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2015年10月4日日曜日

中国スパイ容疑 拘束邦人、中国軍事施設周辺を「大量」撮影か

 中国で「スパイ活動」の疑いで拘束されている愛知県の50歳代の男性が今年5月、浙江省温州市平陽県沖の南キ列島にある軍事施設周辺で大量の写真を撮影していたことが分かった。

 施設は約300キロ離れた沖縄県・尖閣諸島の周辺海域を所管しているとされ、中国当局が日本人の行動に極度に神経をとがらせている実態が浮かび上がった。

 地元当局者によると、男性は中国人とみられる通訳を連れ、記念撮影のレベルを超えた「大量」の写真を撮影していたことから、拘束されたという。

 同列島はリゾート地で海外客も上陸が可能だが、島の一角には日本の自衛隊、海上保安庁の活動を監視するレーダー施設などがあるとみられ、施設周辺は立ち入りが厳しく制限されている。中国軍幹部は国内メディアに対し、「戦略的意義のある数か所の島嶼(とうしょ)の一つ」として、同列島に軍事基地があることを認めている。
(読売新聞)

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