履正社(近畿)が来年のドラフト1位候補・安田尚憲内野手(2年)の一発を含む2安打4打点の活躍で初優勝を飾った。早実(東京)は同ドラフト1位候補の清宮幸太郎内野手(2年)が、高校通算76号となる先制アーチを含む2安打2打点をマークしたが逆転負け。
清宮と安田を担当する阪神・畑山統括スカウト補佐は、神宮のネット裏から視察し「2人とも大したもの。ここで対戦できたのは、今後の成長にもつながるんじゃないかな」と目を細めた。
周囲にライバルと目される強打者がいないだけに「清宮は技術的に成長している。ボールの待ち方、間合い、打つべくして打っている。安田は清宮に触発されたと思う。気持ちが前面に出ていた。形を意識することも大切だけど、ここぞの場面では気持ちで打つということを覚えてほしい」と評価する。
2人の比較については「安田は松井秀喜のイメージ。長嶋さんとの練習で形を作ったように、しっかりとした形で打つパワーヒッター。清宮はメジャーリーグが好きなせいか、メジャーの打者みたい。日本でああいう打ち方をする選手はなかなかいない」と語った。
(デイリースポーツ)
来年のドラフトが楽しみ。
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