季22試合で防御率2・63をマークした白村は最速154キロを誇るが、打撃センスも非凡。慶応時代は09年のセンバツに5番・投手で出場。交流戦期間中は打撃練習では左打席から何度もスタンドインし、周囲を驚かせている。
昨年のドラフト1位左腕・上原は遠投120メートル、50メートル走5秒68と超人的な身体能力を誇る。明大の2年先輩で今季41試合で9盗塁の岡にも100メートル走で一度も負けたことがないという。
一方で、大学時代に二刀流で最速152キロの岡は「負担がかかる」と断念する。それでも指揮官は「やることで逆の気持ちが分かる。打つことと投げることは動きの肝が似ている」と白村、上原には飛躍のきっかけとなるとの意味も含んでいる。
この日、指揮官はテレビCMで有名な「モンキーポッド」を訪れて英気を養った。「何年かたつと、どのチームにも二刀流が出てくる。(試すのは)公式戦で、それが理想」。球界の常識を覆した二刀流。来季は大谷だけではないのかもしれない。
(スポニチアネックス)
まずは投手で結果が出せるか。
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