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2016年8月31日水曜日

中国が日本を一転「称賛」 「尖閣沖、漁船員を救助」で何が起きた

 2016年8月11日に沖縄県の尖閣諸島沖で起きた中国漁船の沈没をめぐり、中国外務省の対応が微妙に変化している。この日、中国外務省は2回声明を出し、1回目は、日中当局による「適切な対応を望む」という、どこか他人事のような内容だった。ところが、2回目は日本側の「協力と人道主義の精神を称賛する」という表現が加わった。

 8月に入ってから多数の中国公船が尖閣諸島周辺に集結していただけに、中国のネット上では「中国公船は何をしていたのか」といった声が続出。世論を背景に軌道修正を余儀なくされた可能性もありそうだ。

「中国公船は何をしていたのか」と中国ネット炎上

 第11管区海上保安本部(那覇市)の発表によると、8月11日の早朝5時32分頃、尖閣諸島周辺海域を領海警備中の巡視船が「国際VHF」と呼ばれる無線で遭難通信を受信し、巡視船と航空機が魚釣島北西約67キロメートル公海上の現場海域に向かった。

 遭難通信を発信したギリシャ船籍の貨物船「アナンゲル・カレッジ」(10万6722トン)によると、貨物船と中国漁船の「ミン晋漁05891」(ミンは門構えに虫)が衝突。漁船に乗っていた14人の乗組員のうち、海保が6人を救助した。現場海域で漁船は見当たらず、沈没したとみられている。残る8人の安否は不明。

 日本の外務省は11日午前、救助の事実とともに

「日本政府から中国政府に対し、東京及び北京の外交ルートで通報したところ、先方からは謝意が表明されました」

と発表している。
(J-CASTニュース)

 中国は、恩を仇で返すのだろうか。

韓国ロッテ副会長自殺 裏金・脱税疑惑…創業家捜査に影響も

【ソウル=藤本欣也】巨額の裏金や脱税疑惑で捜査を受けている韓国ロッテグループの李仁源(イインウォン)副会長(69)が26日、ソウル郊外で遺体で見つかった。近くの乗用車から遺書が見つかっており、街路樹で首をつって自殺したとみられる。李副会長は同日、ソウル中央地検に出頭し、横領・背任などの疑いで取り調べを受ける予定だった。

 報道によると、遺書には「ロッテグループに裏金はない」「重光昭夫(韓国名・辛東彬(シンドンビン))会長(61)はすぐれた人物だ」などと記されていたという。

 李副会長は昭夫氏の最側近で、グループ経営を指揮する政策本部長を務めていた。創業者一族の経営活動を補佐するとともに、約90社に及ぶ系列会社を総括管理する強大な権限を持っていたとされる。

 ロッテをめぐっては、創業者、重光武雄(同・辛格浩(ギョクホ))氏(93)の長男、重光宏之(同・辛東主(ドンジュ))氏(62)と次男、昭夫氏が経営権をめぐって争う中、韓国検察が6月10日、裏金疑惑をめぐり一斉に家宅捜索。「武雄氏の秘密金庫から現金30億ウォン(約2億7千万円)が見つかった」と報じられたほか、「武雄氏と昭夫氏が系列会社から毎年300億ウォン(約27億円)を受け取っていた」とする疑惑などの捜査が進められた。

 焦点は、創業家の指示で巨額の裏金が組織的に作られていたか否か-だった。

 7月26日には、業者から裏金を受け取った背任収財などの罪で、武雄氏の長女、辛英子(ヨンジャ)被告(73)を起訴。また、武雄氏が日本のロッテホールディングス(HD)の株式を英子被告らに譲渡した際、6千億ウォン(約540億円)ともいわれる贈与税を脱税した疑惑が新たに浮上している。

 しかし、創業家の指示で巨額の裏金が組織的に作られていたか-をめぐる捜査は難航。韓国紙、朝鮮日報によると、(1)「金庫で見つかった現金は配当金と給与」とする武雄氏側の主張を崩せない(2)ロッテは多国籍企業であるため捜査に限界がある-などから壁にぶつかっているという。

 こうしたことから、検察当局は「ロッテを最もよく知る最重要人物」として、李副会長らを取り調べた後、来月上旬にも武雄氏や昭夫氏らの事情聴取に踏み切る方針だったと報じられている。

 聯合ニュースによると、検察関係者は「捜査日程を再検討せざるをえない」と衝撃を受けているという。
(産経新聞)

 自殺で証拠不十分でうやむやだろうか。

EU、アップルへの追徴課税を指示 最大1兆4千億円

 欧州連合(EU)の行政を担う欧州委員会は30日、アイルランドの米アップルへの法人税の優遇措置が違法な補助金にあたるとして、アイルランド政府に対して追徴課税するように指示した。EUの試算によると、追加の徴税額は最大130億ユーロ(約1兆4820億円)に上るという。

 欧州委は、アイルランド政府とアップルが1991年と2007年に結んだ税に関する取り決めを問題視。この取り決めに基づく税の軽減が違法な補助金にあたると判断した。

 欧州委によると、アップルはアイルランドに設立した子会社が製造業者から製品を買い取り、欧州やインドなどで売った形にして海外での収益の多くを集めていた。この子会社が、アイルランド政府の課税対象にならない、実態のないペーパーカンパニーに収益の大半を移していたため、課税対象の所得が大幅に圧縮されていたという。

 この結果、アップルでは、この子会社にかかる実質法人税率が14年に0・005%にとどまるなど、アイルランドの法人税率(12・5%)を大きく下回っていた。欧州委はアップルの別のアイルランドの子会社でも、同様の仕組みで税金が軽減されたとみている。

 この税優遇の取り決めは15年に終了しており、現在は適用されていないという。欧州委は14年までの過去10年間に徴収されるはずだった法人税の総額のうち取り損じた分(最大130億ユーロ)を、違法な補助としてアイルランド政府が取り戻すように指示した。
(朝日新聞デジタル)

 法律が違法だから、税金を払え、はおもしろい。

5千万円脱税デリヘル 元経営者の裁判結審

 青森県弘前市でデリバリーヘルスを経営し5千万円を脱税したとして、所得税法違反の罪に問われた同市御幸町、元経営者の男性被告(43)の初公判が17日、青森地裁(鎌倉正和裁判長)で開かれた。被告は起訴内容を認め、「夜の商売、風俗だからいいやという変な流れが(自分の中に)あった」と供述した。
 起訴内容によると、領収証など経理書類を破棄して帳簿も作成せず、市民税、県民税申告書で所得が0円などと虚偽申告し、2012~14年に4987万7456円を免れたとされる。
 検察側によると、被告は捜査段階で「同業者はまともに納税していない、と知人から言われて軽く考えた」と供述したという。
 検察側は「所得を秘匿した上に申告も納税もせず悪質」とし、懲役1年、罰金1500万円を求刑。弁護側は犯行に組織性や専門性がなく、「悪質とまでは言えない」として執行猶予付きの判決を求めた。
(東奥日報社)

 脱税で懲役1年は、割に合わず、哀れ。
 普通ならば、執行猶予付きも、悪質・多額のため懲役だろう。

TPR<申告漏れ>子会社合併で租税回避 東京国税指摘追徴5億円

◇東証1部自動車部品大手「租税回避の意図はない」

 東証1部上場の自動車用エンジン部品製造大手「TPR」(東京都千代田区)が東京国税局の税務調査を受け、吸収合併した連結子会社から引き継いだ赤字を損金算入したことが租税回避に当たるとして、申告漏れを指摘されていたことが関係者への取材で分かった。追徴課税額は過少申告加算税と地方税を合わせて計約5億円とみられる。

 TPRは2014年3月期までの5年間について税務調査を受けた。TPRは納税を済ませた上、処分を不服として国税不服審判所に異議を申し立てたという。関係者によると、TPRは子会社だったアルミホイール製造の「テーピアルテック」(岡山県津山市)を10年3月に「アルミ商品事業の強化とグループ経営の効率化」を目的に吸収合併した後、テーピ社が抱えていた繰越欠損金約12億円を2年間にわたり損金に算入し、利益と相殺していた。

 一方で吸収合併直前の10年2月、欠損金を切り離す形で同じ名前の子会社を新たに設立した。その子会社の社名を「TPRアルテック」に変更し、本店所在地も、合併によって解散したテーピ社があった場所に移した。TPRアルテック社は社屋や設備などをTPRから借りて、テーピ社の事業を継続した。

 こうした一連の経緯について、東京国税局は「企業再編の実態を伴っておらず、納税額を不当に圧縮させるのが目的だった」などと判断したとみられる。

 企業再編の際は企業側が国税当局に税制上の問題が生じないかどうか事前照会するケースが多いが、TPRは照会していなかったとみられる。TPR側は取材に対し「租税回避の意図はない」としている。【松浦吉剛】
(毎日新聞)

 企業編成の実態がないことが問題だろう。

じわじわと相手エース攻略=マジック点灯も目前-プロ野球・ソフトバンク

 ソフトバンクがじわじわと、西武の岸を攻略した。

 工藤監督が特に褒めたのは三回。各打者が際どい球を徹底して見極め、3安打に押し出しを含む2四球を絡めて3点を奪った。この回だけで41球を投げさせた攻めを、監督は「投手からすれば早めに打ち取りたい。体力だけでなく、精神力も削ってくれた」と評価。これがボディーブローのような効果を発揮した。

 追い付かれた直後の七回に、球数が120近かった岸に襲いかかった。1死三塁から、まずは柳田が左前打。「どんな形でも1点欲しかった。集中して打てた」。2死後には長谷川が「失投を一発で仕留められた」と言う2ランでたたみ掛け、相手エースをマウンドから引きずり降ろした。

 日本ハムが敗れ、31日にも優勝マジック「22」が点灯する状況になったが、工藤監督は「それよりも、1試合1試合自分たちがしっかりやらないと」。一戦必勝の構えは崩さない。
(時事通信)

 他力本願だけど、西武ガンバレ。

日本ハム2―9楽天 日本ハム“レジェンドシリーズ”初戦黒星、2連敗 バース8失点KO

◇パ・リーグ 日本ハム2―9楽天(2016年8月30日 東京D)

 日本ハムが相手と同じ13安打を放ちながらも2―9で楽天に敗れ、2連敗。1974年前期に使用した初代ユニホームを着用しての「レジェンドシリーズ2016」初戦を白星で飾ることはできなかった。

 先発マウンドに上がったバースが初回、島内に先頭打者アーチとなる右越え本塁打を浴び先制を許すと、計4連打でこの回3失点。3回には近藤、中田と2本のソロ本塁打が飛び出して2―3と1点差に迫ったが、5回に再びバースが打ちこまれて降板すると、2番手・井口も島内に右越え2ランを浴びるなど勢いを止められず、結局この回だけで6点を失った。

 1点を追う4回の2死一、三塁で左翼フライに倒れた大谷は、7点を追う6回にも2死一、二塁で中堅ライナー。8回にも1死満塁で打席が回って来たが、三塁フライに終わって反撃ムードがしぼんだ。日本ハムは13安打を放ったが、ソロ本塁打2本による2点のみ。日本ハムの先発・バースは4回0/3で85球を投げ、8安打5四死球8失点の大乱調。今季8敗目(6勝)を喫した。
(スポニチアネックス)

 バースと井口が大誤算。
 

2016年8月30日火曜日

大谷翔平【日本ハム】張本氏、大谷と対決もワンバン投球「情けないな、元プロ野球選手なのに」

◆日本ハム―楽天(30日・東京ドーム)

 日本ハム、巨人などで活躍した張本勲氏(76)=野球評論家=が30日の日本ハム・楽天戦(東京ドーム)のファーストピッチセレモニーに登場した。打席には大谷翔平投手。投球はワンバウンドでキャッチャーミットへ収まった。「4、5回やったけど、1球もノーバウンドで届かない。情けないな。元プロ野球選手なのに」と苦笑いを浮かべた。

 大谷は今季20本塁打を放つなど打撃面で進化を見せている。以前から投手一本を勧めていたが、「誰が教えたか分からないけど、良くなったね。今でも投手でやってもらいたいんだけど。今の打ち方を見たら迷う。典型的な本塁打打者。ライナー性の打球ではないから。今年の打撃は本当にいい」と、“あっぱれ”を送った。
(スポーツ報知)

 二刀流に賛成だろうか。

大谷翔平 Vまで打者専念へ!鷹逆転へ「投手」より攻撃力優先を決断

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が、ソフトバンクとの優勝争いが決着するまで、好調な打者に専念することが濃厚であることが29日、分かった。体調不良の影響で延期されていたブルペンでの投球練習を30日に再開するが、同日からの楽天(東京ドーム)、オリックス(ほっともっと)6連戦は登板せず、DHでの出場を続ける。

 2012年以来4年ぶりのリーグ制覇は、まだ優勝経験がない大谷のバットにかかっている。最大11・5ゲーム差をはね返し、「マイナス0・5ゲーム差」でソフトバンクを追いつめた日本ハム。勝率1厘差の攻防が決着するまで、大谷は打者に専念することになりそうだ。

 夏休み中の6週間続いた6連戦も今週がラスト。30日からの楽天、オリックス6連戦も、DHで出場する見通しとなった。吉井投手コーチは「今週中の登板はなさそうだ。もうちょっと、準備した方がいい」と説明した。

 大谷は7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手中指のまめを潰した影響で、同24日のオリックス戦(同)での救援登板を最後に投手としての出場がない。

 この間、打者としては25日のロッテ戦(QVCマリン)までの27試合連続を含む29試合に出場して9本塁打、21打点と不動の3番に成長。シーズン通算でも打率・340、20本塁打、52打点で、8月の月間MVP(打者部門)の候補に挙がっている。

 打線に不可欠な存在となる一方、先発投手としての復帰の道は険しい。26日の西武戦(大宮公園)を体調不良で欠場した影響で、投手の調整がペースダウン。30日にブルペンでの投球を再開する予定だが、この6連戦での救援登板がなければ、先発予定も9月中旬以降にずれ込む。

 ソフトバンクとの直接対決は9月21日からのヤフオクドームでの2連戦しかなく、取りこぼしは許されない状況。救援での調整機会を設けることも、現実的に難しくなってきた。このため打者に専念させた方が優勝に近付くと、首脳陣は判断したとみられる。

 日本ハム投手陣は、1カ月半もエースの大谷を欠きながら、両リーグトップのチーム防御率2・93を誇る。31日には首痛のメンドーサが復帰。10勝で勝ち頭の有原、新人王候補の高梨に加え、抑えから先発転向した増井、D2位・加藤(新日鉄住金かずさマジック)、さらに2軍調整中の吉川…と、先発陣は豊富だ。

 大谷が先発登板した場合、その3連戦の残り2試合は投手調整に割かれ、DHでの出場はできない。登板機会が限定されるクライマックスシリーズ、日本シリーズなら、登板翌日のDH出場にも踏みきりやすい。

 現在8勝で、3年連続2桁勝利は難しくなったが、さらに大きな栄光が待つ。短期決戦でこそ、大谷の二刀流は生きる。まずはバットで、ペナントをたぐり寄せる。
(サンケイスポーツ)

 打者専念か、リアル二刀流で最終決戦か。

大谷翔平 投手・大谷 逆転Vプラン!ソフトBとの最終決戦で先発へ

 これが逆転Vへのシナリオだ。日本ハムの大谷翔平投手(22)が、9月21、22日のソフトバンクとのレギュラーシーズン最後の直接対決で先発するプランがあることが29日、分かった。先発登板は右手中指マメの影響で7月10日のロッテ戦を最後に遠ざかり後半戦では一度もない。今週の6連戦は打者に専念し、次週から中継ぎでの復帰登板を視野に入れる。ソフトバンクとは「マイナス0・5ゲーム差」の2位。二刀流エースが最終決戦に備える。

 勝負どころは「投手・大谷」で必ず勝つ。日本ハム首脳陣はその考えで一致している。栗山監督も「投手で何試合に投げて打者で何試合に出れば、チームが一番勝ちやすくなるかしか考えていない」と話しており、シーズン残り全試合の打者専念には否定的な見解を示している。首位・ソフトバンクとの残された直接対決は敵地・ヤフオクドームでの9月21、22日の2試合のみ。そのいずれかでエースを先発させるプランが練られている。

 大谷は前半戦最後の登板で右手中指のマメをつぶした影響で、先発では一度も投げていない。調整目的で7月24日のオリックス戦(札幌ドーム)で中継ぎ登板したものの、制球に不安を残し、投球フォームも崩した。それ以降、登板はない。打者での出場が続くが、マメは既に完治。ここ最近は2日に1度のペースでブルペン入りしており、吉井投手コーチは「投げられる状態にはある。あとは打者(出場)との兼ね合いになる」と話す。

 首位・ソフトバンクに貯金で上回るが、勝率で1厘下回る「マイナス0・5ゲーム差」の2位。優勝争いはシーズン終盤までもつれそうな状況だ。大谷は30日の楽天戦(東京ドーム)からの6連戦は全て打者で出場するが、次週以降に中継ぎ、先発と段階を踏んで、ソフトバンクとの最終決戦へ挑む構えだ。

 ソフトバンクと最大11・5もあったゲーム差を縮めた要因として「打者・大谷」の存在が大きかったことも確かだ。後半戦は打者で32試合に出場し、打率・350、10本塁打、25打点。8月は野手で月間MVP候補に挙がっており、投手で受賞した6月とともに史上初の投打同時受賞の可能性もある。ただ、常々、栗山監督が「ゼロに抑えれば負けない」と語るように、大谷には投手としての期待が大きい。日本新記録の163キロや、「1番・投手」で放ったプレーボール弾など数々の衝撃を残した2016年。ここ一番はマウンドから試合を支配した。

 26日の西武戦(大宮)は風邪による体調不良で緊急欠場したが、翌27日に病み上がりで代打本塁打を放った。28日に3日ぶりにスタメン復帰した大谷は「だいぶ良くなっている」と話した。この日は都内のチーム宿舎で静養し、30日の試合前にはブルペンに入る予定。二刀流のエースが最終決戦へ向け、着々と準備を進めている。
(スポニチアネックス)

 リアル二刀流でソフトバンクとの最終決戦を制することができるか。

【日本ハム】大谷、投手復帰が難航!時間がかかる

 日本ハムは大谷の投手復帰が依然として見えてこない。

 この日は休養日で都内宿舎で静養。30日の楽天戦(東京D)前にブルペン入りするが、打者では打率3割4分、20本塁打、52打点と好調。30日からの6連戦は打者として出場する予定だ。吉井投手コーチは「投球は出来る状態だけど、(体調不良で)ブルペン入りも休んでいた。今週に中継ぎ? それはないんじゃないかな。もうちょっと時間がかかる」と話した。
(スポーツ報知)

 チーム事情で、投手復帰は難しいだろう。

2016年8月29日月曜日

大谷翔平 スタメン復帰も重盗失敗…日本ハム奪首ならず 30日からの6連戦も野手出場へ

「西武4-3日本ハム」(28日、西武プリンスドーム)

 風邪が癒えた日本ハム・大谷翔平投手が3試合ぶりにスタメン復帰したが後味の悪い逆転負けとなった。昼間に敗れたソフトバンクにお付き合いし、首位獲りに失敗。栗山監督は「勝ちにいって勝てなかった。悔しいだけ」と唇をかんだ。

 良くも悪くも大谷が目立った一戦だった。四回は右前打を放ち田中賢の先制適時打につなげた。六回1死二塁は敬遠気味の四球で出塁し、中田の中前適時打で追加点。しかし、その後の走塁ミスで流れを手放した。

 2死一、三塁。一塁走者の田中賢が二盗を試みると、捕手炭谷が二塁へ投げるふり。ここで三塁走者の大谷が飛び出してしまい、三本間で挟殺された。追加点の目をつぶした直後、メヒアの逆転3ランが飛び出す悪循環だ。

 八回は、投球動作に入った後にタイムをかけたが認められず、見逃し三振。大谷は「待つのが長かった」と弁明したが、「俺が悪い」と栗山監督。30日からの6連戦も野手出場が有力な大谷。この日敗戦を切り替え奪首に再チャレンジする。
(デイリースポーツ)

 当たり前だけど、ミスをすると勝てない。
 投手復帰ではなく、打者・大谷の選択か。

台風10号 関東~北日本へ上陸のおそれ 暴風雨や高波に厳重警戒

 台風10号は、あす30日(火)には関東や北日本に接近し、上陸するおそれがある。台風が東北太平洋側へ上陸すると、統計開始以来初めてのこととなる。関東や北日本では、暴風や高波、低地の浸水、川の増水や氾濫、土砂災害、高潮に厳重な警戒が必要だ。

 台風10号は、29日午前3時現在、大型で非常に強い勢力のまま、八丈島の南の海上を北東に進んでいる。台風はあす30日(火)には進路を北北西へ変えて、暴風域を伴ったまま関東から北日本に接近、上陸する見込みだ。
(ウェザーマップ)

 甚大な被害の恐れがあるだろう。

<NHK>「障害者を感動話に」方程式批判

 NHKのEテレの情報バラエティー番組「バリバラ」で28日夜、「検証!『障害者×感動』の方程式」と題した生放送があった。「清く正しい障害者」が頑張る姿を感動の対象にすることを「感動ポルノ」と表現し、「感動は差別だ」との障害者の声を伝えた。同時間帯は日本テレビ系で障害者の姿を伝えるチャリティー番組「24時間テレビ」が放送中だった。

 番組では、自身も障害者で「感動ポルノ」の言葉で問題提起した豪州のジャーナリスト兼コメディアン、故ステラ・ヤングさんの「障害は体や病気よりも、私たちを特別視してモノ扱いする社会の方」との発言を紹介した。

 出演者は「笑いは地球を救う」と書かれたそろいのTシャツ姿。難病の大橋グレース愛喜恵さんを主人公にした模擬ドキュメンタリーも流した。生活の大変さや障害者になった衝撃、明るく前向きな姿を強調。本人の実感や意思を無視して「感動ポルノ」に仕立てられるさまを示した。大橋さんは今回の24時間テレビにも出演した。

 「障害者の感動的な番組をどう思うか?」と健常者と障害者100人ずつに聞いた調査では、「好き」は健常者が45人に対し、障害者は10人。健常者の好きの理由は「勇気がもらえる」「自分の幸せが改めて分かる」など、障害者は「取り上げてもらえるなら、感動話でも仕方ない」だった。英BBCが障害者を英雄や被害者として描くことが侮辱につながるとしたガイドラインを20年前に策定したことも紹介した。

 出演した脳性まひの玉木幸則さんは番組内で「(障害者と健常者が)同じ人間として怒ったり笑ったり、思いを重ねることがホンマの感動。一方的な感動の押しつけは差別だ」と話した。

 「バリバラ」は「バリアフリー・バラエティー」の略。2012年に始まり、障害者の性や結婚、高齢化などを当事者らが本音で語る場を提供してきた。「笑い」の要素も大きく、障害をネタにする当事者も出場する、お笑いコンテスト「SHOW-1グランプリ」も開催。今春からは障害者のほか性的マイノリティーなどに対象を広げ、生きづらさを抱える当事者の声を伝えている。【鈴木英生】
(毎日新聞)

 お涙頂戴のやらせみたいなものだろう。

西武4―3日本ハム 西武、逆転勝ち 助っ人コンビ躍動 メヒア逆転3ラン、ウルフ移籍後初勝利

◇パ・リーグ 西武4―3日本ハム(2016年8月28日 西武プリンス)

 西武が助っ人コンビの活躍で日本ハムを下し、6カード連続勝ち越しを決めた。

 打ってはメヒアが6回に逆転3ラン、8回にも貴重な追加点となるタイムリーを放ってチームの全4打点を叩き出し、投げては先発のウルフが6回6安打2失点で移籍後初登板を勝利で飾った。

 「最初の2死を取ってだいぶ落ち着けた。野手の人もしっかり守ってくれたので良かった」とウルフ。メヒアは本塁打王を争うライバルの目の前でレアード(西武)に並ぶリーグトップタイの30号アーチを含む3安打でチームの全4打点を叩き出し「レアードもいいバッター。争っていることも楽しみながら頑張りたい」と意気込んだ。
(スポニチアネックス)

 メヒアにやられてしまった。

大谷翔平 ノムさんが日ハム・大谷に“喝” 「あんなところでタイムを要求したらダメだ」

 28日、『S1』(TBS系)にVTR出演した野村克也氏が、同日に行われた西武-日本ハム戦に「3番・指名打者」で先発出場した日本ハムの大谷翔平の打撃を解説した。

 初回二死走者なしで迎えた第1打席、西武・ウルフが投じた初球を見送ると、野村氏は「ピッチャーが始動しているのにまばたきをする?集中していないっていうことだよ。しっかりボールを睨みつけると、まばたきなんかしない」と指摘。

 第1打席はセカンドゴロに倒れ、迎えた4回無死一塁の第2打席は、1ボールからの2球目のシュートをライト前に弾き返すヒットでチャンスを広げる。この打撃に野村氏は「さすが。好球必打。基本通りのバッティング」と評価した。

 6回の第3打席が敬遠、8回の第4打席は2ボール2ストライクと追い込まれた5球目、大谷はタイムを要求するも、その前に西武2番手・牧田和久が投球動作に入っていたため、タイムの要求が認められず見逃し三振に倒れた。これに野村氏は「これはバッターが悪い。あんなタイミングでタイムを要求したって無理だよ。ピッチャーが投げようとしているんだから。大谷が悪いよ。あんなところでタイムを要求しちゃダメだ。“喝”」と喝を入れた。

 また、打者・大谷の弱点ついて「俺がキャッチャーなら大きな変化球はいらない。真ん中周辺で落とす。ど真ん中と外角のちょうど間くらいに落とすと、みんな引っかける。つまりゴロゾーンですよ」と解説し、「こういう逸材はプロ野球の財産だから栗山監督に大きな責任はありますよ。安定した一流選手として育ててもらいたい」と話した。

BASEBALL KING

 

2016年8月28日日曜日

ソフトB・内川、デスパイネと激突し負傷退場…ここから大逆転許す

(パ・リーグ、ソフトバンク-ロッテ、22回戦、28日、ヤフオクD)ソフトバンクの内川聖一外野手(34)がロッテ戦の八回の守備で、ロッテのデスパイネと激突。そのまま、負傷交代した。

 一塁を守っていた内川は2点リードの八回の守りで、アクシデントに見舞われた。一死一、二塁でデスパイネが遊撃深くゴロを放つと、今宮が懸命な一塁送球。その送球が右翼方向にそれると、捕球しにいった内川と打者走者のデスパイネが激突。内川は腰からまともにグラウンドにたたきつけられた。その間に二走が生還し4-3と1点差に迫られた。

 内川はしばらく立ち上がれずトレーナーらが心配そうに駆け寄った。数分後、両腕を支えながら、ようやくベンチに退いた。代わって、明石が一塁の守備についた。

 ソフトバンクは、その後、森福が鈴木に適時打を許し、同点。さらに、5番手の五十嵐が井口に勝ち越し左犠飛を打ち上げられ、4-5と逆転された。さらに、田村にも2点三塁打を浴び、この回一挙5点を失った。
(サンケイスポーツ)

 内川、デスパイネと激突は不運。

ロッテが連敗ストップ!ソフトBを終盤逆転 ベテラン井口が決勝犠飛

◇パ・リーグ ロッテ7―5ソフトバンク(2016年8月28日 ヤフオクD)

 ロッテがソフトバンクに逆転勝ちし、連敗を5でストップ。2点ビハインドの8回に一挙5点を奪って試合をひっくり返した。

 ロッテは初回に角中の6号2ランで先制。しかし3回、先発のエース涌井がソフトバンク打線に3点を奪われて逆転を許した。

 2―4で迎えた8回、ソフトバンクの3番手・スアレスを攻めて1死一、二塁の好機。デスパイネの内野安打と今宮の悪送球で1点差とすると、続く鈴木が4番手・森福から右翼へ適時打を放ち同点に追いついた。

 なおも続くチャンスで代打・井口が打席へ。41歳のベテランは5番手・五十嵐からきっちりと左翼へ犠飛を打ち上げ、チームに勝ち越し点をもたらした。ロッテはこの後、田村の適時三塁打でさらに2点を追加。7―4とソフトバンクを突き放した。

 勝利の方程式が崩れたソフトバンクは、同一カード3連勝ならず。9回に柳田が4試合連続となる17号ソロを放ったが、反撃はここまで。8回の守備で内川がデスパイネと交錯して負傷交代するなど、後味の悪い逆転負けとなった。
(スポニチアネックス)

 やっと勝てた。

金田正一氏 大谷38本塁打に「私にもプライドが」

 歴代最多の400勝投手、金田正一氏(83)が28日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にゲスト出演した。

 番組内で二刀流の日本ハム大谷翔平投手が27日の西武戦で20号本塁打。プロ4年間での通算本塁打を38本とし、打撃も得意だった金田氏の通算本塁打(投手の歴代1位)に並んだことが取り上げられた。

 金田氏は「私にもプライドがありますから。はっきりと、ピッチャーで登板して打ったホームランと、DHで打ったホームランと区別して発表しなさいよ。中身が違う。そうしないと私にもプライドがありますから」と話した。

 金田氏は38本のうち登板時に36本、代打で2本を放っているという。大谷も今季、7月3日のソフトバンク戦に「1番投手」で先発出場。1回の第1打席で先頭打者本塁打を放った。これが4年目で登板時に放った初本塁打だった。

 金田氏は二刀流を続ける大谷について「ピッチャーですよ。大谷が20勝するくらいのね、途中でマメかなんかで休まんとね普通に投げとれば。試合の7割、いや9割、10割近くがピッチャーの力なんだから」と投手専念をすすめていた。
(日刊スポーツ)

 DHでセパの土俵が違うから、意味のない議論だろう。

【侍U18】作新学院・今井、大学ジャパンを2回0封5K斬り

◆高校日本代表壮行試合 大学日本代表5-0高校日本代表(27日、QVCマリンフィールド)

 第11回U―18(18歳以下)アジア選手権(30日から6日間、台湾・台中)に出場する高校日本代表で、今夏の甲子園優勝投手の作新学院・今井達也(3年)が、圧巻の日の丸デビューを飾った。大学日本代表との壮行試合で8回から救援し、4者連続を含む2回5奪三振で1安打無失点。初視察した巨人・堤GMが「BIG4じゃないですか」と絶賛するなど、今秋ドラフトの目玉候補に浮上した。

 しなやかな腕の振りから放たれた今井の快速球は、捕手のミットを突き上げた。聖地で計616球を投げ抜き、作新学院を54年ぶり2度目の夏制覇に導いてから中5日。「大学生には、打たれて当たり前。一番自信のある真っすぐで、挑戦して向かっていって、三振が取れてよかった」と涼しい顔で言ってのけた。

 5点ビハインドの8回から7番手でマウンドへ。「短いイニングを全球全力で投げようと思った。スピードにこだわりはないけど、持ち味」と初球から150キロを連発した。先頭打者をこの日、両チーム通じて最速の151キロ外角直球で見逃し三振。9回先頭の今秋ドラフト1位候補・京田陽太(日大)には145キロの速球を振らせ、4者連続を含む5三振を奪った。2イニングを内野安打1本で無失点。「打者が狙っていても手が出ない、空振りする真っすぐを投げたい」。侍の兄貴分をねじ伏せても、慢心はなかった。

 横浜・藤平尚真、履正社・寺島成輝、花咲徳栄・高橋昂也のBIG3のお株を奪った。巨人・堤GMは「もうBIG4じゃないですか。さすが優勝投手。仕上がっている大学生からあれだけ三振を取れるのは、すごい」と一目ぼれ。「(評価は)甲子園でどんどん上がっていった。1位候補のBIG3に近づいた? ウチの中ではそうなっていくと思う」とトップランクの認識を示した。広島・苑田スカウト統括部長は「藤平、寺島より上。高校NO1」と賛辞を惜しまなかった。

 今春の栃木県大会ではチームで2番手投手を育成するため、背番号18。夏の頂点に立ち、初めてのジャパンで正真正銘のエースナンバーを背負った。「18番をもらっているので、日本一の投手として支えになりたい。日本一に満足せず、自分が引っ張る選手じゃないといけない。アジア一を目指し、勝って兜(かぶと)の緒を締める。レベルの高い投手に負けないようにしたい」。今井の描く成長曲線は、まだまだ右肩上がりで伸び続ける。(山崎 智)

 ◆今井 達也(いまい・たつや)1998年5月9日、栃木・鹿沼市生まれ。18歳。小1から野球を始め、ポニーリーグの鹿沼レッドソックスで3年時に全国大会出場。作新学院では昨夏の栃木大会で背番号11も、甲子園ではベンチ外。今夏の甲子園では全5戦で150キロ超をマークし、4完投。計41回44奪三振、防御率1・10で優勝に導く。180センチ、72キロ。右投右打。
(スポーツ報知)

 高校NO1で今後の成長が楽しみ。

大谷翔平 日本ハム サプライズ代打20号「しっかり結果」

<西武4-7日本ハム>◇27日◇西武プリンスドーム

 風邪の症状によりスタメンを外れた日本ハム大谷翔平投手(22)が、サプライズな代打本塁打で節目の20号に到達した。1点リードの9回1死で代打で起用され、西武の左腕武隈からバックスクリーンへ豪快なソロを放った。続く中田も触発されて左翼席へ18号ソロと、最終盤の勝負どころで畳みかけた。

「(試合に)出られない分、しっかり1打席と言われていたので、そこでしっかり結果が出せるように思っていました」と決意が実った。
(日刊スポーツ)

 大谷をスタメン起用しないと危うい。

2016年8月27日土曜日

“躍動するルーキー” 来季への期待膨らむ平沢大河の覚醒

鮮烈な印象を残した昨夏の甲子園

 ロッテのドラ1ルーキー・平沢大河のエンジンがようやくかかってきた。

8月17日の楽天戦、第3打席で福山博之の甘く入ったフォークをきれいにセンター前へ。24打席目で待望のプロ初ヒットを記録した。

 高卒とはいえ、大きな期待を背負ってプロ入りした平沢。まだ昨夏の甲子園での活躍をはっきりと覚えているファンも多いはずだ。

 打率こそ.240に終わったものの、初戦の明豊戦でいきなりバックスクリーンに放り込むと、準々決勝の秋田商戦ではのちにロッテで同僚となる成田翔から先制ソロを放つなど、3本塁打をマークした。

 東海大相模との決勝で敗れはしたが、平沢自身は小笠原慎之介(現中日)から二塁打を含む2安打を記録。176センチ・76キロと決して大きくない体格ながら、鋭いスイングから強烈な打球を飛ばし、鮮烈な印象を残した。

 ドラフトでは、楽天との競合の末にロッテが交渉権を獲得。こうして平沢のプロ人生がはじまった。ロッテの二遊間には、新外国人・ナバーロと主将・鈴木大地がおり、高卒ルーキーがそうそう割って入れる状況ではなかったが、「平沢なら」と期待するファンも多かったこ

プロ初安打から吹っ切れたようにヒットを量産中!

 ところが、やはりプロの壁は厚かった。プロ初安打を記録した楽天戦以前の21打席では、実に12三振を記録。プロで花開くのはまだまだ先か……と、ファンも思いはじめたころに初安打が飛び出した。

 すると、その後は吹っ切れたようにヒットを量産している。初安打をマークした楽天戦から6試合連続で安打を放ち、8月20日の西武戦からは3試合連続で打点も記録。代打出場した8月25日の日本ハム戦で1打数無安打に終わり、自身7試合連続安打とはならなかったが、“スタメン6試合連続安打”は継続中だ。

 その間、8月19日の西武戦では、左腕の菊池雄星からあわや本塁打という右翼フェンス直撃三塁打を放ち、初長打も記録。プロのなかでは小柄だが、頭と体の軸が全くぶれない鋭いスイングはあらためて非凡さを感じさせるに十分なものだった。

 パ・リーグでは日本ハムとソフトバンクが熾烈な首位争いを演じている一方、ロッテは上位とも下位とも大きくゲーム差が開き、3位の“一人旅”状態。おまけに、直近3カードで1勝7敗と、ファンにとってはすっきりとしない日々が続いていたことだろう。

 そんな中で差し込んだ光明――。ロッテファンの溜飲を下げ、残りのシーズンやCSはもちろん、来季は開幕からエンジン全開で活躍してくれるのではないか。そんな期待も膨らんでくる。

文=清家茂樹(せいけ・しげき)

BASEBALL KING

 2,3年ファームで、身体を作らないとダメだろう。

関係者が歯ぎしり…早実・清宮がU18日本代表に漏れた真相

「清宮がいればなぁ」

 ある放送関係者がため息をついた。台湾で行われるU-18アジア選手権(8月30日~9月4日)に出場する高校日本代表が25日、練習試合で1、2年生主体の早大を5-4で下した。

 つい先日まで、甲子園を沸かせていた球児たちが躍動した。初回、4番の九鬼隆平捕手(熊本・秀岳館)が木製バットで3ランを放てば、投げては先発の左腕・寺島成輝投手(大阪・履正社)が3回を3安打2失点に。今年のドラフトで上位指名が確実な高校生たちの活躍で大学生相手に幸先の良いスタートを切ったものの、前出の関係者はU-18のメンバーに2年生の清宮幸太郎内野手(西東京・早実)がいれば、いま以上に盛り上がったと言うのだ。アマチュア野球担当者がこう言った。

「27日に行われる大学日本代表との壮行試合はフジ、30日からの本大会はTBSが中継する予定ですけど、ともに清宮の代表メンバー入りを期待していた。清宮が代表に名を連ねれば、視聴率はもちろん、スポンサーの食い付きだって変わってきますからね。わざわざ早実関係者を使って、清宮を代表メンバーにねじ込もうとしたところもあったくらいです」

■壮行試合のチケット

 清宮の「選考漏れ」にじだんだを踏んでいるのはテレビ局や代理店関係者に限らない。U-18を管轄する「侍ジャパン」、つまりNPBエンタープライズにとってもダメージだという。

「QVCマリンフィールドで行われる大学日本代表との壮行試合は有料です。チケットの売れ行きは好調で、3500円のネット裏の特別内野指定席をはじめ指定席はほとんど完売。残っているのは2階の内野自由席と外野自由席くらいですけど、清宮が出ればいま以上に売れたでしょうからね」(マスコミ関係者)

 清宮は昨夏、早実の中軸として甲子園4強入りに貢献。1年生ながらU-18の日本代表メンバーに選ばれ、大阪のW杯では4番も務めた。スポーツマスコミは連日、大々的に清宮を取り上げ、しばらくの間、「清宮フィーバー」が続いた。

 それが今年は代表から外れた。甲子園に出られなかった選手も選出されているから、早実が西東京大会の準々決勝で敗れたことは理由にならない。

 2年生の清宮は早実の新チームの主将に選ばれた。アジア選手権の大会期間中の9月3日には来春センバツの出場権をかけた秋季都大会の予選がスタートする。高野連が事情を考慮してあえて選考から外したとか、早実の和泉監督が新主将の代表入りに反対したともいわれる。

■「野手は走力があること」

 しかし、落選の理由は早実の事情だけか。

 今年のU-18の指揮を執る拓大紅陵(千葉)元監督の小枝守監督は選手の選考基準に関して、千葉大会のテレビ解説をしているころから「野手は走力があること」と話していた。水物の打撃より、計算の立つ守備や走塁を優先したいということだろう。

 まして今回、代表に選んだ外野手は2人だけだ。打力を備えた投手を、外野手としても使うつもりだから、選手のポジションは流動的。より、小回りのきく選手が必要になる。

 そこへいくと清宮の走力は並だし、守備は一塁しかできない。代表監督にとっては、使い勝手の悪い選手と言わざるを得ない。

 今年のアジア選手権は、来年のW杯に直結している。3位以内に入らなければ、出場権を得られない。今回は結果を残すことが義務付けられているのだ。

「要は清宮が、日本代表の戦力として何が何でも欠かせない選手ではないと判断された」とは前出のマスコミ関係者。今回はカネ儲けより何より勝利優先。だからこそ清宮は代表から漏れたというのだ。
(日刊ゲンダイDIGITAL)

 集客力があり、話題性がある清宮を入れるべきだろう。

日本ハムがBIG3徹底注目!U18にスカウト5人

 日本ハムが今秋のドラフトに向け、U18(18歳以下)アジア選手権(30日~、台湾・台中)に総勢5人を派遣することが26日、分かった。

 高校BIG3横浜(神奈川)藤平尚真投手(3年)担当の大渕スカウトディレクター(SD)や履正社(大阪)寺島成輝投手(同)担当の芝草スカウトらに加え、チーム統轄本部からは遠藤GM補佐らも同行、ドラフト上位指名有力候補と言われる高校生を見極める。創価大・田中正義(4年)ら即戦力候補も有力なのは変わらないが、伸びしろ抱負な世代を徹底分析する。
(日刊スポーツ)

 本命・田中が複数球団指名で外れた場合、誰を指名するのか。

大谷アクシデントで日本ハム陥落「-0・5差」2位

<西武7-1日本ハム>◇26日◇大宮

 日本ハムは一夜で首位から陥落した。西武戦(大宮公園)は「3番DH」で予定していた大谷翔平投手(22)が体調不良で急きょスタメンを外れ、先発した有原航平投手(24)は今季最短の4回6失点で降板という誤算続き。連勝は4でストップし、ソフトバンクがロッテに勝ったため、マイナス0・5ゲーム差の2位へと逆戻りした。

 日本ハムは、至難の快進撃を遂げて奪った首位を、一夜で明け渡した。試合前から重いアクシデントが直撃した。「3番・DH」で先発予定だった大谷が、出場を回避。風邪の症状のような体調不良が理由で、開始10分前に球場から姿を消した。2回までに3失策が絡んで6失点。高いモチベーションはあっても、反攻するにはダメージが大きすぎた。22歳の体調管理の不備が響いた完敗だった。

 栗山監督は「何か足りないって、ことだよね。何か足りない」と嘆いた。ソフトバンクとの最大11・5ゲーム差をひっくり返し、初めて追われる立場になった。栗山監督はミラクルVは、完結して意義があると訴えていた。「『歴史は勝者のもの』なんだ。織田信長だってそう。勝たないといけない」。残り28試合に思いを託して組んだラインアップを突如、組み替えた。大谷の代役で3番に近藤を据えて急場をしのぎにいったが、荷が重かった。

 存在の大きさに直面した。先制機の1回1死三塁で、代役3番の近藤。四球で出塁も二盗を試みて一・二塁間に挟まれる。この間に三塁走者の陽岱鋼が本塁を狙うもタッチアウト。一瞬でチャンスがついえた。唯一の反撃機、6回無死一、二塁でも近藤が遊飛。1点を返した直後だけに機運を下げた。穴を埋められなかった。3失策と堅守も乱れ完敗した。大谷の今日27日の出場は、当日の様子を見て決める。栗山監督は再度、奮い立たせた。「結果がすべて。頑張ります」。残り27試合のマッチレース。首位からの再スタートで、まずはつまずいたが、真剣勝負は続く。4年ぶりのミラクルVへ、もう1度、手綱を締める。

 ◆ゲーム差 上位との差を示す目安の数字。貯金(勝数と敗数の差)の差を2で割った数字。順位は勝率で決まるため、試合消化数や引き分け数の関係で、2位の貯金が首位より多くなる「マイナスゲーム差」が生じることがある。
(日刊スポーツ)

 先発・有原の不調。体調は大丈夫だろうか。
 打線は、菊池に抑えられ沈黙。
 頼りになる大谷もいない。

鵜久森淳志 日本ハム→ヤクルト 12年目で初満弾 昨季まで計6発なのに今季4発3本V弾

◇セ・リーグ ヤクルト5―3阪神(2016年8月26日 甲子園)

 かつての甲子園のスターが、12年の月日を経て再び聖地で輝いた。ヤクルト・鵜久森は0―0の3回1死満塁で岩崎の初球スライダーを振り抜き、左翼席へ先制の4号グランドスラム。4回も中前適時打と自己最多5打点の大暴れだ。

 プロ入り後、公式戦では初めて立った甲子園で自身初の満塁弾を記録し「ここには良い思い出も、悪い思い出もある。戦力外にもなったし、帰ってきて打ててうれしい」と感慨深げだった。

 日本ハムでは右の長距離砲として期待されながら、昨季までプロ11年間で通算6本塁打。昨オフに真中監督が獲得を要望したことでヤクルトに拾われ、「報恩謝得」の4文字を携帯の待ち受け画面に選んだ。「今の僕にぴったりだなと。感謝の気持ちを忘れずに恩に報いたい。監督を胴上げしたい」。今季は4本塁打中、3本が決勝弾だ。

 04年春のセンバツで創部3年目だった済美のスラッガーとして初出場初優勝。同年夏も準優勝と旋風を巻き起こした。春夏合わせて甲子園で5本塁打。14年9月2日に胆管がんで死去した恩師・上甲正典監督(享年67)は「本塁打には夢がある。だからフルスイングしろ」が口癖だった。日本ハムでは確実を求めて長打が鳴りを潜めた時期もあったが、苦節12年は遠回りではなかった。

 チームは3連勝で、CS圏内の3位・DeNAを2・5差で追走する。「僕は後がないし、やることは変わらない」。勝利の余韻に浸ることなく、気持ちはすでに切り替わっていた。 (平尾 類)

 ▼ヤクルト・山田(肋骨骨挫傷から復帰3戦目で初の猛打賞。4、6回に二盗成功で今季29盗塁)貪欲にいこうと決めていた。なるべく早く(30盗塁を)決めたい。

 ▼ヤクルト・杉村チーフ打撃コーチ 鵜久森は長打を期待していたけど、狙い通りに打ってくれた。チームが苦しい時に本当に助かる。鵜久森様々だね。

 ▽済美時代の鵜久森 04年のセンバツは初戦の土浦湖北戦で2ラン。ダルビッシュを擁する東北との準々決勝でも真壁から2ランを放つなど、4番打者として同校の創部3年目での初出場初優勝に貢献した。夏も甲子園で3本塁打をマークし、決勝まで順当に勝ち進んだが駒大苫小牧に10―13と打ち負け、春夏連覇はあと一歩のところで涙をのんだ。決勝戦では3点を追う9回2死一、三塁と一発出れば同点の場面で遊飛に倒れ、最後の打者となった。
(スポニチアネックス)

鵜久森淳志 ヤクルト プロ12年目で初の満塁弾!春V、夏準Vの甲子園で笑顔

◆阪神3―5ヤクルト(26日・甲子園)

 ヤクルト・鵜久森がプロ12年目で初の満塁弾を放った。3回1死満塁から初球を左翼席へ。自己最多に並ぶ決勝4号に「甘い球がきたら最初からいこうと思っていた」。

 昨オフに日本ハムを戦力外となり今季から加入した苦労人。済美高(愛媛)3年時には春夏の甲子園に連続出場。主砲として計5本塁打と打ちまくり春優勝、夏準優勝に導いたかつての“甲子園のスター”は「僕はもうあとがないけど、こうして(甲子園に)戻ってこられてうれしい」と笑顔。
(スポーツ報知)

 全5打点の活躍はすばらしい。

高畑淳子、休業視野 年内は予定通り活動も…

 女優・高畑淳子(61)が26日、長男で俳優の高畑裕太容疑者(22)が強姦(ごうかん)致傷罪で23日に逮捕された事件を受けて、都内で会見。高畑が年内は予定通りに活動し、その後は当面、休業する考えを持っていることがわかった。

 9月24日には主演舞台「雪まろげ」が東京・シアター1010で開幕する。

 高畑は会見で、製作の東宝にお伺いを立てたが慰留されたことを明かし、「この状態でお芝居をやるのは自信がないですが、舞台に立って今年いっぱい、地方の方にも舞台をお見せするのが私の贖罪(しょくざい)だと思っています」と、東京公演、12月4日まで続く全国ツアーを務め切ることを宣言した。

 来年以降に関しては明言しなかったが、所属事務所社長はデイリースポーツの取材に対し、来年以降も既に決まっている仕事があることを認めた。

 その一方で「本人はどこかで考えていると思います」と、高畑が休業を視野に入れていることを明かした。

 被害者の女性との接触について、高畑は「お会いしたかったのですが、お会いすることができませんでした」と、まだ実現していないことを明かした。

 高畑は「取り調べがあるのでと聞いています」と、現時点では連絡も取れていないことを示唆。その上で「おけがのことをうかがわなければいけないと思いますし。おけが以上に…申し訳ないということしか言葉が見つからないです」と、謝罪の言葉を紡いだ。

 裕太容疑者の量刑には、被害者との示談が成立するかどうかが大きく影響するとみられるが、示談の意思については「この場で申し上げることはできない」と明言しなかった。
(デイリースポーツ)

 成人の息子の事件で、親が責任を取る(休業)必要があるのだろうか。

大谷翔平 日本ハム 急きょ欠場で首位陥落 前日から風邪症状…復帰は状態次第

◇パ・リーグ 日本ハム1―7西武(2016年8月26日 大宮公園)

 発表されていたスタメンから突然、「大谷」の名前が消えた。試合開始10分前の午後5時50分。県営大宮球場の正面口は多数のカメラマンが陣取り、物々しい雰囲気に包まれた。日本ハム・大谷はユニホーム姿のまま、足早にタクシーに乗り込む。無数のフラッシュに包まれ、神妙な表情のまま無言だった。

 体調不良による突然の欠場。最大11・5ゲーム差をひっくり返し、今季初めて首位に立ったチームにとって、痛すぎるアクシデントだった。大谷を欠いた打線はわずか4安打1得点と西武投手陣を打ちあぐね、連勝は4でストップ。ソフトバンクが勝ち、1日で首位から陥落した栗山監督は「きのう(25日)から風邪っぽくて喉がおかしくて、どうしようかと思っていた。きょうも凄くしんどそうだった。練習でも(フルスイングで)打とうとしていなかった」と説明した。

 試合前は普段通りウオーミングアップで汗を流し、フリー打撃にも参加。練習後のメンバー交換では「3番・DH」に名を連ね、球場アナウンスでもスタメン出場が発表された。しかし、指揮官はギリギリまで悩み、直前で取りやめた。「最後まで(出場できるか)探ったけど、俺が判断した。翔平は何も(症状を)言ってきていない。45度の熱があってもいけることがある。それを止めるのが俺の仕事」。試合開始直前のメンバー表交換後、大谷の代役で近藤が出場することがアナウンスされると、球場は大きくどよめいた。立川市内の宿舎へ戻った大谷は、その後、近郊の病院へと向かった。

 ロッテに勝ったソフトバンクに勝率で1厘下回るため、再び「マイナス0・5ゲーム差」の2位。試合後の栗山監督は「結果が全てだから。何かが足りないから負けている。頑張るしかない」と大谷不在を言い訳にはしなかった。27日以降の起用について「状態次第」とした上で「状態が良くなれば考える。本人が一番、出たいと思う」と改めて期待を寄せた。残り27試合。逆転優勝へ、大谷の存在がチームの浮沈を左右する。 (柳原 直之)

 ▼日本ハム・福島芳宏チーフトレーナー 鼻(水)も出ていた。昨日(25日)からだるそうだった。(27日の出場は)明日(27日)の様子を見てから。

 ▼パ・リーグアグリーメント第30条4(2) 公式打順表(予定)に記載されている投手以外の野手が、負傷または病気のために出場不能となった場合、公式打順表を書き換えることができる。ただし、退く選手の打順を受け継がなければならない。公式打順表(予定)から外れた選手は、その試合には出場できず、出場試合数にも記録されない。(一部抜粋)

 ≪大谷過去の風邪≫

 ☆シーズン最終登板回避 遠征先の千葉から札幌ドームに移動した14年9月27日、オリックス戦(札幌ドーム)の試合前に喉の痛みを訴え(風邪による発熱)練習を欠席。翌日も札幌市内の合宿所で静養に努め、同29日の西武戦(同)を回避した。

 ☆初の開幕に向けた最終登板をスライド 風邪の症状を訴え、15年3月17日、広島とのオープン戦(札幌ドーム)を欠場。前日は球団主催のトークイベントに参加していたが、当日の朝に38度以上の高熱を出した。同27日の楽天との開幕戦(同)に向けての最終調整だった同20日の巨人戦(東京ドーム)の登板を回避し、翌21日の同戦でスライド登板した。
(スポニチアネックス)

 風邪ですか。

日本ハムが首位陥落 大谷は体調不良で欠場 西武・菊地が自身初の10勝目

「西武7-1日本ハム」(26日、大宮公園野球場)

 日本ハムが敗れ、首位陥落した。先発の有原が初回に中村に15号3ランを許すなど、4回7安打6失点と大乱調だった。

 西武は初回、秋山の適時二塁打と中村の15号3ランで4点を先制。5点リードの七回には中村がこの日2本目となる16号ソロを放った。中村は今季初の1試合2本塁打。

 西武先発・菊池は5回0/3を1失点で自身初の2桁となる10勝目を挙げた。

 日本ハム先発・有原は4回6失点で7敗目を喫した。

 また、「3番・DH」で先発が発表されていた大谷だが、試合前に体調不良を訴え、試合を欠場した。
(デイリースポーツ)

 一夜天下は想定内も、大谷の体調不良が気になる。

鵜久森淳志 12年目の満塁弾=プロ野球・ヤクルト

 ヤクルトの鵜久森が、12年目で初の満塁本塁打を放った。三回に初球の浮いた変化球を力みのないスイングで左翼席へ運び、「甘い球が来たら最初からいこうと思っていた」。打球の行方を見届けると、小さくガッツポーズをつくった。

 愛媛・済美高時代は甲子園で通算5本塁打を放ち、強打者としてならした。甲子園球場には特別な思いがあるようで、「1度戦力外になっているし、ここに戻ってきて、打てたことがうれしい」と実感を込めた。
(時事通信)

 鵜久森の全打点で勝ちか。
 日本ハムの戦力外は・・・

2016年8月26日金曜日

ホンダが今季最大のアップグレード。ベルギーに向け7トークン使用

 ホンダがベルギーGPに向けて開発トークンを使用したパワーユニットのアップデートを行った。残っていた10トークンのうち7トークンを投入したものとみられる。

 ホンダが今シーズン中にトークンを使ったアップグレードを行うのは今回で3回目。カナダGPに向けて2トークンを使用してターボチャージャーを、イギリスGPに向けて2トークンでICE(エンジン)をそれぞれ改善した。今回は主に燃焼効率の向上を狙い、ICEとターボ/コンプレッサーに7トークンを使ったとみられる。

 英AUTOSPORTの情報では、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンは共にベルギーでパワーユニットを構成する6つのコンポーネントすべてに関して新しいものを使用するという。ふたりは前戦終了時点で6つのエレメントすべてが4基目に入っており、今回新たなエレメントを投入すると、グリッド降格なしで交換できる最後の5基目となる。

 合計21戦の今年はドライバーひとりあたりパワーユニットを5基使用でき、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのいずれかが6基目以降に入った場合はグリッドペナルティが科される。 

 アロンソとバトンが新パワーユニットを金曜フリー走行で使用した後、今週末そのまま搭載し続けるかどうかが判断されるという説もある。

 英AUTOSPORTによると、今回のアップデートでラップタイムが劇的に向上することは見込めないものの、ドライバーが改善を感じるレベルであり、2017年の開発作業にも役立つという。

 またホンダの最新アップデートに合わせ、エクソンモービルは新しい燃料を持ち込むということだ。

 ホンダがシーズン中に使えるトークンは残り3となった。
[オートスポーツweb ]

 改善程度では、上位は難しいだろう。

斎藤佑樹、2軍DeNA戦で3回6安打3失点 1軍昇格へアピールできず

走者を背負ってからの踏ん張りきかずに失点、最近登板3試合は11回で13失点
 日本ハムの斎藤佑樹投手が25日、イースタン・リーグのDeNA戦(鎌ヶ谷スタジアム)で3回から2番手として登板した。3イニングを投げて56球、6安打3奪三振無四球3失点の内容で、1軍昇格へアピールできなかった。

 3回は、青柳、乙坂を2者連続で空振り三振に仕留めるなど3者凡退。上々の立ち上がりを見せ、4回は簡単に3球で2死を取ったが、白根にこの日最速143キロ直球を中前安打された。続く山下幸に右中間へ適時三塁打を運ばれ、1点先制された。

 5回は1死二塁から青柳に左中間適時二塁打を許すと、2死一、三塁から、今度は荒波に右前適時打を浴びた。この回4安打を集められて2失点。6回から新垣が救援して、斎藤は3イニングで降板した。

 11日の巨人戦(ジャイアンツ球場)で5回5安打5失点(自責3)。18日のロッテ戦(鎌ヶ谷)でも3回10安打5失点(自責4)と打ち込まれていた。イースタン・リーグでの防御率は4.66。ソフトバンクと優勝争いする1軍の戦力になりたいところだが、なかなか結果を出せていない。

 また、首痛で2軍調整中のメンドーサは初回、乙坂に三塁打を許したものの、後続を抑えて無失点。2回は3者凡退に仕留め、2回を1安打無失点だった。

【斎藤の投球内容】
▽3回 0安打0失点(15球)
柴田 三邪飛
青柳 空三振
乙坂 空三振

▽4回 2安打1失点(17球)
百瀬  中飛
荒波 三飛
白根 中安
山下幸 右中三(打点1)
松本 三飛

▽5回 4安打2失点(24球)
嶺井 右安
柴田 投犠打
青柳 左中二(打点1)
乙坂 空三振
百瀬 左安
荒波 右安(打点1)

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

日本ハム ついに首位 11.5差から!115戦目!増井プロ初完投

◇パ・リーグ 日本ハム4―1ロッテ(2016年8月25日 QVCマリン)

 ついに、ついに今季115試合目で初の首位に立った。日本ハムは25日のロッテ戦で4連勝。敗れたソフトバンクを抜き、マイナス0・5ゲーム差の珍事を脱して1・5差をつけた。増井浩俊投手(32)が1失点でプロ初の完投勝利。今季途中に先発転向し、打者に専念する大谷翔平投手(22)がいない後半戦のローテーションで光を放つ。最大11・5差からの逆転優勝へ、最短で27日にマジックナンバー「24」がつく。

 9回2死一塁。増井が清田を151キロ直球で二ゴロに抑えた。見慣れた光景だが景色が違った。「これは自分のゲーム。支配している感じがした」。ストッパーから転向4戦目で果たした5安打での初完投。5勝目は、チームを首位に立たせる大きな勝利になった。

 「ストライクゾーンで勝負する」。心に誓い、腕を振った。4回は無死一塁からデスパイネを150キロ直球で見逃し三振、清田は152キロの直球で二ゴロ併殺。7回2死から連打で1点を失ったが、なお二塁の場面ではプロ通算83セーブの礎である宝刀フォークで根元から空振り三振を奪った。抑えのときは「コーナーを狙いすぎていた」という。思い出した攻撃的なスタイル。最後の清田には152キロを含む150キロ台4球を投じた。隙のない110球だった。

 ストッパーとして不振が続いた前半戦。栗山監督から球宴明けから先発転向を通達された。6年ぶり。「どうしようと思った」と心は揺れたが、「今シーズンは先発でやり抜く」と切り替えた。毎年恒例の家族との初詣。今年の正月は「増井」が「上がる」ようにと東京都港区の増上寺を選んだ。その御利益はてきめんだ。その右腕でチームまで首位に押し上げた。

 増井の先発転向は大谷に打者専念という相乗効果をもたらした。右手マメをつぶした影響で先発復帰を見送る二刀流は、この試合こそ無安打に終わったが前日の同戦(同)まで10試合連続安打。日本人チームトップの19本塁打で首位浮上の原動力になった。前日は試合前にブルペン投球を行い、「今の状態でも十分(状態は)できている」と話したが、「先発陣が不足しているわけではないので打席に入っている」とバットに集中する。

 「勝利球はとりあえず自宅に飾ります」と増井。スタンドで見守る家族の前での躍動だった。大谷は「先発が苦しくなったらカバーしたい」と話したが、増井がいれば当分は打者に専念できる。

 6月19日時点での最大11・5ゲーム差から鷹を捉え、3度あったマイナス0・5ゲーム差をついに“逆転”した。栗山監督は「うちは勝ち切るだけ。もう行くしかない」。残りは28試合。4年ぶりの優勝へ向けて走るだけだ。 (君島 圭介)
(スポニチアネックス)

 ついに首位浮上。

最大逆転Vは14・5差…日本ハムの最短マジック点灯日は27日

◇パ・リーグ 日本ハム4―1ロッテ(QVCマリン)

 日本ハムが4連勝で今季初めて首位に立った。6月24日時点で首位ソフトバンクに11・5ゲーム差の3位。10ゲーム差以上離されていたチームが首位に立ったのは12年西武以来15度目。

 チームでは東映時代の61年の10ゲーム差に次いで55年ぶり2度目になる。

 過去、2桁ゲーム差をはね返して優勝したのは6度。最大の逆転劇は63年西鉄の14・5ゲーム差で11・5ゲーム差以上だと他に巨人が96年11・5ゲーム差、08年13ゲーム差とあるだけ。

 日本ハムは前回61年は2位。優勝すればパではリーグ2番目の大逆転Vになる。なお、日本ハムの最短マジック点灯日は27日。日本ハムが26、27日の西武戦に連勝し、ソフトバンクが同じくロッテ戦に連敗でM24が出る。
(スポニチアネックス)

 楽しくなってきた、最後までもつれるだろう。

2016年8月25日木曜日

今年はサバ…水産庁、中国などの乱獲防止へ規制強化を提案 北太平洋漁業委が開催

 北太平洋公海の漁業資源管理を議論する「北太平洋漁業委員会(NPFC)」の第2回会合が24日、東京都内で始まった。昨年の会合では中国や台湾の乱獲で問題になったサンマの漁獲量規制の強化が取り上げられたが、水産庁は今会合で同様の措置をサバにも拡大するよう提案した。これに対し、中国は反対したもようで、26日の最終日まで協議は難航しそうだ。

 会合には日本、カナダ、ロシア、中国、韓国、台湾が出席。水産庁は、サバのうちマサバについて、資源量を維持できる漁獲量を算定し、それに基づく新たな保存管理措置が取られるまでの間、漁船の急増を抑制するよう求めた。また、同委の事務局に登録していない漁船を監視する制度の強化なども提案した。

 水産庁によると、中国がNPFCに報告した公海でのサバの漁獲実績は一昨年の20隻から昨年は4倍の80隻に急増。三陸沖や北海道東沖など日本の排他的経済水域(EEZ)付近の公海でサバを大量に取る中国船が、今年は8月までに約130隻確認されている。

 水産庁の佐藤一雄長官は会合で、「(乱獲を続ければ)資源の回復傾向に悪影響が生じる」と訴えた。
(産経ニュース)

 中国の乱獲はおもしろい。

大谷翔平 日本ハム、パ70勝一番乗り!鷹と-0・5差ピタリッ

(パ・リーグ、ロッテ3-5日本ハム、19回戦、日本ハム10勝9敗、24日、QVC)日本ハムは24日、ロッテ19回戦(QVCマリン)に5-3で競り勝ち、3連勝。ソフトバンクが勝ったため首位奪取はならなかったが、リーグ70勝一番乗りを果たすと同時に、同日時点で全球団から勝ち越しの“1人勝ち”となった。

 「どっちに転んでもおかしなく試合だった。70勝? これが100勝だったらいいけどね」と栗山監督が笑みを浮かべる。そしてチームに勢いをつけたのはこの夜も「打者・大谷」だった。

 一回一死一塁から10試合連続安打となる右前打を放って一、三塁とチャンスを広げる。続く中田の三ゴロで二塁に猛スライディング。ナバーロの悪送球を誘い、先制点をもたらせば、三回には併殺崩れで出塁し、その後は今季55得点目のホームを踏む。堂々、チーム3位の数字だ。

 「連続安打に関しては内容がよくなかったので、特に思うことはありません。後ろにいい打者がいるので、自分は出塁するだけです」。日本ハムの勝利には、必ずどこかに大谷がいる。
(サンケイスポーツ)

 打者・大谷しかない。

鵜久森淳志 ヤクルト、鵜久森が先制3号3ラン、西浦5号ソロ! 2者連続弾

(セ・リーグ、ヤクルト-中日、23回戦、24日、神宮)ヤクルトは一回、鵜久森、西浦の2者連続本塁打で4点を先制した。

 ヤクルトは一回、二死一、二塁から鵜久森が、中日先発バルデスの136キロを完璧にとらえ、左翼席中段に突き刺す先制の3号3ラン。続く西浦も変化球を左翼席に5号ソロ。この回4点を奪った。

 鵜久森は「打ったのはストレート。初球から思い切って狙っていきました」と納得のコメント。西浦も「打ったのはスライダー。前で鵜久森さんが打ってくれて楽に打席に入る事が出来ました」と満足そうだった。
(サンケイスポーツ)

 鵜久森しぶいね。

日本ハム3連勝!杉谷V打&谷元3勝 ロッテ2連敗

<ロッテ3-5日本ハム>◇24日◇QVCマリン

 日本ハムは1回、敵失で1点先制。ロッテは2回、ナバーロの2点二塁打で逆転。日本ハムは3回、田中賢の二塁打で追い付いた。

 日本ハムは4回、近藤の犠飛で1点を勝ち越した。ロッテは5回、清田の適時二塁打で1点を返し、同点に追い付いた。

 日本ハムは8回、杉谷の右前打で2点を勝ち越して3連勝。3番手の谷元が3勝目。ロッテは継投がうまくいかず、2連敗。
(日刊スポーツ)

 先発・吉川がパッとしない。

2016年8月24日水曜日

高畑裕太容疑者 量刑は「懲役7年程度の実刑判決」か

 女優・高畑淳子(61)の長男で、俳優・高畑裕太容疑者(22)=東京都渋谷区=が23日、前橋市内のホテルで、40代の従業員女性に性的暴行を加え、けがをさせたなどとして強姦致傷容疑で群馬県警に逮捕された。県警広報への取材によると、高畑容疑者は犯行を認めている。

 高畑容疑者に対する量刑について、弁護士法人・響の徳原聖雨弁護士は、デイリースポーツの取材に対し「懲役7年程度の実刑判決になる」との見解を示した。

 徳原弁護士によると、高畑容疑者の罪状は、刑の範囲として死刑および無期懲役・禁固が定められている「強姦致傷罪」であるため、裁判員裁判で裁かれることになる。その上で「初犯であること、既遂であること、被害者の負傷程度が軽いことなどからすると、検察側の求刑は懲役10年前後、判決は懲役7年程度の実刑になると推測されます」と話した。被害者が負傷しておらず「強姦罪」であった場合は、懲役3年程度の量刑が予想されたという。

 計画的な犯行を否定していることに関しては「弁護人は情状の要件として主張するかもしれませんが、基本的に量刑にあまり影響は与えないと思います」と解説。「性犯罪に対しては裁判員の目も厳しくなる。当然、芸能界復帰は難しいでしょうし、お母さまの活動にも影響が及ぶのでは」とした。
(デイリースポーツ)

 7年塀の中は哀れ。

平沢大河 ロッテ 初マリン打!ラッキー相手交錯…初打点

<ロッテ1-4日本ハム>◇23日◇QVCマリン

 ロッテ平沢大河内野手(18)が適時二塁打を放った。

 0-4の2回2死一、二塁で、日本ハム・バースの高め真っすぐを振った。左翼前方へのフライとなったが、滑り込んで捕球を試みた左翼西川と、打球を追いかけた遊撃中島が交錯。両者とも捕球できず、記録は安打となった。

 平沢は本拠地初安打。「いいところ飛んでくれましたね。ラッキーです。ああいう形でしたけど、マリンで初ヒット、初打点をあげられて良かったです。負けている場面だったので、チャンスで回って来たら1本打ちたいと思っていました。1点でも返すことが出来て良かった」とコメントした。
(日刊スポーツ)

命懸けの抗議、共感広がる=民族弾圧訴えた五輪銀メダリスト―エチオピア

 リオデジャネイロ五輪の男子マラソンで、出身民族を弾圧する母国エチオピアの政府への抗議を表現したポーズを掲げながら2位でゴールしたフェイサ・リレサ選手(26)に対し、世界中で共感が広がっている。

 銀メダリストの英雄も、祖国に帰れば「殺されるか、投獄されるかもしれない」と恐れ、凱旋(がいせん)帰国もままならない。他国への亡命を検討するリレサ選手の支援を呼び掛けるインターネットのサイトには、23日正午(日本時間)時点で約7万7000ドル(約770万円)の資金が集まり、今も増え続けている。

 エチオピアでは昨年来、最大民族オロモ人が伝統的に支配するオロミア州で、政府が土地収用を発表したのを契機に抗議行動が激化。人権団体の推計では、平和的なデモにもかかわらず、これまでに市民500人以上が治安部隊に殺害されたとされる。自身もオロモ人のリレサ選手は21日のレース後、「エチオピア政府は私の民族を殺している。親族も投獄された。私はどこにいようと、抗議を支持している」などと訴えていた。

 リレサ選手がゴールで掲げたのは、頭上で両手を交差するバツ印。オロミア州などでの抗議の際にデモ隊が示すしぐさだという。この行動には「五輪での政治的、民族的な宣伝活動の禁止」を定めた五輪憲章50条に反すると批判もある一方、「声なき人々にとって誇り」「類いまれな勇敢な行為」とたたえる声も上がった。

 リレサ選手と家族を窮状から救おうと、共感した支援者がネットで不特定多数から資金を募る「クラウドファンディング」のサイトを開設。当初目指した1万ドル(約100万円)はわずか1時間で到達し、その後引き上げた目標額2万5000ドル(約250万円)も数時間で達成した。

 エチオピアの政府報道官は22日、「五輪で政治的な立場を示すのはあり得ないことだが、帰国すれば歓迎を受けるだろう」と述べ、リレサ選手に危害が加わることはないと強調した。ただ、エチオピア政府は、オロモ人のデモ鎮圧への批判は許さない。英BBC放送によれば、エチオピアの国営メディアはリレサ選手がゴールした際の写真は報じていないという。
(時事通信)

 民族間の争いか。

大谷翔平「いいところで1本出てる」3戦連続初回に打点

<ロッテ1-4日本ハム>◇23日◇QVCマリン

 日本ハム大谷翔平投手(22)の3戦連続となる初回打点で快勝し、首位ソフトバンクに「マイナス0・5」ゲーム、勝率1厘差に肉薄した。

 1回1死二塁の先制機、内角のスライダーを右腕一本で右前に運んだ。「いいところで1本出ているんじゃないかと思います」。

 バットで日々存在感を示す一方で、試合前にはブルペンで約50球を投げ、投手復帰へ向けても余念がない。「(投球は)ずっといい状態が続いている。あとはゲームで投げられればいいです」と、手応えを口にしていた。
(日刊スポーツ)

 打者・大谷に、終盤の競った試合で登板があるだろうか。

【日本ハム】連勝も勝率でソフトバンク下回り「-0・5」差2位

◆ロッテ1―4日本ハム(23日・QVCマリン)

 日本ハムが初回の4点のリードを守り抜き、連勝を飾った。首位・ソフトバンクが敗れたが、順位を決める勝率では1厘下回っているため、マイナス0・5ゲーム差の2位とした。

 初回に大谷の適時打、陽岱鋼の今季11号3ランで4点のリードを奪うと、先発・バースが6回1失点と好投。7回以降は石井、谷元、宮西が1イニングずつを無失点に抑える好救援で接戦を制した。それでも、3回以降無安打に抑えられた打線について、栗山監督は「3回以降打っていないんだから、ちゃんと起きて。明日からしっかりとやります」と気を引き締めた。
(スポーツ報知)

 初回の4点のみで勝ててよかった。

2016年8月23日火曜日

森友哉 西武 先発マスク増も 潮崎ヘッド「問題なくやれている」

 残り29試合で、西武・森が捕手で先発出場する機会が増える可能性が出てきた。

 7月末から主に高橋光とのコンビで4試合でスタメンマスクをかぶったが、潮崎ヘッド兼投手コーチは「問題なくやれている。他の投手と組ませることも考えている」と説明。今後は菊池や多和田の先発日に起用を広げることが検討されている。森も「他の投手が投げる試合でも(捕手で)使ってもらいたい」と希望を持っている。来季以降を見据え、捕手としての育成が本格化しそうだ。
(スポニチアネックス)

 4年後の東京五輪の野球が目標だろう。

 

【日本ハム】レアードが残留へ!

 今季で1年契約を満了する日本ハムのブランドン・レアード内野手(28)が来季も残留する意向を持っていることが22日、分かった。今オフでFAとなり、国内外で争奪戦も予想されたが、複数の球界関係者によれば、本人は1年目の結果が出ない時も我慢強く起用してくれたチームと栗山監督に恩義を感じているという。

 レアードは昨季全143試合に出場。日本の野球に慣れた後半戦から爆発し、チームトップ34本塁打、97打点を記録した。今季も全112試合に出場し打率2割6分5厘、リーグトップタイ29本塁打、同5位の72打点。三塁の守備にも安定感があり、0・5ゲーム差の首位ソフトバンク追撃へ攻守で欠かせない存在。

 また、本塁打を放った際に大好物のすしを握るポーズを見せる「すしパフォーマンス」も大人気。今年初出場した球宴では他球団の選手から「スシボーイ」と呼ばれるなど、親しみやすいキャラクターも魅力。球団側は今季2本のサヨナラ本塁打を放った勝負強さも評価している。

 チームは23日からロッテ戦(QVC)だ。台風9号の影響で欠航便が相次ぐ中、レアードは大谷らとともに札幌から空路で東京へ。激しい揺れを経て羽田空港に着陸すると、機内は拍手に包まれた。本格的な残留交渉はこれからとみられるが、3年目の来季も北の大地でプレーすることになりそうだ。

 ◆ブランドン・レアード(Brandon Laird)1987年9月11日、米カリフォルニア州生まれ、28歳。07年ドラフト27巡目でヤンキースに入団。メジャー通算53試合に出場し、打率1割9分7厘、6本塁打、16打点。15年から日本ハムでプレー、通算255試合に出場し、打率2割4分6厘、63本塁打、169打点。185センチ、99キロ。右投右打。年俸1億円。
(スポーツ報知)

【日本ハム】大谷、新起用法はDH解除し中継ぎ!最後まで野手専念

 日本ハム・大谷の新たな起用法が浮上した。

 栗山監督は、試合途中にDH制を解除しての中継ぎ登板や、シーズン終了まで野手に専念するプランも温めているといい「全ての可能性がある。トータルで勝ちやすい形でいく」と話した。投手としては、7月10日ロッテ戦(札幌D)で右手中指マメをつぶし、中継ぎ登板した同24日オリックス戦(札幌D)以降、登板なし。打率3割4分8厘、19本塁打、50打点と打撃は好調だ。投手復帰を優先して決めることもできず、最善策を模索している。
(スポーツ報知)

 優勝のためには、打者専念も、投手復帰も模索だろう。

大谷翔平 日本ハム DH先発から中継ぎ登板プラン浮上

 マンガのようなストーリーは、まだあった。日本ハム大谷翔平投手(22)に、前代未聞の超スクランブル登板プランが浮上した。

 野手として24試合連続出場中だが、投手復帰に向けても調整中だ。首脳陣は先発復帰前に救援を挟みたい意向だが、その場合は打者としての出場機会を制限しなければならない。栗山監督は「あらゆる可能性を検討している。最初打席に入れてから登板させるとか、いろんな幅がある」と、プランの1つとしてDH先発からマウンドに上る“ウルトラC”も候補だと明かした。
(日刊スポーツ)

 DHでの調整登板の中継はおもしろい。

2016年8月22日月曜日

ロッテ平沢 初マルチ 5回7点猛攻けん引「自信になる」

◇パ・リーグ ロッテ8―7西武(2016年8月21日 西武プリンス)

 プロ球界の将来を担うであろう10代の2人。18歳のロッテ・平沢が、19歳の高橋光から快打を放った。4回1死一塁で直球を右前打。

 「前に1度対戦しているけど、真っすぐも速いし変化球もいい。打てたのは自信になる」。プロ初安打した17日楽天戦(コボスタ宮城)から5試合連続安打。5回無死満塁では、左腕・小石から2試合連続適時打となる右前打だ。「タイミングを早く取るよう意識している」と、打撃フォームの微調整が結果につながっている。

 高橋光が13年夏の優勝投手なら、自身は昨夏の甲子園で準V。東海大相模に敗れた8月20日の決勝では、小笠原(現中日)から意地の2安打を放った。あれから1年。プロ初のマルチ安打で成長ぶりを見せつけた。

 疲労のたまる夏場。平沢は通常より10グラムほど軽い、約890グラムの西武・森と同タイプのバットを練習で使う。「疲れも出てきて、振れなくなってきたので」。軽さを利用して、思い切り振る感覚を忘れないように。4、5打席目は連続三振。「まだ対応できていない部分もたくさんある」と、貪欲に上を目指す。5回に平沢も加わって7点奪取の猛攻。チームの連敗は4でストップした。 (鈴木 勝巳)

 ▼ロッテ・涌井(7回9安打4失点。2年連続7度目となる2桁10勝目)特にそこに思いはないけど、これから負けられない戦いが続くし、1つでも勝利を積み重ねられれば。

 ▼ロッテ・デスパイネ(5回の決勝20号2ランなど3打点。計83打点はリーグトップタイ)初の20本という数字はうれしい。(打点トップも)一番大事なのは勝利。勝利に貢献したい。
(スポニチアネックス)

 結果を出せていることがすばらしい。

MotoGP第11戦チェコGP決勝:クロッチロウが最高峰クラス参戦6年目で初優勝を飾る

 MotoGP第11戦チェコGP、MotoGPクラスは、チェコのブルノサーキットで決勝レースを行ない、カル・クロッチロウ(ホンダ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温17度、路面温度18度のウエットコンディションで争われたが、スタート時点で雨は上がっており、タイヤチョイスの難しいレースとなった。

 スタートで飛び出したのはマルク・マルケス(ホンダ)。しかし、2周目にアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)がトップに立ち、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)もマルケスを交わしてドゥカティがワンツー体制を築く。3周目にはスコット・レディング(ドゥカティ)が3番手に浮上し、3台のドゥカティが後続にリードを取りながら、序盤戦をリードする。

 ところが、中盤の10周目にドビジオーゾがスローダウン、マシンのトラブルにより、ドビジオーゾは優勝争いから脱落、ピットに戻ってマシンを乗り換える。ドビジオーゾは脱落したものの、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が3番手につけ、中盤までドゥカティがトップ3を独占した。

 イアンノーネは15周目までレースをリードするが、フロントタイヤの消耗により中盤以降はペースが落ち、その間に追い上げて来たクロッチロウの猛追を受ける。16周目の12コーナーでクロッチロウがイアンノーネを捕らえてトップに浮上。クロッチロウは約2秒速いペースでラップし、リードを広げ単独トップに立つ。

 イアンノーネはさらに追い上げてきたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、マルケスにも交わされてポジションダウン。その時点でクロッチロウは2番手以下に約5秒のリードを取っており、そのままクロッチロウがトップを守ってチェッカーを受け、MotoGPクラス初優勝を達成した。最高峰クラスにおけるイギリス人ライダーの優勝は1981年のバリー・シーン以来、約35年ぶりとなった。

 ロッシが2位、マルケスが3位に入賞。二人共、レース序盤中団に埋もれながら、結果的に正しかったタイヤチョイスにより、終盤での追い上げに成功した。

4位にロリス・バズ(ドゥカティ)が入賞、バズはMotoGPベストリザルトを獲得。バルベラが5位、ユージン・ラバティ(ドゥカティ)が6位、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が7位とドゥカティのインディペンデントチーム勢が上位に食い込んだ。

 タイヤを消耗しきったイアンノーネは8位でゴールするのがやっと。9位にマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が続き、ティト・ラバット(ホンダ)がMotoGPクラスベストとなる10位に入賞した。
 ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が11位、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が12位、ポル・エスパルガロ(ヤマハ)が13位、ステファン・ブラドル(アプリリア)は14位に入賞。中盤まで表彰台を争ったレディングもタイヤの消耗により15位入賞がやっとだった。

 アルバロ・バウティスタ(アプリリア)は一度マシンを乗り換え、16位でゴール。ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)はレース序盤から後方に埋もれ、14周を終えて一度マシンを乗り換えたが、すぐに再度ピットインして元のマシンに戻したことあり、1周遅れの17位でチェッカーとなった。

 ブラドリー・スミス(ヤマハ)は一度マシンを乗り換えた後にピットに戻ってリタイア、アレイシ・エスパルガロ(スズキ)序盤セカンドグループを走っていたが、15周目にマシントラブルでストップ、リタイアとなった。

 チャンピオン争いではマルケスがランキングトップをキープ、ロッシがランキング2位に浮上し、ロレンソはロッシから6ポイント差のランキング3位に後退した。
[オートスポーツweb ]

 最近雨が多い。

日本ハム連敗ストップ!左腕・加藤が好投 ソフトBのマジック点灯阻止

◇パ・リーグ 日本ハム4―2ソフトバンク(2016年8月21日 札幌D)

 日本ハムとソフトバンクの首位攻防戦第3ラウンドが21日、札幌ドームで行われ、2連敗を喫していた日本ハムが4―2で雪辱。ソフトバンクのマジック点灯を阻止した。

 日本ハムは初回、1死二塁から3番・大谷が右中間へ適時二塁打を放ち先制。3回には2死二塁から4番・中田の三遊間を破る左前適時打で2点目を奪った。

 4回に同点に追いつかれたが、直後の5回に大谷、中田の連打などで1死満塁の好機。すると、6番・陽の遊ゴロをソフトバンク・今宮がファンブル。思わぬ形で日本ハムに勝ち越し点が転がり込んだ。続くレアードも押し出し四球を選び、さらに1点を加えた。

 先発の左腕・加藤は4回に無死満塁のピンチを迎え、押し出し四球と内野ゴロの間の得点で同点に追いつかれたが、失点はこの回のみ。強力ソフトバンク打線を6回2失点に抑えて5勝目を挙げた。

 ソフトバンクは4回に同点に追いついたが、5回に名手・今宮が痛恨の失策。マジック点灯はまたも持ち越しとなった。

 ▼日本ハム・大谷(1回、先制となる中前適時二塁打)まずは先制できたことが大きいと思います。あとは追加点を取れるか。チームが勝てるように頑張ります。打ったのはカーブです。

 ▼ソフトバンク・岩崎(4回1/3、7安打4失点)リズムがあまり、よくなく、先制、追加点と与えてしまい、味方が同点に追いついてくれたけど、粘れずにチームに申し訳ないです。
(スポニチアネックス)

 残り31試合。

【日本ハム】大谷、8戦連続安打7度目猛打賞でM点灯阻止!

◆日本ハム4―2ソフトバンク(21日・札幌ドーム)

 日本ハムがソフトバンクに競り勝ち、優勝マジック点灯を阻止した。大谷は初回に先制二塁打、5回には右前打し勝ち越しにつなげるなど今季7度目の猛打賞で打線を引っ張った。チームは6年ぶりにソフトバンク戦に勝ち越し、ゲーム差を再び0・5ゲームとした。

 静かに握り拳を作った。大谷は表情を緩め、ハイタッチの列に加わった。大谷のバットがソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止し、再び0・5差と肉薄した。「マジックは気にしてないです。短期決戦みたいで、すごく楽しめている」と喜びをかみしめた。

 天王山に2連敗で迎えた3戦目。嫌な流れを断ち切った。初回1死二塁で2ボール2ストライクから6球ファウルで粘った末に11球目のカーブを右中間へ鋭い打球を飛ばした。8試合連続安打は、先制二塁打となった。「真っすぐはファウルにできればいい。カーブは待ってなかったが、チャンスボールと思ったので」。同点に追いつかれた5回は1死から右前打して出塁。勝ち越しのホームを踏むなど2点を奪う起点となった。6回には三塁への内野安打で今季7度目の猛打賞。3試合ぶりの2ケタ10安打した打線を引っ張った。

 “崖っぷち”でも強い。ホークスの優勝マジック点灯がかかった試合は、これが5試合目。6日ソフトバンク戦(ヤフオクD)で2発を含む4打点を挙げるなど、打率4割2分9厘(21打数9安打)、2本塁打、5打点。本物の勝負強さを発揮する。アマチュア時代に全国制覇の経験はないが、栗山監督からは事あるごとに、こんなゲキを飛ばされている。

 「『オレがやるしかない』と肝に銘じて勝ちにいってほしい。チームを優勝させないと」

 この3連戦は、打率4割6分2厘(13打数6安打)、1本塁打、3打点。「翔平へ回せ!」が、ベンチの“合言葉”となっている。

 試合前にはブルペンで50球投げた。7月10日に右手中指のマメをつぶしてから先発はない。「今まで一番良かった。これから落とせないゲームばかり。使ってもらえたところで頑張るだけ」と復帰を視野に入れたが、今や打線には欠かせない存在だ。残りは31試合。「逆転して優勝するのが一番」。二刀流でなくても、大谷翔平のすごみを感じさせる躍動ぶりだ。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)

 打者・大谷は外せない。
 中田は相変わらず仕事をしていない。

猫ひろし健闘139位「絶対に歩かない」芸人魂披露

<リオ五輪:陸上>◇21日◇男子マラソン

 リオ五輪男子マラソンカンボジア代表の猫ひろし(39)は、2時間45分55秒で見事完走した。

 自己ベスト記録2時間27分48秒には遠く及ばなかったが、有力選手を含む15人が棄権する中、155人中139位でフィニッシュ。完走者の中ではブービー賞だったが「最高の42キロでした」。ゴール地点ではお決まりの「にゃー!」ポーズで喜び、スタンドをあおるなど、地球の裏側でも芸人魂を見せつけた。

 12年ロンドン五輪では代表に内定していたが、「国籍取得からの期間が短い」等を理由に内定を取り消され、涙をのんだ。あれから4年、大会最終日のこの日は、紺色のキャップをかぶり本名「TAKIZAKI」のゼッケンで登場。体格の良い選手らに囲まれながらもスタートライン2列目に並び、雨の降る中、日本、カンボジア両国の期待を背負って走りだした。

 先頭集団からあっという間に離され、5キロ地点では155位の最後尾だった。しかし10キロ地点では1人抜いて154位と奮闘。被っていた帽子も投げ捨て、必死の形相で走り続けた。30キロ地点では2人を抜いて147位。35キロ地点でも1人抜いて144位に。どんなに苦しくても「絶対に歩かない」と意地を見せ、ゴール目前の40キロ地点で140位、最後は139位まで順位を上げる大健闘だった。
(日刊スポーツ)

 完走は大健闘だにゃ〜

2016年8月21日日曜日

【SMAP解散】ジャニーズ事務所が中居正広と香取慎吾ら3人の分断作戦を展開か

「SMAP解散」緊急取材記事、前編では、「解散は香取慎吾のせい」というスポーツ紙の報道が木村拓哉を守るために仕掛けたジャニーズの狡猾な情報操作であることを指摘した。

 事実、中居正広、香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の4人はけっして、自ら望んで解散の意思表示をしたわけではない。そうせざるをえない状況に追い込まれていた。具体的に言うと、4人は独立騒動から半年の間、ジャニーズ事務所によってじわじわと仕事を干しあげられる、という仕打ちを受けていた。
(リテラ)

 いろいろと大人の事情が交錯で解散のようだ。

リオ五輪最終日の見どころ マラソン日本勢、粘れるか

 最終日の21日は、男子マラソンが行われ、日本勢はいずれも初出場の佐々木悟(旭化成)、北島寿典(安川電機)、石川末広(ホンダ)の3人が走る。アフリカ勢を軸にした高速レースが予想される中、どこまで粘れるか。カンボジア代表では、芸人の猫ひろし=本名・滝崎邦明=が出場。

 自転車のマウンテンバイク男子クロスカントリーには、山本幸平(TREK FACTORY)が出る。新体操は女子団体決勝がある。バスケットボール男子の決勝は、米国が3連覇をかけてセルビアと対戦する。
(朝日新聞デジタル)

 注目は、猫ひろしだろう。

作新学院が54年ぶり優勝=高校野球

 第98回全国高校野球選手権大会最終日は21日、甲子園球場で決勝が行われ、作新学院(栃木)が北海(南北海道)を7―1で下し、54年ぶり2度目の優勝を果たした。
(時事通信)

 投打ともに作新が上だったか。 

金メダリストの略歴=キャスター・セメンヤ(女子800メートル)〔五輪・陸上〕

 キャスター・セメンヤ(南アフリカ=陸上女子800メートル)09年世界選手権優勝後、性別疑惑が持ち上がったが、医学的な判断に基づき国際陸連が女性として競技復帰を認めた。旗手を務めた12年ロンドン五輪は銀メダル。178センチ、70キロ。25歳。ポロクワネ出身。(時事通信)

 男だろう。

ブラジル、悲願の初金メダル獲得! ネイマールが先制FK弾&最後のPK決める

 リオデジャネイロ・オリンピック・男子サッカー競技の決勝が20日に行われ、ブラジル代表とドイツ代表が対戦した。

 悲願の金メダル獲得を目指すブラジルはグループステージ最初の2試合で無得点に終わったが、第3戦でデンマークに4-0と快勝すると、準々決勝ではコロンビアを2-0、準決勝ではホンジュラスを6-0で破り、ファイナルまで勝ち進んだ。ブラジルは2014年のワールドカップ準決勝でドイツ相手に1-7と大敗を喫しており、リベンジを果たすためにも絶対に負けられない戦いとなる。先発にはFWネイマール、FWガブリエウ・ジェズス、FWガブリエウ・バルボーザらが起用された。

 一方のドイツはグループステージを2位で通過すると、準々決勝ではポルトガルを4-0で撃破。準決勝では、資金難に苦しみながらも快進撃を続けていたナイジェリアを2-0で下し、初の決勝進出を果たした。前日には同国女子代表が一足早く金メダルを獲得しており、これに続けば五輪サッカー史上初の男女アベック優勝となる。先発にはアーセナルでプレーするMFセルジュ・ニャブリやスヴェン・ベンダーとラース・ベンダーのベンダー兄弟らが名を連ねた。

 大歓声を味方につけるブラジルが試合を優位に進めるかに思われたが、先にゴールへ迫ったのはドイツだった。11分、エリア手前左でボールを持ったユリアン・ブラントが右足でミドルシュートを放つと、弧を描いたボールがゴール右上に飛んだが、惜しくもクロスバーを直撃した。

 ブラジルは14分、エリア手前中央でパスを受けたネイマールが左サイドに展開。これを受けたドウグラス・サントスが左足でクロスを上げると、エリア内に走り込んだルアンが右足ダイレクトで合わせる。だが、このシュートはDFにブロックされてしまった。

 試合が動いたのは27分。ブラジルがエリア手前左でFKを獲得すると、ネイマールが直接狙う。GKから逃げるようにカーブがかかったボールが、ゴール左上のクロスバーをかすめてネットを揺らした。

 先制を許したドイツは31分、右CKのこぼれ球をエリア内中央で拾ったマックス・マイヤーが左足ボレーで狙う。シュートは枠の左を捉えたが、GKの好セーブに阻まれた。さらに35分、右サイドからのFKにS・ベンダーが頭で合わせたが、またもクロスバーに嫌われ、同点とはならない。

 前半はこのままブラジルの1点リードで折り返す。

 後半に入り59分、ドイツは高い位置でボールを奪うと右サイドから攻撃を展開。イェレミー・トリャンからのクロスをエリア内中央のマイヤーが右足ダイレクトでゴール左隅に決め、試合を振り出しに戻した。

 追いつかれたブラジルは65分、カウンターで右サイドを駆け上がったレナト・アウグストがグラウンダーで折り返し、ニアサイドに走り込んだG・ジェズスが右足で合わせたが、シュートはわずかに枠の右へ逸れた。

 ドイツは67分、接触プレーで足を痛めたL・ベンダーが負傷交代を余儀なくされ、代わってグリシャ・プレメルが投入された。一方のブラジルは70分、G・バルボーザに代えてフェリペ・アンデルソンをピッチへ送り出す。

 78分、ブラジルはエリア手前右のネイマールがDFをかわすと、右足で狙いすましたシュートを放つ。しかし惜しくもゴール左へ外れた。結局90分では決着がつかず、試合は延長戦へ突入する。

 95分、ブラジルはロングパスでディフェンスラインの裏に抜けだしたルアンがエリア内右に侵入。カットインから左足で狙ったが、戻ったDFにブロックされた。ドイツはその1分後、ニルス・ペーターゼンがエリア内に浮き球のパスを送ると、ブラントが右足アウトで合わせたが、シュートは枠の右へ外れた。

 延長後半にはブラジルが決定機を迎える。106分、ネイマールからのスルーパスに抜け出したF・アンデルソンがGKと一対一となったが、GKティモ・ホルンに阻まれてしまった。両チームともに最後までゴールを目指したが得点が生まれることはなく、勝敗の行方はPK戦へ委ねられることとなった。

 PK戦では4人全員が決めて迎えた5人目で先攻のドイツが失敗。後攻のブラジルはネイマールがゴール右に決めて勝負あり。PK戦を制したブラジルが悲願の五輪初優勝を果たした。

【スコア】
ブラジル代表 1-1(PK:5-4) ドイツ代表

【得点者】
1-0 27分 ネイマール(ブラジル)
1-1 59分 マックス・マイヤー(ドイツ)

SOCCER KING

 ネイマールとホームゲームでの勝利だろう。

大谷翔平 日本ハム 21日DHで出場&ブルペン入りへ

(パ・リーグ、日本ハム2-3ソフトバンク、22回戦、日本ハム12勝9敗1分、20日、札幌D)北海道の短い夏休み、最後の週末。首位浮上を待望する子供たちの前で、よもやの連敗。栗山監督は「結果が全て。残りが少なくなってきた。とにかくこういう思いをしないように」と悔しさを押し殺した。

 大谷が全2打点の奮闘。一回に二ゴロで先制点をもたらし、1-1の六回には千賀の鋭く落ちるスライダーをバックスクリーン右へ。一時は勝ち越しとなる19号ソロで、自身7試合連続安打。7、8月だけで10本塁打、20号に王手だ。

 「反応で打ちました。明日(21日)は絶対に取らないといけない。何とか打って勝ちたい」。21日はDHで出場予定の一方、試合前練習ではブルペン入りの予定。3連戦の最後で踏みとどまり、ミラクルへの希望をつなぐ決意だ。
(サンケイスポーツ)

 大谷の中継ぎ起用か。

大谷翔平 19号も空砲 自身初20号王手「何とか打って勝ちたい」

◇パ・リーグ 日本ハム2―3ソフトバンク(2016年8月20日 札幌D)

 1点を追う9回。先頭の日本ハム・大谷が守護神・サファテから放った打球は左翼ポール際へ飛んだ。「行け!」。そう叫んだが、願いは届かずにファウルとなった。

 「あそこが切れるということは、力で押し込めていないということ」

 最後は二ゴロで、首位・ソフトバンクに痛恨の2連敗を喫し、1.5ゲーム差に広げられた。

 驚がくの一発で一時は勝ち越した。1―1の6回。千賀が投じた低めのスライダーに体勢を崩されながらも、ライナーでバックスクリーン右に叩き込んだ。センター前に運ぶようなスイングで飛距離は125メートル。「泳いでいたし、(スタンドまで)行くかどうか分からなかったけど、芯では捉えていた」。自身初の20号に王手をかける19号ソロ。しかし、救援陣がリードを守れなかった。

 4回の守備終了後に「北海高校決勝進出!」とビジョンで速報され、盛り上がりを見せた本拠地の札幌ドームだったが、日本ハムは勝利で応えられなかった。3連敗を阻止すべく、大谷は「明日(21日)、絶対に取らないといけない。何とか打って勝ちたい」と誓った。  (柳原 直之)

 ▼日本ハム・高梨(6回1失点で勝敗付かず)走者を出しながらも粘れたことが良かった。
(スポニチアネックス)

 大谷の20号で今日は勝ちたい。

ロクテ、虚偽の強盗被害で「金」剥奪も…日本「銅」に影響か 競泳/リオ五輪

 国際オリンピック委員会(IOC)は19日(日本時間20日)、リオデジャネイロ五輪の競泳男子で金メダルを獲得したライアン・ロクテ(32)ら米国のリレーチームの4人が虚偽の強盗被害を警察に通報した問題で、規律委員会で本格的に調査すると明らかにした。米国内では「愚かな米国人の典型」「メダル剥奪」などと、ロクテへのバッシング報道が過熱している。

 女子レスリングでヘレン・マルーリスが吉田沙保里を破った歴史的快挙も吹き飛ばし、米国の五輪報道はロクテ一色。東海岸のニューヨーク・ポスト紙から西海岸のサンフランシコ・クロニクル紙まで、そろってロクテを非難した。

 ポストは「米国人が世界で嫌われる全ての理由を兼ね備えた人間になった」と1面でこき下ろし、クロニクルも「トーニャ・ハーディングを超え、米国五輪史上最も恥ずかしい選手に決まった」と皮肉った。ちなみにハーディングとは、女子フィギュアスケートの1994年冬季五輪代表。選考会中にライバル選手を襲撃、実行犯の元夫らが逮捕される中で五輪出場を強行した。

 ロクテは写真共有アプリ「インスタグラム」で「(事実を)慎重、率直に伝えなかった。責任を受け入れる」と、嘘の通報を認めて大会主催者に謝罪。米国オリンピック委員会(USOC)も主催者やブラジル国民にわびた。

 USOCによるとロクテらは14日早朝、パーティーからタクシーで選手村に戻る途中にガソリンスタンドでトイレを破損し、警備員に銃を向けられた。修理費を要求され、金を支払ってその場を立ち去ったという。

 事態を重くみたIOCは、規律委員会を設け「全ての関係者の話を聞く」と本格的な調査に乗り出す方針を明らかにした。唯一の全国紙USA TODAYは「メダル剥奪もあり得る」と最悪のケースにも言及した。

 ロクテらは米国が金メダルを獲得した男子800メートルリレーのメンバー。メダル剥奪となれば、この種目で銅メダルだった日本も影響を受ける。この騒動は米国だけでなく、日本でも引き続き注目を集めそうだ。
(サンケイスポーツ)

 おバカな米国人。ロクデなし。

ロッテ 4連敗も光明、ルーキー平沢プロ初打点 指揮官は合格点

◇パ・リーグ ロッテ4―10西武(2016年8月20日 西武プリンス)

 4連敗を喫したロッテだが、収穫はあった。4点差の6回1死一、二塁からルーキー平沢が右翼線二塁打を放ち、プロ初打点を挙げた。フルカウントからポーリーノの直球を振り抜き、「ストレートに絞って打ちにいった。(初打点は)素直にうれしい」と口にした。

 これで4試合連続スタメンで17日の楽天戦(コボスタ宮城)でプロ初安打を放ってから4試合連続安打。前日の西武戦(西武プリンス)では右越え三塁打とパワーも見せつけており、大型ルーキーの本領を発揮し始めた。平沢は「守備でエラーがついてもおかしくないプレーがあった。守備が一番大事」と気を引き締めたが、伊東監督は「守備も無難にこなしている。しばらく使ってみようかと思える」と合格点を与えた。
(スポニチアネックス)

 ロッテは嫌いだけど、平沢は伸びてもらいたい。

MotoGP第11戦チェコGP予選:マルケスがコースレコードをマークしポールポジション獲得

 MotoGP第11戦チェコGP、MotoGPクラスは、チェコのブルノサーキットで2日目の予選を行い、マルク・マルケス(ホンダ)が1分54秒596でポールポジションを獲得した。 MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたダニ・ペドロサ(ホンダ)とブラドリー・スミス(ヤマハ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。

 気温26度、路面温度40度のドライコンディションで争われたQ2でまずトップに立ったのはロレンソ。ロレンソは開始5分すぎ、1回目のアタックで1分54秒959を記録する。2回目のアタックでロレンソは1分54秒849とファステストを更新するが、セッション終了間際の最後のアタックでマルケスが1分54秒596を記録。今シーズン5回目のポールポジションを獲得した。

 2番手に1分54秒849でロレンソ、最後のアタックで1分55秒227を記録したアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が3番手を獲得した。

 4番手に1分55秒324でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)、インディペンデントチームトップの5番手に1分55秒437でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)が続き、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分55秒509で6番手。7番手に1分55秒748でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、8番手に1分55秒787でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が続き、Q1からQ2に進出したペドロサは1分55秒841で9番手を獲得。10番手に1分55秒930でカル・クロッチロウ(ホンダ)が続いた。

 ブラドリー・スミス(ヤマハ)が1分56秒115で11番手、ポル・エスパルガロ(ヤマハ)が1分56秒522で12番手に続き、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が1分56秒148で13番手だったが、前戦のペナルティのため、16番グリッドに降格する。

 スコット・レディング(ドゥカティ)が1分56秒263で14番手、ユージン・ラバティ(ドゥカティ)が1分56秒535で15番手、ステファン・ブラドル(アプリリア)が1分56秒718で16番手となったが、ペトルッチのペナルティにより、レディング、ラバティ、ブラドルの3人はそれぞれグリッドが一つずつ上がる。

 以下、17番手に1分56秒797でロリス・バズ(ドゥカティ)、18番手に1分56秒805でヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)、19番手に1分57秒062でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、20番手に1分57秒606でティト・ラバット(ホンダ)の順となった。
[オートスポーツweb ]

 マルケスvsロレンソの構図だろう。

夏の甲子園決勝は作新学院VS北海 54年ぶりか、初の頂点か

◇第98回全国高校野球選手権大会第13日・準決勝(2016年8月20日 甲子園)

 第98回全国高校野球選手権大会第14日は20日、甲子園球場で準決勝2試合が行われ、作新学院(栃木)、北海(南北海道)が勝ち21日の決勝に進出した。

 第1試合は、作新学院が藤野の2本の2点二塁打など、序盤で優位に立ちその後も着々と加点して10―2で明徳義塾(高知)を下した。

 第2試合は、北海が3回にエースの大西が2点三塁打を放つなど3点を先制、5回にも小野の適時打で加点して秀岳館(熊本)に4―3で競り勝った。

 栃木県勢の決勝進出は1962年の作新学院以来54年ぶり3回目、この時の作新は久留米商(福岡)を下して史上初の春夏連覇を果たしている。南北海道勢の決勝進出は2006年の駒大苫小牧以来10年ぶり4回目、この時は早実(西東京)に延長15回引き分け、再試合の末敗れ準優勝に終わっている。
(スポニチアネックス)

 作新だろうか。

【日本ハム】天王山で2連敗、マジック点灯阻止へ大谷「明日は絶対に取る」

◆日本ハム2―3ソフトバンク(20日・札幌ドーム)

 日本ハムの大谷翔平投手が20日、ソフトバンクのVマジック点灯阻止へ「明日は絶対に取らないといけない」と闘志を燃やした。

 この日は3番DHでスタメン出場し、同点の6回2死で千賀から一時勝ち越しとなる19号ソロを放つなど2打点。孤軍奮闘したが、白星には届かなかった。「(スタンドまで)いくかは分からなかった。泳いでましたし。芯では捉えていた。勝ち越しだったし、あのまま決まってくれればと思った」と振り返った。

 1点差の9回先頭ではサファテから左翼ポール際へ大飛球を飛ばした。同点弾の期待も高まったが、ファウルとなった。「(サファテの)球の力もあったけど、力で押し込めてなかった」と悔やんだ。

 チームは8回に中継ぎエース宮西が崩れて逆転負け。まさかの天王山2連敗となった。21日に負けか引き分けるかで、ソフトバンクに優勝マジックが点灯する。
(スポーツ報知)

 まさか宮西が打たれるとは計算外だろう。

2016年8月20日土曜日

大谷決死二盗も…日本ハム首位獲り失敗 マイナス0・5差から0・5差に後退

「日本ハム0-3ソフトバンク」(19日、札幌ドーム)

 九回2死三塁。日本ハム・中田翔内野手のバットが空を切ると、ファイターズファンで埋まったスタンドから大きなため息が漏れた。首位攻防第1ラウンド。和田、サファテの完封リレーに屈し、今季初の首位獲りに失敗した。

 ゲーム差はマイナス0・5差から0・5差に変わり、連勝も5でストップ。栗山監督は「和田は良かったけど、良かったからって終わってしまったらいけない時期。もう少し早い回になんとか…」と唇をかみ締めた。

 天王山初戦でも野手・大谷は期待通り、快音を響かせた。3点を追う七回。和田の直球を鋭いライナーで中前へはじき返し、6試合連続安打。1死後、田中賢の初球には二盗に成功。「いけたらいこうと思った。そんなにマークされてなかったので」。今季7個目の盗塁を決めてチャンス拡大も、後続が倒れて無得点。二刀流はうつむき加減でベンチへと下がった。

 直接対決初戦を落としたが、残り2試合に連勝すれば首位に立つ。大谷は「あした、あさって取れればいい」と前を向き、連勝へ諦めない姿勢をみせた。栗山監督も「動けるところは動いていく」とリーグトップの機動力を駆使することを宣言。必ず本拠地で鷹をとらえてみせる。
(デイリースポーツ)

 残り2試合、大谷の投打の活躍で鷹獲りだろう。

【日本ハム】大谷、あるぞ史上初の投打で月間MVP受賞…8月の打者部門候補に選出

◆日本ハム0―3ソフトバンク(19日・札幌ドーム)

 日本ハム・大谷は6試合連続安打&今季7個目の盗塁をマークした。3点差の7回先頭で和田から中前打。1死後の田中賢への初球で二盗を決めた。「(和田へ)いいアプローチはできていた。(盗塁は)そんなにマークされてないですし」と振り返った。

 また、8月度「日本生命月間MVP賞」のパ・リーグ打者部門の候補選手に選ばれた。打撃に専念している8月は5本塁打を放ち、打率3割1分7厘、11打点。6月には投手部門で月間MVPを受賞しており、投打で受賞となれば史上初となる。
(スポーツ報知)

 DH解除で、明日の登板があるかもしれない。

平沢大河 ロッテ プロ初長打「余裕出てきている」監督評価

<西武5-3ロッテ>◇19日◇西武プリンスドーム

 ロッテのドラフト1位、平沢大河内野手(18)がプロ初となる長打と初得点を記録した。

 2-4の5回先頭で、西武菊池の真っすぐ147キロを引っ張り、右翼フェンス直撃の三塁打とした。さらに、菊池の暴投でホームを踏み、一時1点差に追い上げた。「ちょっと詰まりました。あそこまで行くとは思いませんでした。今日は(真っすぐへの対応が)出来たけど、明日から続けていくことが大事だと思います」と話した。

 プロ初安打を放った17日の楽天戦から、これで3試合連続安打。伊東監督は「(相手投手が)左なんで、どれだけ対応できるか見たかったが、きっちり振れていた。左でも、そこそこ使える。試合に慣れてきたし、雰囲気も出てきた。余裕が出てきている」と評価した。もっとも、チームは3連敗。「ルーキーが良いバッティングをしている。他の人たちが、もう少し打席で考えてないといけない」と、他の選手の奮起も期待した。
(日刊スポーツ)

鵜久森淳志 燕 2点タイムリー「満塁だったんで絶対にランナーを返すつもりだった」

(セ・リーグ、広島-ヤクルト、18回戦、19日、マツダ)ヤクルト・鵜久森淳志外野手(29)が、広島戦で2点タイムリーを放った。

 ヤクルトは一回、広島先発・野村の立ち上がりを攻め、二死満塁から相手失策で1点を先制した直後、「7番・一塁」でスタメンの鵜久森が中前に2点適時打を放った。

 鵜久森は「打ったのはストレート。満塁だったんで絶対にランナーを返すつもりでいきました」とコメントした。
(サンケイスポーツ)

 2安打と結果は出している。

中村剛也 復帰後初打席でアーチ=プロ野球・西武

 西武はこの日1軍に昇格した中村がいきなりアーチを架けた。一回2死二塁で、石川の外角直球を逆らわず右翼席へ運び14号。「最初の打席で打ててよかった」。三塁守備でも、田村のセーフティーバントを素手で素早く処理するなど軽快な動きをみせた。

 6月の左股関節痛による抹消に続き、7月に打撃不振で再び2軍落ちしていた。田辺監督は「日焼けして、たくましくなって帰ってきた。老け込む年じゃない」と33歳にさらなる活躍を期待した。
(時事通信)

日本ハム0―3ソフトバンク 天王山第1Rは完封負け、大谷は6試合連続安打&今季7個目盗塁

◆日本ハム0―3ソフトバンク(19日・札幌ドーム)

 日本ハムの大谷翔平投手は19日、20日のソフトバンクとの天王山第2戦(札幌D)へ向け、「明日、あさって取れればいい」と気持ちを切り替えた。

 この日は3番でスタメン出場し、7回先頭で和田から6試合連続安打となる中前打をマーク。1死後の田中賢への初球で今季7個目の二盗を決めたものの、得点にはつながらなかった。4打数1安打。「いいアプローチは出来ていたと思います。打球が正面にいった。(盗塁は)いけたら、いこうかと。そんなにマークされてないですし」と振り返った。

 直接対決で敗れ、ソフトバンクとのゲーム差は0・5となった。
(スポーツ報知)

 何回和田にやられているんだ。

2016年8月19日金曜日

大谷翔平 日ハム 天王山で投手復帰の可能性も 起用するなら試合中にDH解除?

SB戦は打者で好成績、栗山監督は投手起用についても「まぁまぁ考えます」
 果たして大谷翔平の投手復帰はあるのか。日本ハムの栗山英樹監督が、19日からのソフトバンク3連戦中(札幌ドーム)に、右手中指のマメをつぶした影響で登板回避している大谷を投手として投入する可能性を口にした。

 大谷は7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手中指のマメをつぶした。同24日のオリックス戦(札幌ドーム)で中継ぎ調整したものの、投球フォームが崩れていたことから、その後はブルペンでの投球練習に専念している。

 大谷の対ソフトバンク戦の打撃成績は打率.423、8本塁打、13打点。いずれもカード別で最高成績を残している。この首位攻防3連戦は野手として起用される見通しだが、栗山監督は18日のオリックス戦(札幌ドーム)での試合後に、大谷の投手復帰プランを明かした。

「だいぶ状態は上がってきているのでね。いろいろ考えます。3連戦? まぁまぁ考えます」
ブルペンでは「バランス悪い」も…「投げられる雰囲気はある」
 大谷は18日の練習中にブルペン入り。60球近く投げ込んだという。視察した栗山監督の目には「バランス悪いな。力は入り出しているけど。ちゃんと調整しないとダメ」と言ったが、可能性は消さない。

「まぁまぁ投げられる感じはある、投げられる雰囲気はある。あとは投手コーチに聞いてください」

 野手としての出場となりそうだが、大谷を投手起用するとなれば、試合中のDH解除か。具体的な復帰プランは口にしなかったが、「今、何が出来るのか。しっかり戦いきらないと意味がない。誰が何をするという時期は超えている。どっちが勝ちたいか」という栗山監督だ。一戦必勝の采配に注目だ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 有原、高梨、加藤の先発予定だけど、3戦目は大谷だろうか。

早実・清宮が高校日本代表漏れ、主将の立場考慮

 早実(西東京)清宮幸太郎内野手(2年)が2年連続高校日本代表入りを逃した。8月30日に台湾・台中で開幕する第11回U-18(18歳以下)アジア選手権に出場する高校日本代表の人選を検討する会議が18日、甲子園で行われ、候補が絞り込まれた。

 小枝守代表監督(65)は具体的な選手名は明かさなかったが「足の使える選手が理想。(台湾の)球場は内野が芝なので、ゴロを転がせて走れる選手がいい」と説明。侍ジャパンのポスターに登場する清宮は2年連続代表入りが期待されたが、早実の主将になり、3季ぶりの甲子園を目指すチームを率いる立場になったこともあって選考は見送られた。

 履正社(大阪)寺島成輝(3年)、横浜(神奈川)藤平尚真(3年)、花咲徳栄(埼玉)高橋昂也(3年)ら高校BIG3や作新学院(栃木)今井達也(3年)ら今大会で活躍した投手陣は代表入りする見込みだ。21日の大会決勝後に正式発表される。
(日刊スポーツ)

 監督の好みの違いだろう。

<五輪陸上>ボルト200mも圧勝の金 2種目で五輪3連覇

 リオデジャネイロ五輪第14日の18日(日本時間19日)、陸上男子200メートルの決勝があり、世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が19秒78で優勝した。ボルトはスタート直後から先頭に立つと、他の選手を寄せ付けずに圧勝した。ボルトは14日の100メートルでも金メダルを獲得しており、五輪史上初となる陸上個人2種目での3連覇を達成した。

 2位は20秒02でアンドレ・デグラッセ(カナダ)、3位には20秒12でクリストフ・ルメートル(フランス)が入った。【デジタル編集部】
(毎日新聞)

 強すぎる。伝説の男か。

ソフトB痛恨の逆転負けも…工藤監督「ここからが本当のスタート」

◇パ・リーグ ソフトバンク3―6西武(2016年8月18日 京セラD)

 尻、ならぬ鷹の尾に火が付いた。ソフトバンクは1点リードの6回、投手陣が5連打を浴び逆転負け。2位・日本ハムに勝率1厘差に迫られた。「追い付かれたが小差で上にいる。ここからが本当のスタート」。試合後、30分以上のミーティングを終えた工藤監督はそう切り出した。

 椎間板の異常を訴えていた内川が「(腰は)大丈夫」と、「4番・DH」で3試合ぶり先発復帰。3回1死一塁で中前打を放ち3点目につなげた。しかし打線は4回に無死三塁の好機を逃し、9回までゼロ行進。今季の「鷹の祭典」は3勝5敗、08年以来8年ぶりに負け越した。

 優勝マジック点灯に王手をかけ臨んだ6日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)以降、1勝9敗。「必死にもがいて、一つのボールをみんなで追いかけていくしかない」と工藤監督。王者の真価が問われる時がやってきた。
(スポニチアネックス)

 西武エライ。

名スカウトがチェックした甲子園のドラフトA評価は4人。

 夏の甲子園も、ベスト4が出揃い、ネット裏のプロスカウトの人数も少なくなった。スカウト陣にとって、地方大会から甲子園が高校生候補選手の最終チェックの場所。今大会での評価の上げ下げを元にドラフト会議の指名候補者を高校生だけで、評価順に70人ほど並べることになる。

 元ヤクルトの名スカウトで、古田敦也や宮本慎也を発掘した片岡宏雄氏に、別表のように、甲子園出場組の中から、いわゆるA、A´B評価をつける上位候補をリストアップしてもらった。片岡氏は「10年に一人の特Aと言われる選手はいないが、好投手が目立ち、野手に関しても、例年レベルの選手も揃った。二塁手にいい選手がいたなという印象がある」と、大会を総括した上で、大会ナンバーワン評価のドラ1候補として作新学院の今井達也投手の名前を挙げた。

「BIG3よりも、私の評価としては、一枚、今井が抜けた存在に見えた。152キロを出したのは甲子園特有の火事場の馬鹿力だったかもしれないが、制球力もあり、間合いを持っていてピッチャーらしいピッチャー。特に肘の柔らかい使い方からシャープな腕の振りが目についた。肘に使い方というのは教えられるものではない。球離れがよくボールの回転がいいのも、そのせいだ。細身だが、全身にバネを感じさせ、PL時代の前田健太、堀越時代の岩隈久志を彷彿させるものがある。下半身が鍛えられてくれば、もっとスピードも増すし制球力もつくだろう。伸びシロも感じさせる」

 県大会では、ストレートの最速が150キロを超えたことはなかったが、1回戦の尽誠学園戦では、最速151キロをマーク、13奪三振で完封勝利。ベスト8進出を決めた花咲徳栄戦では、さらに1キロプラスの152キロを出して2失点、10奪三振。先発を回避していた「BIG3」の左腕、高橋昂也が4回からマウンドに立ったが、主役は今井の方だった。しかも、ストレート一本でなく、カットボールをうまく織り交ぜる投球術まで見せて、片岡氏をうならせた。

「BIG3」の寺島成輝(履正社)は、藤平尚真(横浜)との直接対決で雨で何度もゲームが中断する集中力が途切れがちなゲームを投げきったが、一方の藤平は先発ではなく、緊急登板して打たれた。その寺島も常総学院大戦では、先発ではなく、リリーフ起用されてベスト16で姿を消した。片岡氏は、大会前に「BIG3」の中での1番手として寺島を推していたが、その評価は変わらないという。

「3投手に関しては、急なリリーフでは準備不足。監督の起用法に疑問が残ったが、私が評価するのは寺島だ。手を抜くような“とっぽさ”が気にはなるが、一生懸命投げれば、どこまでできるのか、を見せた。中日にドラフト1位指名され、1年目から1軍抜擢されている東海大相模の小笠原よりも現時点で力はスケールも含めて上だと思う。直球で空振りを取れ、リズムが抜群でリリースポイントが安定している。春から急成長してきた高橋は、制球力に重点を置いているようだったが、要所でのボールには力がある。藤平は全身を使った力強いフォームだが、もう少し緩急をつけたい。走者を置いてピッチングに課題が残った」

 A´と、ひとつ下の評価にされたが、片岡氏が「面白い素材」と見ているのが、早川隆久(木更津総合)、堀瑞輝 (広島新庄)の2人だ。両者は、ベスト16で直接対決。早川が、2試合連続完封となる3安打完封で2-0で勝利した。

「早川はテンポと制球、センスが目につく。キャッチャーとの呼吸が抜群で、こういう部分にセンスを感じる。打てそうで打てないボール。ヤクルトの石川みたいになれる可能性がある。問題は、性格。プロでは周囲が凄いので、そこで劣等感を抱くような性格なら社会人、大学に進み自信をつけたほうがいい。そのあたりマイペースを貫けるような性格なら2年、3年で大化けするのかもしれない。堀はキレがあり打者に向かっていく気迫がプロ向きだ」

 前評判の高かった藤嶋健人(東邦)、まさかの9失点をした“松坂2世”高田萌生(創志学園)に関しては、「藤嶋はプロでは野手だろう。センターから右へ打て、右中間の打球が伸びる。高校生としては抜群のセンス。高田は、スカウトの評価は下げたのかもしれあいが、キャッチャーとの息が合わなかった。彼の素材そのものの評価に変わりはない」という評価だった。

 野手からはドラフト候補として7人の名前が挙がった。
 どの球団も補強ポイントとして目をつけている捕手には、父が元池田高校のやまびこ打線の一人だった九鬼隆平(秀岳館)、清水風馬(常総学院)の2人。外野手には、小林虎太郎(作新学院)、 鈴木駿輔(星光学院)、北川竜之介(中京)の3人がリストアップされた。北川は一回戦の大分戦で満塁本塁打を含む4の4と爆発した3番打者だ。  

 内野手からは、左打ちの三塁手2人。楠本晃希(花咲徳栄)は、敗れた作新学院戦では、片岡氏がナンバーワンドラ1候補に挙げた今井から本塁打を含む、あわやサイクルの3安打と気を吐き、非凡さを見せつけた。小原大河(盛岡大付)は激戦となった初戦の九州国際大付戦で、浜風をものともせず甲子園のライトスタンドへ一発を放った。 

「九鬼は、選抜に比べてスローイングがスムーズになっている。九鬼、清水の2人はサイズがあるし、清水は鈴木の好投を引き出したリードのリズム感も目についた。野手はセンスと足と肩。作新の小林は足がある。中京は、通算68本の一塁手、今井が注目されていたが、本塁打を意識しすぎていたのか、大振りが気になった。逆に北川の方が、シャープで広角にも打てる。C評価になるが、作新と鳴門のショートもシャープさが目についた。鳴門の日野は、身長が167だがパンチもあるしセンスの塊のようなスイッチヒッター。体格でプロでは敬遠されるかもしれないが、彼は、ここを直さねば、という欠点がない。こういう選手はプロで慣れてくると面白いと思う」

 片岡氏は、山本挙輝(作新学院)、日野洸太郎(鳴門)の2人のショートストップもチェックした。

 明日の準決勝で、片岡氏イチオシの作新学院の今井がどんなピッチングを見せてくれるのか。秀学館の九鬼は、大型捕手の片鱗をアピールしてチームを決勝へ導くことはできるのか。ドラフト候補生たちの夏も、いよいよクライマックスを迎える。
(THE PAGE)

 今井いいね。

「タカマツ」ペアは日本勢初の「金」 5連続ポイントで執念の大逆転 女子ダブルス決勝 バドミントン/リオ五輪

 リオデジャネイロ五輪は大会第14日の18日、リオ中央体育館でバドミントン女子ダブルス決勝を行い、世界ランキング1位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は、世界ランキング6位のクリスティナ・ペデルセン、カミラ・リターユヒル組(デンマーク)に2-1で勝利し、日本勢初となる金メダルを獲得した。

 1-1で迎えた最終の第3セット、高橋、松友組はリードをしてセットの前半を折り返した。その後、逆転されて一時16-19とリードされる苦しい展開となったが、5連続ポイントを奪って21-19でこのセットを取り、デンパークペアを破った。(五輪速報班)
(産経新聞)

 大逆転はすばらしい。

大谷翔平が常識を破る!? 両リーグ初の“例外規定”で首位打者の可能性も

残り35試合に打者出場すると410打席、今季規定打席443に届かずも…
 日本ハムの大谷翔平投手は17日のオリックス戦(札幌ドーム)で、決勝18号2ランを含む3打数2安打をマーク。セパ両リーグを通じて1軍では史上初の“例外規定”を使っての首位打者を獲得する可能性が出てきている。

 大谷は今季打者として61試合出場。261打席、214打数で74安打を放ち、打率.346と好成績。仮にシーズン残り35試合に全て打者として出場し、現在と同じペースで打席に立つとすれば、シーズン410打席、336打数、116安打の成績が見込まれる。

 実は、野球規則には首位打者の規定打席に関する例外規定がある。規定打席に満たない打者の場合、不足分の打席を凡打として加算し、算出された打率が規定打席到達者の打率1位を上回れば、規定打席未到達でも首位打者と認定される。
首位打者に限り、規定打席に満たない場合の救済措置があった…
 今季の規定打席は443。大谷が残り35試合に打者として出場し、打席ペースを守っても規定打席に33打席が足らないが、不足する33打席分を336打数に足して打率を計算すると、打率.314。現在のパ・リーグ打率ランキングでは2位に相当する。

 リーグトップ打率.333厘のロッテ・角中とは.019差がある。それでも、今後角中が失速すれば、決して逆転不可能な数字ではない。

 大リーグや日本の2軍では、この例外規定適用での首位打者は誕生しているが、1軍のセ・パ両リーグでは未だに例がない。だが、これまでも球界の常識を打ち破ってきた大谷だ。例外規定での首位打者獲得へ夢は膨らむ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 例外規定はおもしろい。

日本ハム増井 2275日ぶり先発勝利「新たな世界を見た感じ」

◇パ・リーグ 日本ハム6―1オリックス(2016年8月18日 札幌D)

 守護神から先発復帰3戦目となった日本ハムの増井が、7回1/3を4安打1失点で今季4勝目を飾った。

 先発では新人だった10年5月27日の中日戦(金沢)以来2275日ぶり白星。不振で2軍落ちの屈辱も味わった右腕は「不思議です。一生懸命やっていたときより楽にやった方が結果が出る。新たな世界を見た感じ」と笑顔を見せた。先発では19回1/3を3失点。「(不振だった)前半戦があるので、最後までローテーションを守らないといけない」とフル回転を誓った。
(スポニチアネックス)

 大谷が打者専念で、増井先発はおもしろい。

吉田沙保里、五輪4連覇ならず…決勝で24歳米国選手に敗れる

◇リオデジャネイロ五輪 レスリング女子53キロ級(2016年8月18日)

 レスリング女子53キロ級決勝が行われ、五輪4連覇を目指した吉田沙保里(33=フリー)はヘレン・マルーリス(24=米国)に敗れた。17日の伊調馨(32=ALSOK)に続く五輪個人種目4連覇達成はならなかった。

 吉田は2回戦から登場すると、まずはアゼルバイジャン選手を4―0で退けた。続く3回戦はセネガル選手に対して序盤からポイントを重ね、9―0で圧勝。準決勝もベネズエラ選手に6―0と3戦連続完封勝利でファイナルに進んだが、運命の決勝では第1ピリオドで1ポイント先取したが、第2ピリオドで4ポイントを失い、逆転で屈した。吉田は「たくさんの人に応援してもらったのに銀で終わってしまって申し訳ない」と号泣。何度も「申し訳ない」を繰り返した。

 調整面では過去3度の五輪と違う部分があった。昨年12月の全日本選手権以降は試合に出場しておらず、約8カ月ぶりの実戦。前回、前々回と国別対抗戦のW杯で1度ずつ敗れて五輪本番を迎えていたが、今年はW杯が開催されなかったことで、ぶっつけ本番を選んだ。

 ここまで五輪と世界選手権を合わせて16大会連続制覇中だったが、3歳のころから指導を受け、2年前に亡くなった父・栄勝さん不在で臨む五輪は初めて。最後の五輪と位置づけ「4連覇は父との約束。絶対に達成しなければいけない」と意気込んだが、最後の金メダルをつかむことはできなかった。
(スポニチアネックス)

 限界だろうか。

日本ハム―0・5差!ソフト負けで珍現象 リーグ順位は勝率優先

◇パ・リーグ 日本ハム6―1オリックス(2016年8月18日 札幌D)

 パ・リーグは18日、首位ソフトバンクが3―6で敗れ、2位の日本ハムが6―1で勝ったため、1位と2位のゲーム差が「マイナス0・5」となる珍しい現象が起きた。

 リーグ順位は勝率で決まり、ゲーム差はあくまで目安。試合消化数や、敗戦数の関係でマイナスゲーム差という珍現象が生じることがある。今季、パでは4月30日に首位ソフトバンクと2位ロッテがマイナス0・5ゲーム差になって以来2度目。

 19日から日本ハムとソフトバンクは直接対決3連戦。この間、両チームにマジック点灯の可能性がある。ソフトバンク、日本ハムとも最短点灯日は21日。ソフトバンクは3連勝でM29、2勝1分けでもM30が出る。日本ハムの場合はソフトバンクに3連勝し、その間ロッテが1敗すればM29が出る。
(スポニチアネックス)

 今日からの3連戦は熾烈だろう。

2016年8月18日木曜日

日本ハム、優勝マジック最短21日 ソフトBは20日に点灯

(パ・リーグ、日本ハム4-2オリックス、17回戦、日本ハム12勝5敗、17日、札幌D)日本ハムは17日、オリックス17回戦(札幌ドーム)に4-2で逆転勝ちして4連勝を飾った。

 日本ハムが首位・ソフトバンクに0.5ゲーム差に迫った。日本ハムが首位と0.5差になったのは今季初。優勝へのマジックナンバーの最短点灯はソフトバンクの20日だが、日本ハムも最短で21日につく。18日にソフトバンクが負け、日本ハムが勝ち、19日からのソフトバンクとの直接対決で3連勝。さらにロッテが21日までに1分けもしくは1敗するとマジック29が出る。

 ゲーム差は0.5だが、18日に日本ハムが首位に立つことはない。日本ハムが勝っても勝率.620で、ソフトバンクが負けたときの勝率.621を上回らないため。順位は勝率で決まり、ゲーム差はあくまで目安。ゲーム差は「マイナス0.5」となる。
(サンケイスポーツ)

 どちらの優勝だろうか。

<税制改正>ビール税一本化、本格議論…政府・与党

 政府・与党は今秋から始める2017年度税制改正の議論で、ビール類の酒税の見直しを進める方針だ。ビール類の税額の55円程度への一本化や、ビールの定義拡大が主な論点。安価な発泡酒や「第3のビール」の増税につながることなどから先送りされてきたテーマだが、消費税率10%への引き上げが延期されたことも踏まえ、議論を前進させる考えだ。【横山三加子】

 ◇風味多様化

 酒税法は、原料をホップや麦などに限り、麦芽の比率も67%以上のものだけを「ビール」と定義している。欧州では、麦芽比率がもっと低かったり、別の原料で風味を付けたりしてもビールだ。財務省は「海外の状況も踏まえて麦芽比率や原料の範囲を検討する」と説明。麦芽比率を見直せば1908年以来、原料を追加すれば03年の麦以来となる。

 見直しの背景には、欧州産ビールが発泡酒扱いされることに対する欧州連合(EU)の不満がある。欧州は、原料にオレンジピール(皮)やコリアンダーなどを使って風味を付けたビールを日本に輸出しているが、酒税法で定めた原料以外を使っていると、容器には「発泡酒」と記載される。一方で酒税法は、発泡酒でも麦芽比率が50%以上ならビールと同じ高税率を課すと定めている。欧州産は50%以上が多く、EUは「発泡酒扱いされてブランドイメージが損なわれているのに、税率は高い。非関税障壁だ」と見直しを求めてきた。

 国内メーカーも、発泡酒や、麦芽以外の原料を使うなどした「第3のビール」の出荷量が頭打ちになるなか、本物志向に応える高級ビールや、飲みやすい果実味のあるビールなどに開発の軸足を移し始めている。例えばキリンビールは、ユズやサンショウを使ったクラフトビールを開発した。税法上は発泡酒だが、ビールと銘打った方が本物志向の顧客にアピールできる。財務省は「定義が広がれば趣向の多様化に応じたビールづくりがしやすくなる」とし、製品開発の自由度が広がって市場が拡大する効果を見込む。

 ◇350ミリリットル55円

 税額一本化の議論も結論を出す方向だ。現行の税額(350ミリリットル当たり)はビールの77円に対して、麦芽比率25%未満の発泡酒が47円、第3のビールは28円。これを55円程度に統一する。減税となるビールは値下げになるが、増税となる発泡酒や「第3のビール」は値上げにつながる。

 政府・与党は「税額の安いビール類の開発競争ばかり進み、税収減にもつながっている」などとして、2年前から税額を一本化する議論を進めてきた。しかし、第3のビールなどに開発費を投入してきたメーカーなどとの調整が難航したほか、安さが売りの発泡酒などが増税されれば、今夏の参院選に影響するとの懸念もあり、先送りされてきた。

 当初は17年度税制改正でも、来年4月に消費税率10%への引き上げが予定されていたため「二重増税につながる税制改正は難しい」(財務省幹部)との見方が支配的だった。しかし、消費税増税が2年半先送りされたことで、議論を進めやすい環境になった。

 ◇経過措置も

 税制の見直しは、メーカーの開発の方向性を大きく左右する。影響を緩和するための経過措置なども焦点となりそうだ。

 ビールの新しい定義や税額の一本化が決まれば、メーカーは商品開発戦略の練り直しや、生産計画の再考などを迫られる。それにはある程度の時間が必要だ。また、一気に税額を一本化すれば、増税となる発泡酒や第3のビールを購入する消費者の負担感が大きい。このため、数年をかけて段階的に実施する案も出ている。
(毎日新聞)

 庶民が飲む安い酒の酒税は廃止すべきだろう。
 酒税と消費税のダブル課税はおかしいだろう。

西武おかわり19日から1軍復帰 潮崎ヘッドが明かす

 不振で2軍調整を続ける西武・中村剛也内野手が、19日のロッテ戦(西武プリンス)から1軍復帰する見通しとなった。

 潮崎ヘッド兼投手コーチが「本拠地に戻ったら呼ぶ方針」と17日、明かした。7月30日に出場選手登録を抹消されて以降、2軍戦で出場を続けており、13日の巨人戦で本塁打を放ち、三塁の守備にも就くなど状態を上げてきた。
(デイリースポーツ)

 ソフトバンク戦で活躍しないとダメでしょう。

ナチスの財宝列車、ポーランド西部で発掘作業始まる

 第2次世界大戦末期に行方不明になったと言い伝えられているナチス・ドイツの軍用列車の発掘作業が8月16日、ポーランド南西部の町で始まった。地元に言い伝えられている話では、1945年の終戦直前ソ連軍が迫る中、ポーランド南西部バウブジフ近郊のトンネル内でドイツ軍の列車が消息を絶ったが、列車にはユダヤ人から奪った宝石が積まれていたという。
 ポーランド人とドイツ人の合同チームは昨年、地下に埋まっていた問題の列車の場所を突き止めたことを明らかにした。これに対して、クラクフ科学技術大学の研究チームは、2人のトレジャー・ハンターが見つけたと主張する場所に列車はないと反論。
 発掘許可が下りた16日、バウブジフ近郊の3か所で問題の列車の発掘作業が開始された。チームは、地中レーダーの手応えは“非常に有望だ”として、作業を進めている。

(ポーランド、バウブジフ、8月16日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)

 徳川埋蔵金みたいなものだろうか。

大谷翔平 0.5差弾 最大11.5差からついに首位ソフトB肉薄

◇パ・リーグ 日本ハム4―2オリックス(2016年8月17日 札幌D)

 11・5ゲーム差からついに0・5差!日本ハム・大谷翔平投手(22)は17日、オリックス戦で同点に追い付いた7回2死三塁から決勝の18号2ラン。打った瞬間にガッツポーズを繰り出す完璧な打球でチームを4連勝に導き、試合がなかった首位・ソフトバンクについに0・5ゲーム差に肉薄した。18日のオリックス戦を挟み、19日からはソフトバンクとの天王山。逆転Vへ、大谷のバットが一層凄みを増してきた。

 打った瞬間に右手を突き上げた。杉谷のスクイズで同点に追い付いた直後の7回2死三塁。大谷は左腕・山田の投じた高めにすっぽ抜けたカーブを強引に引っ張った。右中間席上段に突き刺さる決勝18号2ラン。札幌ドームに歓声が響いた。

 「真っすぐを待っていたけど、高めに抜けてきたので“もういくしかない”と思った」

 プロ初対戦の山田に対し、初回は四球、3回は泳がされながらも左前打で出塁した。「いろいろな球種を(1、2打席目に)見られたことが良かった」。14日の楽天戦(コボスタ宮城)では0―1の6回に逆転2ランを放ち、一振りでチームを勝利に導いた。2試合ぶりの一発はまたしてもV弾。ソフトバンクと最大11・5あったゲーム差は0・5まで縮まった。

 この日はストッキングを上げるオールドスタイルで練習に参加。「上げてみようかな」と先輩の谷口に背番号「64」が刺しゅうされたストッキングを借りた。右手中指マメの影響で登板回避が続き、復帰登板のメドは立っていない。指揮官は「明日(18日)までは(打者で)いく。いろいろなことを探っている」と焦りを見せないが、投げられない分はバットで。ストレスをためないための大谷なりの気分転換だった。

 18本塁打は4番・中田を抜いて、チーム単独2位。練習中に侍ジャパンの打撃コーチも務める稲葉篤紀SCOに「数字との戦いをしてんのか?」と声を掛けられたが「全然、気にしていないです」と笑顔で応じる余裕もある。稲葉氏は「これだけ打者として出るのは初めて。普通はプレッシャーがあるもの」と感心するほどだった。

 自身初めてと言っていい優勝争い。大谷は「1年目は全く絡めなかった。まだ2位なのでそういう意味ではこれから」と言う。野球を始めて以来、未体験の日本一へ。熱い思いが大谷を突き動かし、パ・リーグを熱くする。 (柳原 直之)

 ≪18日の順位は?≫日本ハムは首位ソフトバンクに0.5ゲーム差まで詰め寄った。ただし、18日に日本ハムがオリックスに勝っても勝率は.620止まり。ソフトバンクは西武に敗れても勝率は.621となり、日本ハムが首位に立つことはない。

 ≪札幌Dで今季9本目≫大谷(日)が勝ち越しの18号2ラン。札幌ドームでは今季9本目でレアードと並び最多となった。7月26日西武戦からは20試合連続で指名打者として先発出場。この間、打率.365、7本塁打、16打点と好調を維持。打点は中田と並び最多で、打率、本塁打はチームトップと、快進撃の中心になっている。
(スポニチアネックス)

 大谷の打撃での活躍が、優勝には欠かせないだろう。

【日本ハム】“北のメークドラマ”主役・大谷V弾で首位タカと0・5差

◆日本ハム4―2オリックス(17日・札幌ドーム)

 熱く、強く。日本ハム・大谷はチームを鼓舞するように、右拳を何度も突き上げた。1点差を追いついた直後の7回2死三塁、左腕・山田の高く浮いたカーブをフルスイング。右中間中段へ消える決勝の18号2ランだ。「打った瞬間にいくな、と。逆転できて良かったです。全くイメージした球ではなかった。とにかく走者を返したいなと思っていた」。2試合ぶりの一発。首位・ソフトバンクに0・5ゲーム差に肉薄した。

 試合前練習。侍ジャパンで打撃コーチを務める稲葉篤紀スポーツ・コミュニティー・オフィサー(SCO)が視察した。最近5試合は打率1割6分7厘と不調気味。気分転換でストッキングを膝下まで上げるオールドスタイルにしていた22歳を見た稲葉氏から「数字との戦いか?」と心配されたが「そこは全然気にしてないです」と首を横に振った。ここに野球人としての神髄をのぞかせる。「そこまで安打が欲しいとは思ってない。四球でも十分と思っています」。狙うは一戦一戦の勝利だけだ。

 打数が圧倒的に少ない中、本塁打数リーグトップ5入り。同僚・中田の本数を上回った。投手復帰戦は見えてこないが「1年目は全く優勝争いにも絡めてなかったですし、今年は充実した一試合一試合になっています。ただ、まだ2位。ここからが大事」と話す。初体験の優勝争い。最大11・5ゲーム差からの「北のメークドラマ」完成へ、大谷は表情を引き締めた。

 チームは4度目の4連勝で貯金は最多の25。ソフトバンクの引き分け数が多いため、18日は「日本ハム○、ソフトバンク●」でも2位のまま。最短では19日の直接対決で首位奪取となる。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)

 日本ハム優勝できるか、楽しくなってきました。

「執拗な撮影行為でトラウマ」と舛添要一前都知事の妻子が申し立て BPO、フジ番組を審理入り

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は17日、東京都の舛添要一前知事の政治資金問題を取り上げたフジテレビ系情報番組「Mr.サンデー」について、16日付で審理入りしたことを明らかにした。舛添氏の妻の雅美さんらが「子供2人が執拗な撮影行為で衝撃を受け、トラウマになった」と人権侵害を申し立てていた。

 対象となったのは5月22日の放送。舛添氏の資金管理団体が、舛添氏の妻が代表を務める「舛添政治経済研究所」に事務所家賃を支払っていた問題を取り上げた。同月20日朝、舛添氏の自宅兼事務所前で、雅美さんが番組の取材に「いくらなんでも失礼です」と発言した様子などが放送された。

 雅美さんらは申立書で、撮影に抗議した場面が「家賃についての質問に答えているかのように、都合よくカット編集された」と主張。また、未成年の子供2人に「至近距離からの執拗な撮影行為」があったとして、「長男と長女は衝撃を受けた。これがトラウマとなり、登校するために家を出る際、恐怖を感じ、時には泣いて家に戻ることもある」と訴えている。

 一方、フジ側は、ディレクターの質問から雅美さんの回答部分までをノーカットで放送したとして、「作為的編集、放送は一切ない」と反論した。雅美さんに取材する目的で撮影を行ったとして、子供2人については「(長男は)ごく短時間、映り込んでしまった」「(長女は)即座に撮影を中止した」と、「執拗な撮影」を否定。「政治資金の使い道についての説明責任がある当事者」として、「雅美さんへの取材は『公共性公益性』が極めて高いと考えている」と主張している。
(産経新聞)

 公共性公益性が高い報道(言論の自由)か、人権侵害か。

平沢大河 故郷で初安打=プロ野球・ロッテ

 ロッテのドラフト1位、平沢がプロ初安打を放った。七回1死一塁。2ストライクから高めに抜けたフォークを逃さず、中前にはじき返した。24打席目で出た待望の一打を「ほっとしたのが実感。早く打ちたかった」と振り返った。

 仙台育英高時代から慣れ親しんだコボスタ宮城。一塁に到達すると、敵地ながら総立ちの観客に祝福された。家族や友人らが見守る中で故郷に錦を飾り、「すごくうれしい気持ち。宮城で打てたのは良かった」と声が弾んだ。
(時事通信)

 これからだろう。

大谷翔平 日本ハム 勝ち越し18号2ラン 4連勝で首位ソフトバンクと0・5差!

◆日本ハム4―2オリックス(17日・札幌ドーム)

 日本ハムが逆転勝利を収め、首位・ソフトバンクとのゲーム差を0・5とした。1点ビハインドの7回1死二、三塁から杉谷がスクイズを決め同点に追いつくと、続く2死三塁から大谷が今季18号勝ち越し2ランを放ち、接戦を制した。

 これでチームは4連勝で、貯金を今季最多の「25」とした。首位・ソフトバンクと接近したが、栗山監督は「それ(ゲーム差)は関係ない。とにかく全部勝ちにいった中で何が起きるか」と気を引き締めた。
(スポーツ報知)

 中田を超える大谷の18号は笑える。
 試合を決める大谷はすばらしいけど、4番中田がネックだろう。

2016年8月17日水曜日

大谷翔平 四球でつないだ フォーム崩し投手復帰はメド立たず

◇パ・リーグ 日本ハム3―2オリックス(2016年8月16日 札幌D)

 日本ハム・大谷も逆転劇に加わった。8回無死二塁から「つなぐことだけを考えた」と8球粘った末に四球。レアードの逆転2点打で生還した。

 試合前にブルペン入り。この日の中継ぎ登板の可能性を探ったが、右手中指のマメの影響で崩したフォームの修正は容易ではなく、19試合連続で打者出場した。投手復帰のメドは立っていないが「日に日に良くなっている」と話した。
(スポニチアネックス)

 今期は残り打者・大谷で、優勝を目指すしかないだろう。

“都議会のドン”が役員の会社 豊洲新市場の工事も受注

 “都議会のドン”といわれる内田茂都議(77)が役員を務める会社が、築地市場の移転先となる豊洲新市場の電気工事を受注していたことがわかった。8月17日(水)発売の週刊文春で詳しく報じる。

 内田氏は、落選中だった2010年から地元・千代田区に本社を置く東光電気工事の監査役に就任。内田氏の所得等報告書、関連会社等報告書を総合すると毎年数百万円の役員報酬を受けているとみられる。

 築地市場の移転を巡っては、自民党東京都連の幹事長だった内田氏が都議会対策を仕切り、2012年3月、移転に関する予算案が都議会特別委員会で可決され、大きく進展した。

 予算成立を受け、都財務局は豊洲新市場関連工事の入札を実施。2013年12月、新市場の管理施設棟の電気工事を約37億9000万円で落札したのが、東光電気工事を中心とするJV(ジョイントベンチャー)だった。

 東光電気工事は、複数の東京オリンピックの施設工事も受注しており、内田氏が復活当選する2013年までは700億円前後だった売上高は、2014年には約1000億円へと急成長している。

 地方自治法第92条の2では、地方議員が自治体の事業を請け負う企業の役員を兼ねることが禁じられている。さらに、同法127条では、前項に違反した場合、議員を失職することが定められている。

 「ただ、失職させるには、議会で出席議員の3分の2以上の同意が必要であると定められており事実上、空文化しています」(自民党都議)

 内田氏、東光電気工事は以前、小誌の五輪施設受注に関する取材に対し、口利きを否定。今回、豊洲新市場の受注について確認を求めたが、回答はなかった。

 東京都の小池百合子新知事は、築地市場の移転問題について、選挙戦の最中に「一歩立ち止まるべきだ」と述べていた。16日に築地市場、豊洲新市場を視察した上で、結論を出すとしており、決断が注目される。

<週刊文春2016年8月25日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

 いよいよドンも叩かれ続けるのだろう。

木村拓哉、SMAP解散に「だったら4人をクビにして!」

 12月31日をもって、SMAPが解散することが発表された。その舞台裏を6ページにわたって総力取材した8月17日発売の「週刊新潮」では、木村拓哉(43)が漏らした“本音”を明らかにしている。

 今年の初めに発覚した独立騒動は、フジテレビの『SMAP×SMAP』でメンバーたちが生謝罪を行ったことで、一度は収束したかに見えた。が、以来、“裏切り者”の木村は4人から無視され続けたという。

「キムタクは、自分から歩み寄っているのに全く相手にされず、かなり頭にきていた。(スマスマ)担当プロデューサーに、こんなんじゃやってられないという抗議のメールを送っていますからね」(フジテレビ幹部)

 詳しくは「週刊新潮」本誌に譲るが、騒動以後、グループの“活動休止”も検討された。それが解散に至った理由には、香取慎吾(39)らからの強い解散要求がある。

「それに対し、木村はジュリー副社長に『だったら4人はクビにしてください!』と懇願したそうです」(関係者)

 17日発売の「週刊新潮」ではこのほか、木村だけが呼ばれたフジ社長の誕生日会や、他のメンバーの今後、そして元マネージャーの飯島女史と“芸能界のドン”との密会などについて詳報する。

「週刊新潮」2016年8月25日秋風月増大号 掲載

 キムタク離脱もありだろう。

【日本ハム】レアード、逆転V打!北のドラマついに1差

◆日本ハム3―2オリックス(16日・札幌ドーム)

 強く右腕を振り上げた。レアードは一塁ベース上で腹の底から雄たけびを上げた。1点差の8回2死二、三塁。平野から左前へ逆転2点打を放った。最大11・5ゲーム差あったソフトバンクとは、ついに1差だ。すしを握るパフォーマンスを見せるヒーローは「すし最高! ファイターズ最高!」と声を張った。

 栗山監督との約束を守った。試合前。レアードは指揮官への報道陣の取材をチェック。「監督、頑張って!」と日本語で声を掛けると、栗山監督から「今週はメニー、メニー(たくさん)、ヒットお願いします」と応戦された。この日は最初の3打席で無安打も、最後に大きな仕事をした。「ドキドキしました。ちゃんと約束を守れて良かった。監督のために試合を決めるヒットを打ちたい」と力を込めた。

 一丸で作った8回の逆転劇だ。先頭の杉谷が粘った末の11球目を二塁打にし、続く大谷も辛抱強く見極めて四球。中田、田中賢は凡退したが、2死一、二塁で矢野が2球で追い込まれたが、6球目を右前に運ぶ適時打で「ファイターズらしく粘り強く。ビビリながらも、何とか気持ちが勝った」。打席前まで13打席無安打だったが、会心の一打となった。矢野の代走・谷口は続くレアードの打席で二盗に成功。二、三塁と一打逆転の場面を演出した。

 主力、伏兵の奮闘で4月4日以来となる、首位と1ゲーム差。栗山監督は「相手は関係ない。勝ち続けるだけ。勝負を仕掛けまくるしかない」と声を張り、レアードも「ファイターズらしい戦いができれば、必ず追い越せる」と首位奪取を誓った。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)

 中田打てない。これからの試合で勝利に貢献できなければクビにすべき。

日本女子が銅メダル=シンガポールに3勝1敗-卓球団体〔五輪・卓球〕

 卓球は16日、女子団体が行われ、3位決定戦で日本はシンガポールを3勝1敗で破り、銅メダルを獲得した。2012年ロンドン五輪の銀に続き、2大会連続のメダル。

 日本はシングルスの福原愛(ANA)がユ・モンユに2-3で敗れたが、石川佳純(全農)がフェン・ティアンウェイにストレート勝ち。続くダブルスで伊藤美誠(スターツ)福原組がジョウ・イーハンとユのペアを3-1で破り、4番手の伊藤がフェンに3-0で快勝した。
(時事通信)

 福原選手の今にも泣き出しそうな表情でのプレーで、日本が勝ててよかった。

鷹の背中見えた=終盤強い日本ハム、ついに1差-プロ野球

 今季の日本ハムは終盤で粘り強い。七回までは東明に手を焼き無得点だったが、オリックスが継投策に出ると潮目が変わった。

 2点を追う八回。2死一、二塁とすると、代打に出た矢野は「気持ちで食らい付いた」。フルカウントから一、二塁間を抜いてまず1点。

 仕上げは、今季は終盤の殊勲打が目立つレアードだ。予定より早く投入された抑えの平野に対し、2ストライク後は決め球のフォークに絞った。二、三塁の場面で、そのフォークを左前に運ぶ2点打で逆転。「ああいう場面は大好き。なぜか力が出る」と笑った。

 「今は追い付けそうな勢いがある」と不敵に言うレアード。栗山監督の一番の喜びは、快進撃とともにチームの成長が実感できることにある。「こういう状況で試合をすることが一番上達する」
 6月に最大11.5ゲーム差あったソフトバンクをひたひたと追い、ついに4月4日以来の1ゲーム差に。くっきりと首位の背中が見えても監督は「相手のことは関係ない。ずっと負けなければ、いつかは近づけると思ってやっている」。これまでと変わらず、目の前の一戦だけを見据えている。
(時事通信)

 ソフトバンク、7.8月16勝19敗で大ブレーキ。
 勢いのある日本ハムが有利だろうか。

日本ハム、オリに鮮やか逆転劇で3連勝!ついに鷹1差追いつめた

(パ・リーグ、日本ハム3-2オリックス、16回戦、日本ハム11勝5敗、16日、札幌D)ついに来た、鷹はすぐ目の前だ! 日本ハムは16日、オリックス16回戦(札幌ドーム)に3-2で逆転勝ちし、3連勝。最大11・5ゲーム離されていた首位・ソフトバンクとの差を、ついに「1」に縮めた。0-2の八回、代打・矢野謙次外野手(35)の右前適時打、ブランドン・レアード内野手(28)の左前2点打で鮮やかな逆転劇を演じた。

 最大11・5ゲーム差をつけられていた鷹の羽根が、いまやはっきり見えている。「選手を信じて手を打って、信じ切るだけでした」。栗山監督は感無量だ。追いつめられた八回に劇的すぎる逆転を演じ、逆に、福岡で苦しむソフトバンクを追いつめた。

 「ファイターズ最高!!」。お立ち台でレアードと矢野が絶叫した。2万5643人の前で、2点を追う八回、粘りに粘った。まずは先頭・杉谷。3球で追い込まれながらもファウルで粘り、11球目を右中間へ二塁打。続く大谷は8球粘った末に四球を選んだ。二死後に代打・矢野がフルカウントから一、二塁間を破って1点。さらに二、三塁とし、レアードが左前へ運び、一気に逆転した。

 すっかり「スシポーズ」が定着した来日2年目の助っ人は、誰より思いやりの心を持っている。練習中にベンチで囲み取材を受けている栗山監督に絡むやり取りが、いまや恒例だ。

 5月に月間MVPを獲得するなど好調だったが、チームが快進撃を見せた7月には打率・222と不振。そんな中でも「ノープレッシャー!」と笑いかけ、栗山監督は「アイツ、顔色をうかがってくるよな」と苦笑い。ソフトバンク戦までの本拠地6連戦に突入したこの日は「ディス ウイーク メニーメニー ガンバッテ!」。指揮官の「ヒット!!」の要望に応えた。

 「相手は関係ない。ずっと負けないで行けば、いつか近づけると思っていた」と栗山監督。6月24日に11・5差がついてから、29勝10敗。鷹も19勝21敗と踏みとどまってはいるが、勢いの差は明らか。19日からの札幌での天王山3連戦で、一気に逆転首位に立つ可能性が高まってきた。

 「去年は離されていたけれど、近いからやっていて楽しいね。このまま勝っていければ、追い越せる」とレアード。ミラクルの実現へ、「メニーメニー ガンバル」だけだ。
(サンケイスポーツ)

 ついにゲーム差1。
 貧打の日本ハムと苦しむソフトバンクのどちらが優勝だろうか。

2016年8月16日火曜日

【高校野球】常総学院が緻密野球、6犠打でV候補の履正社破り8強 左腕・寺島は姿消す

履正社より少ない7安打で7得点、寺島は途中登板で7奪三振の力投も…
 第98回夏の甲子園大会10日目第4試合は常総学院(茨城)が優勝候補の履正社(大阪)を7-4で破り、準々決勝に進出。ドラフト候補左腕の履正社・寺島は2回から救援登板。打っても3安打するなど奮闘したが、3回戦で姿を消した。

 先発は常総学院が3連投になったエース・鈴木昭に対し、履正社は寺島ではなく、こちらもプロ注目でもある山口。常総は甲子園初登板となった山口の立ち上がりを攻めた。

 初回、この日1番に起用された有村がいきなり二塁打で出塁。花輪の四球で走者を貯め、5番・清水の2点二塁打で先取点を奪った。2回には2本のヒットと送りバントで1死一、二塁となると、ここで履正社ベンチは山口から寺島をマウンドに送った。リリーフ待機とはいえ、予想よりも早いタイミングの登板に、寺島は1番・有村に2点打を浴びるなど、常総ペースで試合は進んだ。

 常総学院は2回に1点を返されるも、5回に4つの犠打を絡めて2点を取るなど、巧みな試合運びで寺島を追い詰めていった。常総はこの試合、6犠打を決めた。

 一方の寺島も7回に3者連続三振を奪うなど7回2/3を投げ7奪三振と力投。履正社は常総学院(7安打)よりも多い13安打を放ち、中盤以降は場内が履正社を応援する拍手を送ったが、最後までペースをつかめなかった。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 久しぶりに上位にいけそうな常総学院の勢いを感じる。

ボルト史上初3連覇!3大会連続3冠宣言!「伝説のままで終わる」

「リオ五輪・陸上男子100m・決勝」(14日、五輪スタジアム)

 男子100メートル決勝は“人類最速の男”ウサイン・ボルト(29)=ジャマイカ=が9秒81(追い風0・2メートル)で制し、同種目史上初の3連覇を達成した。2位はアテネ五輪金メダリストのジャスティン・ガトリン(34)=米国=だった。日本勢で準決勝に進出した山県亮太(24)=セイコーホールディングス=は自己ベストを更新する10秒05の日本人五輪最高記録をマークしたが、準決勝2組5位。ケンブリッジ飛鳥(23)=ドーム=も10秒17の準決勝3組7位で、ともに日本選手84年ぶりの決勝進出はならなかった。

 “稲妻”は三度夢舞台を貫いた。ゴール直前、ボルトは自分がNo.1だと誇示するように右手親指で胸を指し、ゴールを駆け抜けた。「最高の気分だ。完璧な出来と言っていい」。興奮の渦が巻き起こるスタジアムをあおりながら、1周に及ぶウイニングラン。最後はおなじみの弓をひくポーズで、締めくくった。これが最後の五輪。自身のアイデンティティーである“最速”を守り抜き、何度も何度も漆黒の夜空にほえた。

 まるで何かの映画のように観客が思い描く筋書き通りに、スーパーヒーローが勝ちをさらった。選手入場から異様な光景だった。ガトリンの名が呼ばれると、スタジアムは嫌悪感を示すかのようにブーイングが飛んだ。一方、最後にボルトが呼ばれると、割れんばかりの大歓声と、「ボルト」コールが沸き起こった。大会前にロシアのドーピングスキャンダルに揺れた大会。観客は過去にドーピング違反で出場停止の経験があるガトリンにNOを突き付け、クリーンな“英雄”ボルトの勝利を願った。

 先に飛び出したガトリンを中盤からボルトが追い掛ける。大きなストライドでグングン加速すると、粘るガトリンを最後は豪快に突き放した。勝ち方までが計算し尽くされたストーリーのようだった。

 “ボルト伝説”の最終章。今大会で3大会連続3冠を成し遂げることで「不滅になる」と宣言している。まず大会のメインイベントで主役を演じきった千両役者は、不敵に宣言した。「もう分かるだろう。伝説は伝説のままで終わる」-。
(デイリースポーツ)

 最後まで全力で走ったら、どれくらいのタイムが出るのだろうか。

白井銅メダル!新技「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」成功!

◇リオデジャネイロ五輪体操・種目別跳馬決勝(2016年8月15日)

 男女の種目別決勝が行われ、男子跳馬で19歳の白井健三(日体大)は「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」を初めて成功させ、15・499点で銅メダルを獲得した。団体で獲得した金メダルに続き、初五輪で2つ目のメダルとなった。

 跳馬の種目別決勝は2回の演技を行い、2本の平均点を争って行われる。白井は1本目で、団体決勝で披露した「シライ/キムヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)」よりひねりが半分多い新技に成功し15・833点の高得点を記録。2本目の「ドリッグス」は15・066点で、2本平均15・499点だった。

 マリアン・ドラグレスク(ルーマニア)と2本の平均点では並んだが、白井の1本目の得点がドラグレスクの高い方の得点を上回っていたため、白井が3位となった。

 日本勢の跳馬での表彰台は、1984年ロサンゼルス五輪で「銀」の森末慎二、具志堅幸司以来。また、新技が国際体操連盟(FIG)から認定されれば「シライ2」と命名される見通しで、自身の名前がつく技は跳馬で「2」、床運動で「3」の計5個となる。

 15日(日本時間16日)の種目別床運動決勝では、金メダル候補だったものの2度大きく着地で乱れてメダルに届かなかった。「気持ちを切らさず、きょうの悔しさを晴らすような堂々とした演技をしたい。あしたも難しい技に挑戦すると思います」と意気込んでいた。

 優勝は15・691点のリ・ゼグァン(北朝鮮)、2位には15・516点でデニス・アブリャジン (ロシア)が入った。
(スポニチアネックス)

 白井もすごいけど、金メダルの映像が見たい。

大谷翔平 日本ハム「野手・大谷」フル出場で2差ソフト逆転へ!

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が札幌ドームで16日から行われるオリックス、ソフトバンクとの6連戦も全試合野手で出場する。

 首位と2ゲーム差に最接近し、優勝へ負けられない6連戦。15日、仙台から北海道へ移動した栗山監督は起用法について「体の状態を見ながらいろんなパターンを考えている。どうやって使ったら勝ちやすいか」。6連戦6連勝へ打撃好調の二刀流を、野手でスタメン起用し続ける選択肢もあるとした。

 投手と野手、どちらで起用するのが勝利への近道か。「何でもいいんだよ。勝てば」と話す指揮官は、現段階で野手大谷を優先するのが最適と考える。当初目指していた21日・ソフトバンク第3戦で先発復帰する場合、1、2戦は投手調整に充て野手出場できなくなる。鷹投手陣と相性抜群で、今季球団別トップの打率・423、8本塁打の打棒を生かさない手はない。

 これまで大谷の代役で4週連続で日曜日に先発している加藤も、その間2勝負けなし。大谷の先発復帰は今回も見送られることになりそうだ。

 「本当の勝負は追いついてから」と栗山監督。まずはオリックス3連戦。最大11・5差からの大逆転優勝へ、大谷のバットで首位に躍り出る。
(デイリースポーツ)

 誰が監督でも、打者・大谷を選択するだろう。

大谷翔平【日本ハム】ギリギリまでチャレンジ!大谷、21日ソフトバンク戦先発へ

栗山監督、大谷らチームは16日のオリックス戦(札幌D)に向け、仙台から札幌へ移動。首位・ソフトバンクと2差に縮まり、栗山監督は「追いつかないことに勝負は始まらない。勝てば何でもいい」と気合。

 大谷は7月10日のロッテ戦(札幌D)で右手中指のマメをつぶし、4試合の先発登板を回避。21日・ソフトバンク戦(札幌D)での起用法について、指揮官は「(投手復帰を)ギリギリまでチャレンジしてみる。全ての可能性がある」と慎重に起用法を模索すると明かした。
(スポーツ報知)

 打者・大谷も魅力的で捨てがたい。

2016年8月15日月曜日

新型シビックハッチバック披露 米で今秋発売

 ホンダの米国法人アメリカン・ホンダモーターは15日、新型「シビック ハッチバック」を米国で今秋に発売すると明らかにした。

 新型シビック ハッチバックは、セダンやクーペと同様にグローバルモデル共通のプラットフォームをベースに開発された。外観はスポーティな雰囲気が追求され、5ドアでありながらクーペのようなスタイリングを特徴とする。

 パワートレインは、1.5リッター直噴VTECターボエンジンを搭載し、トランスミッションはCVTと6速マニュアルトランスミッションが設定される。先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を搭載し、安全性が高められている。

 なおシビック ハッチバックはイギリスの工場で生産される。アメリカン・ホンダモーターはこれを輸入し、今秋に販売を開始する。
(carview)

錦織がナダル破り銅メダル獲得!日本勢のメダル獲得は96年ぶり

【AFP=時事】リオデジャネイロ五輪は14日、テニスの男子シングルス3位決定戦が行われ、大会第4シードの錦織圭(Kei Nishikori)は、第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を6-2、6-7(1-7)、6-3で破り、銅メダルを獲得した。日本勢が五輪テニス競技でメダルを獲得するのは1920年アントワープ大会以来、96年ぶりとなる。

 2008年北京五輪の金メダリストで、リオ五輪ではこれが11試合目となるナダルに対し、錦織は第1セットを先取するも、第2セットでは2-5の場面から息を吹き返したナダルに逆転され、勝負の行方は第3セットまで持ち越された。

 錦織はこの試合前まで、四大大会(グランドスラム)通算14勝を誇るナダルとの通算対戦成績を1勝9敗としていたが、左手首のけがで全仏オープンテニス(French Open 2016)の男子シングルス3回戦を棄権して以来、実戦から遠ざかっていたナダルを相手に最後は勝利を収めた。

 シングルスでメダル獲得に届かなかった30歳のナダルだが、今大会ではすでにマルク・ロペス(Marc Lopez)と組んだ男子ダブルスで金メダルを獲得している。【翻訳編集】 AFPBB News

 96年ぶりはおもしろい。

MotoGP第10戦オーストリアGP決勝:6年ぶりにドゥカティが表彰台の頂点に。イアンノーネが初優勝

 MotoGP第10戦オーストリアGP、MotoGPクラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで決勝レースを行い、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温27度、路面温度46度のドライコンディションで争われた。

 ポールからスタートしたイアンノーネはスタートでトップに立つが、最終コーナーでバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)がイアンノーネを交わしてトップに浮上する。

 しかし、2周目にはイアンノーネがトップを奪還。ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)が2番手に続き、ロッシは3番手につける。4周目の3コーナーで今度はロレンソがトップを奪うが、イアンノーネもすぐにポジションを奪い返す。序盤のトップ集団はイアンノーネを先頭に、ロレンソ、ロッシ、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)の6人により構成。

 この中から6周目に2番手に浮上したドビジオーゾが、10周目にイアンノーネを交わしてトップに浮上する。このあたりからドビジオーゾ、イアンノーネのドゥカティの二人がやや抜け出し、それにロレンソとロッシのヤマハ勢が続き、マルケスとビニャーレスはトップ争いから遅れていく。

 レース終盤の20周目を過ぎたあたりからはトップのふたりと3番手を争うふたりの間の差も広がり、優勝争いはドゥカティのチームメイト同士の戦いとなる。

 そして、21周目の8コーナーでイアンノーネがトップに浮上。ポジションが入れ替わってもふたりの差は僅差で終盤も接近戦を続けていく。最終ラップに入るときにはふたりの差はコンマ3秒ほどだったが、イアンノーネはドビジオーゾに勝負をしかける隙を与えず、最終的に約コンマ9秒のリードをとって、MotoGPクラス初優勝を達成した。

 2番手にドビジオーゾが続き、ドゥカティがワンツーフィニッシュを達成。ドゥカティの優勝は2010年オーストラリアGPのケーシー・ストーナー以来となった。

 3位ロレンソ4位にロッシが続き、ロッシから約8秒遅れの5位にマルケス。ビニャーレスが6位で続いた。

 7位にダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、8位にスコット・レディング(プラマック)、9位にブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)、10位にポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)が入賞。

 ダニロ・ペトルッチ(プラマック)が11位、ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が12位、ロリス・バズ(アビンティアレーシング)が13位、ティト・ラバット(マークVDS)が14位でチェッカーを受け、ジャンプスタートのライドスルーペナルティを受けたカル・クロッチロウ(LCRホンダ)が15位に入賞。

 同じくジャンプスタートのペナルティを受けたアルバロ・バウティスタ(アプリリア)とヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)は16位と17位でゴール。ユージン・ラバティ(アスパー・チーム)は15番手走行中の最終ラップに転倒を喫し、18位に終わった。

 ステファン・ブラドル(アプリリア)はマシントラブルとライドスルーペナルティでレース中に2度ピットインを強いられ、19位。

 アレイシ・エスパルガロ(スズキ)はマシントラブルでピットに戻ってリタイア。エクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)は序盤から7番手につけていたが、ジャンプスタートに対するペナルティを消化せず、最終的に黒旗により失格となった。ジャック・ミラー(マークVDS)は朝のウオームアップセッションで転倒、決勝出場を見合わせた。
(AOTOSPORT)

MotoGP イアンノーネがオーストリアGPで優勝、ドゥカティに6年ぶりの勝利をもたらす

【AFP=時事】世界ロードレース選手権(WGP 2016)第10戦のオーストリアGPは14日、 MotoGPクラスの決勝が行われ、アンドレア・イアンノーネ(Andrea Iannone、イタリア)が同クラス初優勝を飾り、 所属チームのドゥカティ(Ducati Team)に2010年以来の勝利をもたらした。

 ポールポジションからスタートしたイアンノーネは、チームメートのアンドレア・ドビツィオーソ(Andrea Dovizioso、イタリア)に一時はリードを許したものの、レース終盤に再びトップに立ち、そのままフィニッシュした。

 ドゥカティはケーシー・ストーナー(Casey Stoner、オーストラリア)が6年前にオーストラリアGPを制して以来、優勝から遠ざかっていたが、1997年以来のオーストリア開催となった今大会では、一週間を通して最速のチームだった。

  ドビツィオーソが2位でドゥカティ勢が1・2フィニッシュを果たすと、3位には昨季の年間王者でモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)が入った。【翻訳編集】 AFPBB News


 ドゥカティ勢の1.2フィニッシュは、意外な結果で、これまでの勢力図に変化ありだろうか。

大谷翔平 日本ハム 逆転17号2ラン!最多タイ貯金23

◆楽天1―2日本ハム(14日・コボスタ宮城)

 一撃必殺だ。大谷は狙い澄ましたかのようにスイングした。1点を追う6回1死三塁、右中間へ飛び込む逆転17号2ランだ。「たまたまです。チャンスで回してくれたことに感謝したいです」とクールに振り返った。

 3ボール1ストライク。左腕・辛島の外角甘めスライダーを振り切った。「外野フライを打つつもりでいきました。昨日、おとといと打ってないので、いいところで打てて良かったです」。試合前まで最近5試合は打率1割6分7厘、0打点。6日ソフトバンク戦(札幌D)以来の一発は、復調の兆しとなるはずだ。

 7月10日ロッテ戦(札幌D)の投球中に右手中指のマメをつぶしてから先発登板が遠ざかっている。この日ブルペンで30球を投じたが、まだ軽めの投球だ。21日ソフトバンク戦(札幌D)での先発復帰を目指していたかにみられたが「予定にはどこにも入れてない」と吉井投手コーチ。投手として“長期離脱”しているものの、打者としてそれ以上の存在感だ。

 ソフトバンクと4月5日以来の2差に迫った。大谷は「もう負けないように全力で一戦一戦頑張ります」と気合十分だった。(小谷 真弥)
(スポーツ報知)

 大谷が打ち、2差はいいね。

2016年8月14日日曜日

大谷翔平 17打席ぶり安打が決勝点呼んだ!21日に先発復帰へ

◇パ・リーグ 日本ハム2―0楽天(2016年8月13日 コボスタ宮城)

 日本ハムの大谷が17打席ぶりの安打で決勝点を呼び込んだ。「あれがいっぱいいっぱいだった」。

 0―0の8回2死二塁、則本の151キロ直球に食らいつき、三塁内野安打。続く中田が四球でつなぎ、田中賢が二塁強襲の勝ち越し2点打を放った。大谷は四球を挟み5打数連続三振中だったが、執念でつないだ。14日の同戦まで打者で出場予定。右手中指のまめの影響で登板回避していた投手としては中継ぎ登板を挟み、21日ソフトバンク戦(札幌ドーム)での先発復帰を目指す。
(スポニチアネックス)

 加藤が抑えて勝ち、カード勝ち越しなるか。

MotoGP第10戦オーストリアGP予選:イアンノーネが逆転でポールポジション奪取

 MotoGP第10戦オーストリアGP、MotoGPクラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで2日目の予選を行い、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が1分23秒142でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの2日目は午前中のフリー走行3回目、午後のフリー走行4回目、Q1、Q2と全てのセッションがドライコンディションで行なわれた。

 イアンノーネはフリー走行3回目でトップタイムを記録、3回のフリー走行で総合トップでQ2に進出。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたユージン・ラバティ(アスパー・チーム)とカル・クロッチロウ(LCRホンダ)のふたりを加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。

 Q2でまずトップタイムを記録したのはアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)。ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)、イアンノーネがファステストを更新するが、開始8分すぎにドビジオーゾが再びトップに立って1回目のアタックを終了。

 各ライダー、ピットに戻り、ニュータイヤを入れて2回目のアタックが始まると、残り2分を切ったところでロレンソが1分23秒361でリーダーボードのトップに立つ。しかし、ドビジオーゾが最後のアタックで1分23秒298を記録してトップを奪還。これでポールかと思われたが、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が1分23秒289でトップに。

 しかし、その直後にイアンノーネが1分23秒142をたたき出し、逆転でMotoGPクラス通算2回目となるポールポジションを獲得した。2番手に1分23秒289でロッシ、3番手に1分23秒298でドビジオーゾが続き、イタリア人ライダーがフロントロウを独占した。

 ロレンソは最後のアタックでタイム更新ならず、1分23秒361で4番手に。5番手に1分23秒475でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が続いた。マルケスは午前中のフリー走行3回目に3コーナーで転倒。この転倒で左肩を打ち、精密検査のために近郊の病院にヘリコプターで運ばれたが、検査の結果、大きなダメージはなく、フリー走行4回目、Q2を走ったが、ポールポジション争いに絡むことはできなかった。

 6番手に1分23秒584でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が続き、Q1で2番手につけ、Q2に進出したクロッチロウが1分23秒597で7番手にジャンプアップ。8番手に1分23秒777でスコット・レディング(プラマック)、9番手に1分23秒813でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)、10番手に1分23秒822でエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)の順で続いた。

 Q1でトップタイムを記録し、初めてQ2に進出したユージン・ラバティ(アスパー・チーム)は1分24秒218でMotoGPクラスベストグリッドとなる11番手を獲得。ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)は1分24秒263で12番手に終わった。

 以下、Q1のタイム順にダニロ・ペトルッチ(プラマック)が1分24秒123で13番手、ブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)が1分24秒126で14番手、ポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)が1分24秒265で15番手。

 16番手に1分24秒472でヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)、17番手に1分24秒593でミケーレ・ピロ(ドゥカティ)、18番手に1分24秒665でティト・ラバット(マークVDS)、19番手に1分24秒673でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)の順で続き、ジャック・ミラー(マークVDS)はQ1のセッション序盤に転倒を喫し、1分24秒852で20番手に。21番手に1分24秒895でステファン・ブラドル(アプリリア)、22番手に1分25秒192でロリス・バズ(アビンティアレーシング)の順となった。
[オートスポーツweb ]

 ヤマハ対ドゥカティの戦いになりそうか。

高梨裕稔 日本ハム プロ初完封で7勝 新人王へ名乗り

<楽天0-2日本ハム>◇13日◇コボスタ宮城

 日本ハムの3年目右腕、高梨裕稔投手(25)がプロ初完投を、無四球の完封勝利で飾った。

 ストライク先行で、抜群のテンポでゲームメーク。単打のみで、わずか3安打に抑え、楽天打線に付けいるスキを与えなかった。開幕は中継ぎスタートしたが、交流戦期間中に本来は適性がある先発へと配置転換。中継ぎでの2勝を含む7勝目を挙げ、先発となってからは無傷の5連勝と破竹の勢いだ。防御率も1・67で、新人王候補にも名乗りを上げた。

 ヒーローインタビューでは「今まで中継ぎの方に迷惑ばかり掛けていたので、最後まで投げたかった」と謙虚。記念のトークを繰り広げている最中には、抑えのマーティンからペットボトル2本分の水を浴びせられ「冷たいッス」と苦笑したが、チームにも大きな1勝だった。
(日刊スポーツ)

 初完封いいね。

 

SMAP12月31日で解散…溝深く「活動難しい」

 SMAPが、今年の12月31日をもって解散することが13日深夜、明らかになった。所属事務所がマスコミ各社にファクスで書面を送った。国民的アイドルグループの歴史は、デビュー25周年の節目の年に、幕を閉じることとなった。

 書面は「弊社所属アーティスト『SMAP』今後のグループ活動につきまして」と前書きがされ、「デビューより25年間アーティストとしてグループ活動をして参りましたSMAPは2016年12月31日をもちまして解散させていただくことになりました」と発表した。

 日刊スポーツが今年1月に報じて明らかになった分裂騒動はいったん収束し、グループ存続に向けて何度も面談や話し合いを進めてきたが、メンバー間の潜在的な溝は深かった。今月に入り、事務所からは「前向きな状況が整うまでグループ活動をしばらく休む」という休業を提案したが、メンバー数名から「休むより解散したい」という希望が出たという。「全員一致の意見ではないものの解散したいと考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しいと判断し、本日のご報告となりました」と説明した。

 5人は引き続きジャニーズ事務所に所属し、今後はソロ活動に専念するという。
(日刊スポーツ)

 メンバーの不仲で、解散・独立の流れだろう。

2016年8月13日土曜日

鵜久森淳志 ヤクルト 昇格即3の2「いい流れで試合に臨めた」

(セ・リーグ、ヤクルト5-4巨人、18回戦、巨人10勝8敗、12日、神宮)1軍に昇格し、「7番・一塁」で先発出場した鵜久森が二回に先制の左前適時打を放つなど3打数2安打と活躍した。

 1軍での試合は5月25日の阪神戦以来だったが、「いい流れで試合に臨めた」と納得の表情。日本ハムから戦力外となり、トライアウトを経て今季入団した29歳は「自分自身もチャンス。明日以降も切り替えて頑張りたい」と意気込んだ。
(サンケイスポーツ)
 
 鵜久森がんばれ。

<政活費>都議会自民、研究会に充当 年1000万円

 東京都議会自民党が業界団体との交流名目で設置し、会計報告が対外的に公表されていない研究会の会費の8割に、税金を原資とする政務活動費(政活費)が充てられていたことが分かった。複数の自民都議は実態がほとんどない研究会もあると指摘しており、年約1000万円の政活費の使途が事実上不明となっている。

 会費は自民に現金で集まる仕組みとなっており、都議からも「一部の議員しか使途が分からないブラックボックス」と批判の声が出ている。

 今月公開された2015年度の政活費の収支報告書や領収書の写しによると、自民が運営し、会費が発生する研究会は10団体前後あり、全所属議員56人(当時)が参加している。

 15年度の会費の目安は1人月1万5500~2万500円。関係者によると、都議会局が自民の指示を受けて各都議の歳費から会費を天引きしたうえで、現金化して自民側に渡していた。

 8割の自民都議は、いったん支払った会費を政活費で穴埋めしており、同年度は全研究会の会費約1200万円のうち、約1000万円が税金で賄われていたとみられる。都議会関係者によると、こうした研究会は十数年前からあるが、会計報告は都議会局に届けていない。

 毎日新聞は自民に研究会の活動内容や会計報告の開示を求めたが、担当者は幹部の交代などを理由に「今の時点では答えられない」としている。【杉本修作、山本将克】

 ◇「金掛かる活動せず」都議ら

 研究会の活動実態について取材に応じた複数の都議や業界関係者は「金が掛かるような活動はしていないはずだ」と口をそろえた。

 関係者によると、宇田川聡史前都議会自民党幹事長が会長、内田茂前都連幹事長が顧問を務める「中小企業団体振興政策研究会」は、都内の中小企業が加盟する「都中小企業団体中央会」から予算要望を聞いたり意見交換したりするのが主な活動で、全自民都議が月5000円の会費を払っている。しかし、ある都議は「最近は動いていない」と首をかしげ、中央会幹部も「(会合費を)こちらが持つことはあっても、研究会に負担を求めることはない」と断言した。

 同じく会費5000円の「動物医療政策研究会」も都獣医師会との交流などを目的としている。「動物園に視察に行ったこともある」と説明する都議もいたが、獣医師会幹部は「年に1回、都庁で要望を伝えるくらい。自民党さんは視察に誘っても来ないし、動物医療のことはあまり分かっていないのでは」と指摘した。

 都議の1人は「会費が何に使われ、いくらプールされているのか見えない。本当は払いたくないが(幹部には)とても言えない」と打ち明けた。【杉本修作、山本将克】

 ◇使途公開すべきだ

 全国市民オンブズマン連絡会議の光成卓明弁護士の話 議員連盟や研究会などの会費を政活費から支出している例は他にもあり、高額なケースでは「使途が不明だ」として訴訟になっている自治体もある。会派の全議員が10前後の議連に参加する例は珍しく、議会事務局が現金をまとめて会派に渡すのも聞いたことがない。制度を骨抜きにしかねない支出で、自民党都議団は使途を公開すべきだ。
(毎日新聞)

 舛添の次は、都議会自民党だろう。

MotoGP第10戦オーストリアGP初日:ドゥカティがワン・ツー。ドビジオーゾが総合トップ

 MotoGP第10戦オーストリアGP、MotoGPクラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで1日目の2回のフリー走行を行い、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が1分23秒617で初日総合トップに立った。

 MotoGPクラスのフリー走行1日目は1回目が気温9度、2回目が15度と気温、路面温度共に低いコンディションの中で行なわれた。

 7月に行われたプライベートテストから好調だったドビジオーゾは、1回目を2番手で終えると、2回目のセッションでもトップ争いを展開。セッション終盤に1分23秒617をマークし、2回目のセッショントップ、2回のフリー走行総合でもトップで初日を終えた。

 総合2番手に1分23秒855でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が続き、ドゥカティがワン・ツースタート。テストでトップタイムを記録していたイアンノーネは1回目3番手、2回目2番手と好調。

 総合3番手に1分24秒471でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)。ビニャーレスは1回目のセッションでトップタイムを記録。2回目は3番手に終わったが、このコースとの相性はよさそうだ。

 バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が1回目、2回目共に4番手で、2回目に記録した1分24秒483で総合4番手につけた。

 総合5番手に1分24秒688でカル・クロッチロウ(LCRホンダ)が続き、サテライト勢のトップに。総合6番手に1分24秒866でダニロ・ペトルッチ(プラマック)、総合7番手に1分24秒956でエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)、総合8番手に1分24秒988でホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)、総合9番手に1分24秒988でワイルドカード参戦のミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が続き、上位9台中5台をドゥカティが占めた。チャンピオンシップリーダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は1回目6番手、2回目10番手、2回目に記録した1分25秒039で総合10番手に。

 ヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)が1分25秒042で総合11番手、スコット・レディング(プラマック)が1分25秒140で総合12番手、ポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)は1分25秒221で総合13番手、ジャック・ミラー(マークVDS)が1分25秒321で総合14番手、ティト・ラバット(マークVDS)が1分25秒770で総合15番手。

 総合16番手に1分25秒882でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、総合17番手に1分25秒941でブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)、総合18番手に1分25秒945でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)が続き、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)はフリー走行1回目で赤旗中断の原因となる転倒を喫してしまい、1回目は22番手と最下位発進。2回目も1分26秒130で19番手に終わり、初日総合19番手。

 ステファン・ブラドル(アプリリア)も1回目のセッションで転倒、2回目に記録した1分26秒149で総合20番手。総合21番手に1分26秒469でユージン・ラバティ(アスパー・チーム)、総合22番手に1分26秒491でロリス・バズ(アビンティアレーシング)の順となった。
[オートスポーツweb ]

 19年振り開催のサーキットで、ドゥカティーのセッティングの妙だろう。

日本ハム鍵谷乱れサヨナラ負け、攻撃もチグハグで…

<楽天4-3日本ハム>◇12日◇コボスタ宮城

 日本ハムが、首位ソフトバンクに肉薄する千載一遇のチャンスを逃した。

 2度のビハインドを追い付き、延長に突入。その時点でソフトバンクが敗れ、勝てば2ゲーム差へと詰められていたが、延長11回に6番手の鍵谷が乱れてサヨナラ負けを喫した。

 好機はつくるが一打が出ないチグハグな攻撃に、我慢の投球を続けていた中継ぎ陣もこらえ切れなかった。栗山英樹監督(55)は「時期的に1つ勝つのが難しくなっている」と4時間21分の激闘で敗れ、虚脱感に襲われた。それでも選手を責めずに「まぁ、まぁ…」と試合の分岐点になったミスなどの説明を避け、言葉を濁して戦場を後にした。
(日刊スポーツ)

 あと一打が出ない。

2016年8月12日金曜日

【日本ハム】増井、自己最長タイ7回2失点好投!最速151キロ出た

◆日本ハム0―2西武(11日・札幌ドーム)

 日本ハムの増井浩俊投手(32)が11日の西武戦(札幌D)に先発し、自己最長タイの7回を投げ、5安打2失点(自責0)と好投した。打線の援護に恵まれず先発転向後初黒星を喫したが、118球の熱投で存在感を示した。

 新たな仕事場でしっかりと役割を果たした。守護神から先発に転向して2戦目。5回に2失点こそしたが、他のイニングはゼロに抑えた。「自分がやるべきことはできたかな。昔に比べて楽に投げることを覚えたのでスタミナも問題なかった」。7回までに8三振を奪う力投に、手応えを口にした。

 脱力を意識した、先発仕様のフォームへモデルチェンジした。抑えの時には1イニングで最大限の力を出し切っていたが、先発では「力を抜いて楽に投げること」を意識している。それでも直球の最速は151キロを計測し「あの力感でスピードが出るんだなとビックリしている。新しいものを見つけた」と収穫もつかんだ。

 打線が西武・多和田の前に3安打完封負けを喫し、チームは2カードぶりの負け越しとなった。それでも、「先発・増井」の好投はチームにとって好材料だ。次回は18日のオリックス戦(札幌D)に先発する見込み。「次は勝てるように粘り強く投げたい」。新境地を開拓した右腕が、次は先発での1勝を目指す。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 ピッチングの修正が出来て、また抑えができるだろう。

福原愛らを破ったキム・ソンイとは 北朝鮮の世界50位

 リオデジャネイロ五輪の第6日の10日、卓球女子シングルスの3位決定戦で、世界ランキング50位のキム・ソンイ(北朝鮮)が同8位の福原愛(ANA)を4―1で下し、個人での日本勢初のメダル獲得を阻んだ。キムは3回戦で同6位の石川佳純(全農)にも勝利。「格上」とも思える相手を次々と打ち破った背景には、北朝鮮の抱える特有の国際事情とキムのプレースタイルがある。

 国際卓球連盟(ITTF)の世界ランキングは、ITTFのツアーなど国際試合の結果に応じて決まる。しかし北朝鮮の場合は、他国の選手に比べて国際試合に出場する機会が少なく、ポイントが加算されにくい。そのため、実力がランキングに直接反映していないという背景がある。関係者によると、北朝鮮は自国でトレーニングを積み、力を伸ばす方法を採っているという。

 国際試合の出場が少ないため、対戦する他国の選手にとってはデータが少ない。福原も石川も、キムとはリオ五輪が初めての対戦だった。試合前に石川も「対戦したことがなく、しっかり準備したい」と話していたが、3―4で競り負けた。
(朝日新聞デジタル)

 強さは、報奨金や住宅などの得るものの違いだろう。

西武2―0日本ハム 多和田がプロ初完封、秋山V二塁打 日本ハムわずか3安打

◇パ・リーグ 西武2―0日本ハム(2016年8月11日 札幌D)

 西武が少ない好機を生かして日本ハムを下しカード勝ち越しを決めた。

 5回に敵失を絡めて1死二、三塁とすると秋山の2点二塁打で先制した。投げては先発多和田が初回1死二塁のピンチを切り抜けるとその後は安定した投球で3安打に封じプロ初完封、3勝目を挙げた。

 日本ハムは打線がつながりを欠き零敗を喫した。
(スポニチアネックス)

 増井好投も完封負けか。

斎藤佑樹 イースタン 巨人5―1日本ハム 2軍が12連勝!日本ハム・佑ちゃんを5回KO

◆イースタン 巨人5―1日本ハム(11日・ジャイアンツ)

 巨人2軍の勢いが止まらない。11日、イースタン・リーグ、日本ハム戦(G球場)で5―1で勝利し、7月29日のロッテ戦(G球場)から続く連勝を12に伸ばした。

 この日、相手先発は今季1軍でも9試合に登板している斎藤佑樹。だが、好調な巨人打線は序盤から斎藤を攻めた。2回に先頭・坂口がチーム初安打となる中前安打を放つと、続く大田が左翼線二塁打で無死二、三塁。続く吉川がきっちりと左犠飛を放って先制した。その後も田中貴の右越え適時打などでこの回2点を奪った。5回には重信の左翼線二塁打を足がかりに再び斎藤を攻め、坂口の遊撃への当たりが相手の失策を誘って3点を追加。この回限りで斎藤をマウンドから引きずり下ろした。

 先発の乾は、日本ハム打線を3回まで3四球を与えながら要所で三振を奪って、無失点投球。後を受けた篠原、巽、ウーゴも得点を与えずリードを守った。9回に香月が3連打で1点を失ったが、最少失点で切り抜けて連勝を伸ばした。
(スポーツ報知)

 結果を出せず、1軍昇格もならずか。

 

2016年8月11日木曜日

大谷翔平 日本ハム 新人多和田に完敗「打ちづらかった」

<日本ハム0-2西武>◇11日◇札幌ドーム

 日本ハム大谷翔平投手(22)が、西武のドラフト1位多和田に封じ込まれた。

 「3番DH」で15試合連続で野手としてスタメン出場も、球威十分の新人右腕を相手に4打数無安打。2点を追う最終9回は2死一塁で打席が回ったが、一発が出れば同点の場面で一ゴロに倒れ、最終打者となった。

 四球などもなく連続試合出塁は「25」、連続試合安打も「5」でストップした。プロ初完封勝利を許した多和田について「テンポが良かった。きれいな真っすぐがなくて、みんな打ちづらかったと思う」と、悔しさをにじませていた。
(日刊スポーツ)

 ソフトバンク不調で、日本ハム勝たねば。

 

愛ちゃん完敗…決勝進出ならず 「実力の差」ロンドン五輪女王に手も足も出ず

「リオ五輪・卓球女子シングルス・準決勝」(10日、リオ中央体育館)

 女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク8位の福原愛(27)=ANA=が、ロンドン五輪金メダリストで同5位の李暁霞(中国)と対戦し、0-4とストレート負け。決勝進出はならず、同日夜(日本時間11日朝)に行われる3位決定戦で、日本勢初の個人のメダルを懸けて戦う。

 試合時間は約25分。愛の快進撃は前回女王に阻まれた。福原は第1ゲームを幸先よく先取点を奪ったが、そこから9連続失点。今大会初めてゲームを落とすと、立て続けに4ゲームを奪われた。試合を通じて奪ったポイントは、わずか9点という完敗だ。

 過去10戦1勝で、最後の対戦は3年前。「準決勝とか考えずに、李暁霞選手を相手にどう戦うかだけ考えた」と集中したが、イメージ以上の球に手も足も出なかった。

 「パワー、回転、すべてが今まで戦った時より上回っていた。やるべきことは全部やった自負はあるので、今回は自分のミスでやられたというよりも実力の差だった」

 試合が終わった直後、もう既に頭はリセットされていた。「次の試合があるので、悔しいと感じている時間はない」。悲願のメダル奪取の瞬間を日本中が待ち望んでいる。3位決定戦に期待が高まるが「皆さんメダルとおっしゃるけど、意識せずに目の前の1球1球に集中する」と本人に無駄な気負いはない。

 3歳でラケットを握り、15歳で出場したアテネから4大会連続の五輪。ピンポン球を知り尽くした27歳が、集大成の大舞台で今度こそ大輪の花を咲かせる。
(デイリースポーツ)

 勢いでは勝てないか。
 石川佳純が負けた相手との3位決定戦で勝てるだろうか。

大谷翔平 日本ハム 21日ソフトバンク戦で先発登板へ

 日本ハム大谷翔平投手(22)の先発ローテ復帰への道筋が固まってきた。ブルペンで50球ほどを投げた9日から一夜明けたが、体の状態に問題はなかった。栗山監督は「昨日(9日)の感じを聞くと、バックはしていない。前には向かおうと思っている」と、投手調整を本格的に再開させる意向を示した。

 今後も、日々コンディションを確認しながら慎重に進めることになるが、目標としているのはソフトバンクと激突する21日同戦(札幌ドーム)での復帰。同監督は「これだけ(間隔が)空いたら、段階を踏んでいかないとダメ」と話しており、16日からのオリックス戦(同)で中継ぎ登板を挟むことを模索している。
(日刊スポーツ)

 ソフトバンクは投手・大谷よりも、打者・大谷が嫌だろう。

都議政活費、新年会の会費にも 68人が計1619万円

 東京都議会(定数127)が10日公開した2015年度の政務活動費(政活費)で、都議68人が業界団体などの新年会に計2251回出席し、計約1619万円を「会費」として支出していた。都議会の基準では、飲食を伴う会合でも情報収集が目的なら1回1万円を限度に支出できるが、「選挙目的などと誤解されかねず、公金を使うのは不適切」との批判もある。

 公開された領収書のただし書きに「新年会」「賀詞交歓会」などと記され、新年会と分類できるものについて朝日新聞が集計した。会派別にみると、自民が47人で約1143万円、公明が20人で約457万円、無所属の1人が約19万円をそれぞれ支出している。

 支出額が多い上位3人はいずれも自民で、堀宏道氏が88回出席して約61万円、来代勝彦氏が71回で約57万円、山内晃氏が73回で約56万円。1日に5カ所以上を「はしご」した議員も15人おり、最多は8カ所だった。

 84回で約51万円を支出した自民の高木啓幹事長は、事務所の担当者を通して「取材は受けない」と答えた。
(朝日新聞デジタル)

 本当に支出されているのだろうか。

【体操】内村、大逆転で個人総合連覇!

◆リオデジャネイロ五輪 体操男子個人総合(10日・リオ五輪アリーナ)

 内村航平(27)=コナミスポーツ=が2位に終わり、ロンドン五輪に続く史上4人目の連覇を果たした。

 加藤凌平(22)=コナミスポーツ=は11位だった。

 内村は2種目目のあん馬を終えた時点でトップに浮上。しかしあん馬に続き3種目目のつり輪も演技構成点が低めで15点に届かず、3位に順位を落とした。

 4種目の跳馬で大技「リ・シャオペン」を決めて2位に浮上したが、トップのベルニャエフ(ウクライナ)も譲らすトップを堅持。5種目目の平行棒では着地で大きく一歩動き、ベルニャエフとの差は9・901点に広げられた。

 最終種目の鉄棒で内村はほぼ完璧な演技で着地を決め、15・800の高得点をマーク。最後に演技したベルニャエフは14・800にとどまり、最後の最後で奇跡の逆転金メダルを手にした。

 加藤凌平(22)=コナミスポーツ=は内村と同じ第1班で演技。細かいミスもあり5種目目の平行棒まで7位。最終種目の鉄棒では最初に演技したが、4つめの離れ技「コスミック」で落下してしまった。
(スポーツ報知)

 内村強い。
 東京もいけるだろう。

日本ハム4x―3西武 レアード、3安打3打点!首位と3差

◆日本ハム4x―3西武=延長11回=(10日・札幌ドーム)

 日本ハムのブランドン・レアード内野手(28)が10日の西武戦(札幌D)で3安打3打点と爆発し、チームの今季7度目のサヨナラ勝利に貢献した。これで首位・ソフトバンクとは3ゲーム差となった。

 高々と舞い上がった打球は、左翼手のグラブをかすめ、フェンスに直撃した。2点ビハインドで迎えた5回1死満塁。西武・大石の高めの直球を捉え、同点2点打を放った。「感触はよかった。流れを引き寄せられてよかった」。4回の適時二塁打に続き、2打席連続で貴重な一打を放った。

 延長10回にも左前打を放ち、これで6月26日のオリックス戦(京セラD)以来の猛打賞もマーク。11日の「レアード プレイヤーズスペシャル」の一環で配布される応援グッズを身に着けお立ち台に上がると、スタンドから大歓声を浴びた。

 チームは延長11回2死一、二塁から、田中賢の放った痛烈な打球が一塁手の失策を誘い、サヨナラ勝利を収めた。総力戦を制し、栗山監督は「今日負けたら終わりだと思ってやっている。明日はさらに目一杯いきます」。レアードも「悪い時期もあったけど、今日はすべてがいい感じだった。ここからだね」。猛スパートをかけ、絶対王者の背中を追いかけていく。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 いよいよ3差。

2016年8月10日水曜日

福原愛【卓球】愛、神ってる4強、メダル王手!

◆リオデジャネイロ五輪5日目 卓球女子シングルス ▽準々決勝 福原愛4―0フェン・ティアンウェイ(8日、リオ中央体育館 パビリオン3)

 女子シングルス準々決勝で第6シードの福原愛(27)=ANA=は第2シードで前回銅メダルのフェン・ティアンウェイ(29)=シンガポール=にストレートの完勝。4度目の五輪挑戦で自身初の4強入りを果たした。福原は序盤から得意のバックハンドがさえ、相手を圧倒。登場した3回戦から3戦連続でストレート勝ちする強さを見せつけた。悲願のシングルスのメダルをかけて準決勝で李暁霞(中国)と日本時間10日午後11時以降に対戦する。

「集中できてる」 福原の集中力は試合が終わっても途切れていなかった。第2シードのフェンをストレートで破った直後。報道陣に自身初の4強入りを尋ねられ「特にないです。今は目の前の1試合1試合、1球1球に集中できている」と冷静。会場でこそ笑顔で手を振ったが、ミックスゾーンでは試合と同じテンションのまま。最後まで表情は引き締まったままだった。

 過去3勝14敗の相手を、わずか36分で圧倒した。得意とするバックハンドで左右に揺さぶりをかけ、タイミングをずらす高速のライジングショットで主導権を握った。最後は相手のショットが外れ、前回ロンドン五輪3位決定戦で石川佳純(23)=全農=を破った銅メダリストにストレート勝ち。神懸かったかのような、3戦続けての圧勝に「自分でも4―0で勝てるとは思っていなかった。練習の成果が出せているし、すごくいい試合だった」と自画自賛した。

 ピークを合わせきった。4月の五輪予選の際に発症した咳喘息(せきぜんそく)や体調不良で、直前の2大会はいずれも初戦敗退。思った練習もやりこめなかった。だが、7月から故郷の仙台で気持ちを切り替えると、暑熱対策で奄美大島の宇検村にも行き「毎日32度くらいで湿度も100%に近い」環境の中で昼夜12時間もの練習でキレを取り戻した。「単に調子がいいのではなく、積み上げたものがある」と言い切れる状態を作り上げてきた。

 前日夜(日本時間9日午前)のリ・ミョンスン戦でもカット主戦の相手に「深追いせず、見つけたチャンスは絶対逃さない」と険しい顔で攻めどきを待ち、ストレートでの完勝。会場からの「ジャポン」の声にも勇気づけられ、自信と勢いがついた。

 シングルスでは日本勢初のメダルまであと1勝に迫った。準決勝の相手は前回女王の李暁霞。過去は1勝9敗で、09年に1度勝っただけだが「五輪は何が起きるか分からない。床にボールがつくまで集中していきたい」。揺るぎない自信と勢いを武器に悲願を達成する。(遠藤 洋之)
(スポーツ報知)

 勢いで勝ちたい。