【野球賭博問題 巨人幹部に聞く】
――球団のヒアリングでは笠原、松本竜は賭博に関して否認していた。
森田清司球団法務部長 笠原は野球賭博はやっていなかった、というようなことを我々に言っていました。その時点では松本は不明だったんですが、その後さまざまな調査をするうちに松本の名前が浮上して、調査委員会の調査で松本もやっていたということが分かったと。松本選手に対しては本日、謹慎を申し渡しました。
――球団のヒアリングの仕方や調査の仕方が甘くて問題あるのでは。
森田部長 そのような批判が出てくるのは当然だろうと考えています。
――中間報告ではバカラ賭博の問題も出てきた。明らかに犯罪。警察への告発や届け出の検討はしているのか。
森田部長 警察に相談していることは事実ですが、相談の内容等については差し控えさせていただきたい。
――飲食店経営者B氏は巨人の元選手ではという情報もある。
森田部長 調査委で調査中のことなので、その内容については差し控える。
――3人以外で増える可能性は。
森田部長 大鶴委員長が記者会見で、そういう事実は見受けられないと。球団でも当該選手の携帯電話を任意提出させて独自にいろんな調査を行ったが、大鶴先生の認識と同じと考えていただければ。
――ドラフト前日にドラフト1位で入った22歳の賭博関与が発覚した。
久保博球団社長 野球関係者、あるいはスポーツ関係者に深くおわびしたい。球団を挙げて再発防止に向けた検討をしている。選手の前でも申し上げたのですが、プロ野球の選手というのは高い倫理観が求められる。いろんな誘惑と戦うこともプロ野球選手の責任の一つだと思う。
――経営側の責任はどう考えているか?
久保社長 もちろん球団としての責任、経営責任というのも感じております。コミッショナーの下す処分、それを待って我々も考えたい。もちろん管理・監督責任も含めまして検討したいと考えております。
(スポニチアネックス)
高い倫理観で行動するしかないだろう。
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