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2015年10月5日月曜日

投手イチロー、これが最後=注目された18球―米大リーグ

 【フィラデルフィア時事】マーリンズのイチロー外野手が4日、フィリーズ戦の八回にメジャー15年目で初登板。
 大リーグ公式サイトが「イチローにできないことなんてある? 」「2935安打を打った男にしては悪くない投球」と称賛するなど注目を集めた。
 ジェニングス監督によると「投手起用」を思いついたのは1カ月半ほど前。オリックス時代の1996年に球宴で登板した映像を見たことがきっかけで、「状況次第で登板があると、イチローに伝えていた」。
 シーズン最終戦、4点差をつけられた最後の守備で、その機会は訪れた。「投げたい」というイチローの意思表示に対し、同監督は二つ返事でゴーサインを出した。
 イチローが意識したのは制球とリズム。「ストライクが入らないと不細工だし、四球が続けば次の投手を用意する必要が出てしまう。あとはテンポ良く投げようと。守っていて、嫌なテンポってあるので」。打者5人に対し、スリーボールは1度。二塁打2本を浴びたが、短い間合いでスライダーなども織り交ぜ、最少失点で切り抜けた。
 気温が低く、肩をつくっていなかったこともあり、全力投球はしなかったという。場内の球速表示は最速89マイル(143キロ)で、「90マイル(約145キロ)に届かなかったことはショック」と悔しそう。それでもリベンジ登板に関しては「2度目は、もういらないです」。この日の18球が、最初で最後となりそうだ。
(時事通信)

 イチローはすごい。
 イチローの希望を叶え、ファンサービスに徹している監督も粋だ。

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