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2015年10月22日木曜日

斎藤佑樹 日本ハム プロ6年目は先発で―課題は「長いイニングを投げること」

今季は中継ぎも経験、プロ6年目にかける思い「先発の思いは強い」
 日本ハムの斎藤佑樹投手が、先発として来季の完全復活をかける。
 今季は12試合登板で1勝3敗、防御率5・74。不本意な数字が並ぶが、シーズン途中には中継ぎも経験。フォークをカウント球から使う投球で活路を見い出した。プロ6年目となる来季。27歳右腕は先発投手で輝きを取り戻す覚悟を示した。

「先発の思いは強いです。後半戦も先発でいい形で投げることができた。(新たに覚える球種などは)特に考えていない。いい意味で、何も変えないこと。後半はその意識でやっていく中で精錬されていく感じがあったので」

 課題も分かっている。1試合のイニング数を増やすことだ。今季は初勝利を挙げた9月16日のロッテ戦(QVCマリン)、同25日のオリックス戦(京セラドーム)での6イニングが最長だった。目指すは先発完投型だ。
課題に取り組む27歳「もう1イニング多く投げたい」
「もう1イニング多く投げたい。今年は5、6回で終わっていたので。最低でも7回まで投げるようにしないと、中継ぎの負担も軽減されないと思う」

 ロッテとのCSファーストステージ敗退後は若手主体の宮崎フェニックスリーグに参加。18日の阪神戦(日向)で先発し、4回9安打4失点と結果は残せなかったが、課題を持って取り組んでいる。

「(来年に)長いイニングを投げることを意識したい。打線の2周り目はいけるけど、3、4周り目となると厳しい。フォークだけを使っていても、捕まることもあるので、配球パターンも考えたい。例えば、真っすぐだけでどれだけいけるか、とか。それを試していきたいと思います」

 CSファーストステージを突破していれば、ソフトバンクとのCSファイナル第1戦で先発予定だった。チームの期待は大きい。斎藤佑樹が大きくなった姿で、2016年に挑む。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

 結果を残せないと、1軍昇格も難しい。

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