会見後半で飛び出した「ファイターズは若い選手の育成がうまい球団なのに斎藤は育っていない。彼はどうしてダメなのか?」という直球の質問に、「まずはボクが悪いんですね」とおわびを口にした栗山監督。そして、多くの野球ファンが知りたいその原因と現状についてこう続けた。
「もちろん斎藤よりもスピードがあるピッチャーはたくさんいる。それは高校時代も同じだったはずで、でもあれだけの実績を残している。ボクが一番信頼しているのは、勝ち方を知っていること。彼に特別な投手としての能力があることはボクが一番信頼しているし、信じている部分。その中でプロのレベルになった時に、佑樹が自分で思ったような内容の投球ができる時とできない時がある。その(できる)確率を高めていかないといけない。そのためには一軍で数を投げていかなければならない。そこがなかなかこの2年間ぐらいは整っていない」
その課題を克服するために必要なのは時間のようだ。指揮官は「こっちは本当に何とかしないといけないと思っているので、もうちょっとだけ時間をください。絶対に何とかしますので待っていてください。2日ぐらい前に本人とも話をしましたし、本人も絶対に何とかしないといけないと感じているので来年、頑張ります」と斎藤再生を諦めない思いを語った。
今季も0勝1敗、防御率4・56と日本一に貢献できなかった斎藤にとって、プロ7年目となる来季はいよいよ待ったなしの背水シーズンとなりそうだ。
(東スポ)
来季の再生を見られるか、それとも、結果が出せず戦力外か。
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