選考過程では、今季限りで現役を引退した黒田(広島)や投打の「二刀流」で活躍した大谷(日本ハム)、2年連続でトリプルスリー(打率3割・30本塁打・30盗塁)を達成した山田(ヤクルト)らの名前も挙がった。特に黒田、大谷については栗山監督とのダブル受賞や特別賞を与える案も出たが、賞の権威を守るには受賞者は1人であるべきだとの意見でまとまったという。
王座長は「大谷君はずぬけているが、そうした選手の力を引き出した栗山監督の手腕は本当に立派。賞にふさわしいのは栗山監督だという結論だった」と語った。【神保忠弘】
◇正力賞選考委員
王貞治(座長)、杉下茂、中西太、山本浩二、門田隆将(作家)
◇さらなる大胆采配を予告
栗山監督は東京都内のホテルで記者会見し、「野球界にとって大切な賞。僕ではなく、球団全員で頂いたと捉えている。本当にありがたい」と喜びを語った。選考にあたり王座長が、大谷を「1番・投手」で起用するなど固定観念にとらわれない発想を高く評価したと聞き、「翔平(大谷)の1年目、王さんに『大変だけど頑張りなさい』と背中を押していただいた。それが今でも励みになっている」と感謝。来季に向けて「同じ形では絶対に優勝できない。今年以上に大きな手を打っていこうと思う」と、さらなる大胆な采配を予告した。
(毎日新聞)
間違っているだろう。
大谷の活躍で日本一だろう。
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