WBC公式球からNPB球への再対応が求められるが、吉井投手コーチは「人にもよるけど、彼は“ひねる系”の投手だから大丈夫だと思う」と太鼓判を押した。
「ひねる系」とは投球時に手首を内側にひねるスライダーを得意とする投手のこと。今月の侍ジャパン強化試合で「抜く系」のフォークやカーブを多投する投手が対応に苦しんだ一方、スライダーを得意とする宮西らは本来の力を発揮した。大谷はまだWBC公式球で本格的な投球練習をしておらず、「握った感じは大きい」と不安を口にするが、現役時代に日米で121勝を挙げた吉井コーチは「そんなに神経質になる必要はない」。巨人・菅野も同様にWBC出場が確実ながら、高橋監督からすでに開幕投手に指名されている。栗山監督は開幕投手を「白紙」としているが、シーズン第1戦に間に合わせることもスターの役目だ。
この日、大谷は札幌ドームで「ファンフェスティバル2016」に参加。来季に応援大使を務める町が北海道月形町に決まった。札幌市内から車で約1時間と近く、「月形メロン」などで知られる町で「イメージ通り」と笑顔。WBC後に控える5年目のシーズンへ向けては「やるからには(日本一を)連覇したい」と誓った。調整の難しさを言い訳にするつもりはない。 (柳原 直之)
(スポニチアネックス)
なるほど、ひねる系か。
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