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2016年8月14日日曜日

MotoGP第10戦オーストリアGP予選:イアンノーネが逆転でポールポジション奪取

 MotoGP第10戦オーストリアGP、MotoGPクラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで2日目の予選を行い、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が1分23秒142でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの2日目は午前中のフリー走行3回目、午後のフリー走行4回目、Q1、Q2と全てのセッションがドライコンディションで行なわれた。

 イアンノーネはフリー走行3回目でトップタイムを記録、3回のフリー走行で総合トップでQ2に進出。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたユージン・ラバティ(アスパー・チーム)とカル・クロッチロウ(LCRホンダ)のふたりを加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。

 Q2でまずトップタイムを記録したのはアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)。ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)、イアンノーネがファステストを更新するが、開始8分すぎにドビジオーゾが再びトップに立って1回目のアタックを終了。

 各ライダー、ピットに戻り、ニュータイヤを入れて2回目のアタックが始まると、残り2分を切ったところでロレンソが1分23秒361でリーダーボードのトップに立つ。しかし、ドビジオーゾが最後のアタックで1分23秒298を記録してトップを奪還。これでポールかと思われたが、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が1分23秒289でトップに。

 しかし、その直後にイアンノーネが1分23秒142をたたき出し、逆転でMotoGPクラス通算2回目となるポールポジションを獲得した。2番手に1分23秒289でロッシ、3番手に1分23秒298でドビジオーゾが続き、イタリア人ライダーがフロントロウを独占した。

 ロレンソは最後のアタックでタイム更新ならず、1分23秒361で4番手に。5番手に1分23秒475でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が続いた。マルケスは午前中のフリー走行3回目に3コーナーで転倒。この転倒で左肩を打ち、精密検査のために近郊の病院にヘリコプターで運ばれたが、検査の結果、大きなダメージはなく、フリー走行4回目、Q2を走ったが、ポールポジション争いに絡むことはできなかった。

 6番手に1分23秒584でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が続き、Q1で2番手につけ、Q2に進出したクロッチロウが1分23秒597で7番手にジャンプアップ。8番手に1分23秒777でスコット・レディング(プラマック)、9番手に1分23秒813でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)、10番手に1分23秒822でエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)の順で続いた。

 Q1でトップタイムを記録し、初めてQ2に進出したユージン・ラバティ(アスパー・チーム)は1分24秒218でMotoGPクラスベストグリッドとなる11番手を獲得。ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)は1分24秒263で12番手に終わった。

 以下、Q1のタイム順にダニロ・ペトルッチ(プラマック)が1分24秒123で13番手、ブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)が1分24秒126で14番手、ポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)が1分24秒265で15番手。

 16番手に1分24秒472でヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)、17番手に1分24秒593でミケーレ・ピロ(ドゥカティ)、18番手に1分24秒665でティト・ラバット(マークVDS)、19番手に1分24秒673でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)の順で続き、ジャック・ミラー(マークVDS)はQ1のセッション序盤に転倒を喫し、1分24秒852で20番手に。21番手に1分24秒895でステファン・ブラドル(アプリリア)、22番手に1分25秒192でロリス・バズ(アビンティアレーシング)の順となった。
[オートスポーツweb ]

 ヤマハ対ドゥカティの戦いになりそうか。

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