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2016年11月9日水曜日

米国で注目浴びるダルビッシュの次回契約 6年総額200億円超の可能性も

来季でレンジャーズとの契約が満了となるダルビッシュ
 大リーグ・レンジャーズに所属するダルビッシュ有投手の今後の契約規模が米国内で大きな注目を集めている。2011年のオフに日本ハムからポスティングを経てレンジャーズに移籍した右腕は今季で5年目のシーズンが終了。来季で契約満了を迎える。そんな右腕に関しては今季終了時に同球団のジョン・ダニエルズGMが早々と契約延長交渉に臨む姿勢を見せていたが、米国内では相次いで大型契約となる可能性が報じられている。

 ダルビッシュは渡米1年目で16勝9敗、防御率3.90の好成績をマーク。すると、2年目の13年には13勝9敗、防御率2.83、さらにリーグ最多の277三振を奪い、サイ・ヤング賞投票で2位に入った。14年は3年連続の2桁勝利をマーク。15年シーズンの開幕直前に右肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けて長期間のリハビリを余儀なくされたが、今季途中に復帰すると、7勝5敗、防御率3.41と、復帰1年目としては上々の成績を収めた。

 渡米5年でメジャーを代表する投手となったダルビッシュは他球団からも熱視線を送られる存在。来季FAとなれば、争奪戦に発展するのは必至だ。それだけにレンジャーズが流出阻止のために大型契約を提示するのは当然の流れと言える。今シーズン終了後、地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」が組んだ特集の中で、レンジャーズ番記者を務めるエバン・グラント氏は「私が考えるに6年契約で、最大1億8000万ドル(約188億5000万円)となるだろう」とし、平均年俸で3000万ドル(約31億4000万円)の大台に達すると予想した。
ダルビッシュがFAなら「極端に高騰」
 さらに同記者はその1週間後、その金額を“上方修正”。「6年、2億ドル(約209億4000万円)近くになるだろう」と予想し直した。同記者は球団側が巨額な条件を提示する要因として、新球場建設により収益が増加する可能性があることに言及。また、「もし(ダルビッシュが)FAとなれば、彼と契約するのは難しい。市場は極端に高騰することになるだろう。しかし、今なら先手を打って契約をまとめることができる」と指摘している。

 その後、地元メディア「ダラス・オブザーバー」もダルビッシュがFAとなった場合に2億ドル以上の契約を得る可能性を報じるなど、複数のメディアは相次いで大型契約となることを予想。田中将大が3年前にヤンキースと結んだ契約は7年総額1億5500万ドル(約162億円)で、今後ダルビッシュが結ぶであろう契約はそれを上回り、日本人最高額となる可能性が高まっている。

 今季完全復活への第一歩を刻み、さらなる飛躍が期待される30歳はどこまでその価値を高めるのか。今後の動向から目が離せない。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
 6年で200億はすごいね。

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